2008-06-11

the finite 煮物 work

これまでの経緯:12, 34, 567, 8, 9

前回で雑炊になってしまって だんだんと煮物からズレてきております。
今回でまたメジャー煮物ロードに軌道修正する…… わけもなく、もう煮物じゃないものにまで変形させてしまいます。

――始まりあるものにはすべて、終わりがある。
アンリミテッド煮物ワークス、最終回。


the Xrd, 6/06-07


なぜ軌道修正しないのかというと、米を入れたあとの回復がむずかしいからなのです。
だってどんどん水吸って、まずく食べづらくなっていくのだもの。
米粒が小さいから回収もむずかしいし。溶けるし。
全体に均質になって食べても飽きるし。
あと、そろそろ鍋洗いたい(切実)

米に入った水気をうまく抜ければ、さいごまでおいしく食べられましょう。
そう思って、前のときはフライパンで炒めてみたけど、けっきょく、
中途半端にべちょっとしてあとは焦げた「トマト煎餅」的なものが生産されただけでした。

しかし もっと高温で調理すれば水がうまく飛ぶかもだし、短時間で済ませれば焦げることもないでしょう。
水を抜くのがテーマの煮物って間違ってる気もしますが、これはもう実験を兼ねてやるしかありません。揚げるのです。

さて煮物を揚げるなんて初めての体験です。
とりあえずお玉で適当にとって揚げ油に放り込んでみたら、バラバラに分解してしまいました。
何かつなぎが要るようなので、卵と小麦粉をこれまた適当に入れてまぜまぜ。


当時の様子を物語る記録写真。
悲惨な光景をリアルに伝えている。


これを揚げてみました。
ひとかたまりの生地(もはや雑炊ではない)を小さくすれば、うまく水が飛んでくれます。


唐揚げを誤認させることができるかもしれない完成品。


元の味が弱いので、レモン汁とか醤油とか豆板醤とか辛子とかいろいろつけて食べてみました。
けっこうおいしい。サクサクにできるとうれしい。そして腹にたまる。わりと幸せです。


――ひと月もの長きに渡って
冷蔵庫に君臨した煮物の、
堂々たる幕であった。



ご愛読ありがとうございました。やみ先生の次回作にご期待下さい。

2 個のコメント。書きます?:

SAS said...

いいなぁこういう趣味。
うちはキッチン周り狭すぎて無理だわ・・・

やみ said...

あの台所はー うん、きびしい。
揚げ物とか狭いといろいろ面倒だしなー