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イキナリ☆工事現場!

なんとも頭悪そうなタイトルですね。 いえ、別に脳に虫とかわいたってわけじゃあないんですよ。 ほ、ほんとだよ? というわけでタイトルどおり。 何某なる工事現場です。 ご近所さんはどこだかすぐにわかるでしょな。 すでになんとなく作業が進んでおります。盛り土とかして基礎を作っているところかな。 始まってから一週間も経ってないぐらいだったっけ。 仮に「1日目」と呼ぶことにします。昼頃です。 2日目の昼過ぎです。土のところに木の枠がしてあります。 これだけでずいぶんすっきりした印象ですな。 後ろにいるのはコンクリートミキサー者。 ……スタンド使いか何かでしょうか。最近ATOKの変換がおかしいのです。 ミキサー車と、あとホース出してる車(なまえ知らない。ミキサー車と直結してるっぽい。生コンを上に持ち上げてホースから出すと想像)です。 つまり木の枠が出来上がったことでコンクリを流し込む準備ができたのですね。 「枠ができれば流し込める」 コンクリって意外にお気軽な仕様? 3日目の昼前です。なんと、もうコンクリが固まっている! コンクリってよく猫の足跡がついてたりして、「ペンキ塗りたて!」的危険を伴うものだと思ってたのですがねぇ。 やっぱりやみの想像よりもかなりお気軽な仕様だったみたいです。 ちょっと飛んで、8日目の昼過ぎです。 コンクリの上に木枠をつくって、中に鉄の骨組みをしています。 # コンクリコンクリ書いてたらクリコンのことを思い出してしまったよ。 ちなみに撮影自体は毎日しています。大した動きがないところをカットしてるだけ。 そんなわけで14日目朝。 例の骨組みにはコンクリを流し込むんだろーなーとは思っていましたが、こんな風になるとはねぇ。 コンクリ流し込み準備も完了な感じですが、その横のパワーショベルがなんだか打ち棄てられた雰囲気で哀愁をそそります。いい味出してる。 次の次の日、16日目ひるすぎ。骨組みが壁になりました。 8-10畳マンション・RC造り、ってところでしょうか。 鉄の骨組みって、考えてみたら当然だけど、ぜんぶコンクリで埋めちゃうわけじゃないんだね。てっぺんの方がちょっとだけ裸のままで残されてる。 パイプとか板とかそんなものが集まってきてますが、これは何になるんだろう。純粋な建材としてはちょっと強度とかで違う気がする。 # おぢちゃんかっこいい 21日目おやつど

YAMIの世界 ―さらば友よ―

相棒へのメモリアルです。 自転車がお亡くなりになりました。珍しく携帯からでも読めそうな予感。 リアハブの内装ギアが死んだ(一応まだ「死にかけ」だけど)のです。 死んだ というのは、走行中 不定期に駆動力がタイヤにまったく伝わらなくなるのです。この症状はほんの一瞬だけでそのあとはすぐにまたギア咬むんだけど、その一瞬がヤバい。 漕いでた足からいきなり力が抜けて「がくん」とくる。チェーンが外れたときの感じ。予期できないから毎回転びそうになるし、履いてたサンダル脱げたりします。これはそのうち絶対事故る。 ……内装ギアには分解修理って思想がなくて、もし修理するとしたら後輪ごとギアユニット全取っ替えしかないんだけど、数年前からその代替部品が生産終了のお知らせ。こんな状況なので、今回はさすがに修理不能です(自転車屋さんのお墨付き)。 6年半。 欠かさず乗り続けたこの時間の重みは半端ないです。 きょうまでで少なく見積もっても1万キロは走ってます。 パンク修理延べ数十か所、虫ゴム交換無数、タイヤ交換4回、電球交換5回+、ライトユニット交換1回、スタンド交換2回、その他調整整備無数。 リアハブは数年前からガタガタだったけど、それでも騙し騙し乗ってました。 ペダルも、内部の軸がずれてまともに回らなくなったので、一度交換しています。 雨ざらしになっていたせいか、ハンドルのグリップは2年目にして溶けはじめベトベトぐにゃぐにゃ。4年目にもなると耐えきれずビニールテープを巻いて対処していました。 ダイナモからライトに伸びるリード線は何度か切れています。切れかけていたときは前輪に衝撃を与えて直していました。昔のテレビみたい。 荷台を取り付けたのは大学に入ってからです。こいつに重たい荷物(たとえば米袋)を乗せると、びっくりするほど不安定になります(20kg以上は即転倒レベル)。二人乗りってのは後席のひとの重心制御がないと成り立たないんだなぁと妙に感心した覚えがあります。 ワイヤーのカゴは何度となく対物前面衝突と転倒を経験した結果、ブラケットのボルト付近から破断しかけ、慌てて針金でぐるぐる巻きにして補強。 ひどい対処療法…… 前述のとおり雨ざらしで、3年目以降は腐食が激しかったです。ブレーキワイヤの端なんぞサビで膨れあがっていました。冬の深夜にコンビニ行こうとしたら、ワイヤの中の水分が凍結してたらしく

加速器 ~興奮を加速するもの~

Accelerator -A device that keeps us on the move- もう一週間まえの話だけど、KEKの一般公開がありました。 KEKというのは高エネルギー加速器研究機構というやつ。高エネ研。大穂のちょっと先にある。 名前のまんま加速器が置いてあります。これがロマンなのです。 加速器ってとりあえず名前がかっこいい。「加速装ォ置ィィィ!!」 粒子加速器の略で、ようはモノを加速するマシンです。物理学の大型実験装置だね。 加速器ってなにを加速しますか? キン肉マン消しゴムを加速します。加速したキン消しはなんとちゃんと字が消せるのだ! うそです!!! ほんとは電子とか陽電子とか陽子とか、そのてのモノを加速します。 つまり電気を持った粒子に力を加えて高速に持ってくんで、それには電磁石を使います。 超高真空のパイプに電磁石のコイルがついてて、電子のビームを際限なく加速ッ! パイプの全長は数キロとか数十キロとかで、ほとんどのは円形。 つまり、超伝導磁石が数メートルおきに並ぶという恐ろしいトンネルが地下にキロ単位の半径でもってぐるりと鎮座しているわけです。 浪漫 (*´▽`) 派 これがコアになってるとこですたぶん。 銅色のとこが超伝導コイルで、電気を流すと磁石になる。 7000アンペアとかいう恐ろしい電流を流すらしい。 そんなすげぇのを実際に稼働させてたとこの動画。 左がわ1mくらいのとこに超伝導磁石があるよ。 板はただのアルミ。なので直接は磁石につかない。 ゆっくり倒れてるのは磁石にくっついてるんじゃなく、磁界がつくる渦電流のせい。 さっきのを組み込んだ実際の加速器がこんなふう。 展示用のセットとかじゃなく実物です。 ここは曲がってない。たぶん円形加速器の手前にある線形加速器。 大学の共同溝もこんな感じだったなぁと。 中に自転車置いてあったし。 この中をこう歩かせてもらえます。 「昨日、デパートで加速器買っちゃったのよー」 『あっら! 加速器なんてどうして買ったの!?』 「セールだったの!」 『本当に! それはラッキーねえー』 Monty Python's Flying Circus より。 さて、なにが楽しくて電子の加速なんぞするのか。 もちろん目的はあります。 加速器で作るスピードはもうヤバい。光速の99.99999999%とか平気で出す

金沢よいとこ一度はおいで

べつに回し者でもなんでもないけど、やみは金沢が好きです。 横浜市金沢区じゃなくて、石川県庁所在地の方の金沢です。 まあ写真撮ってきたんでてきとーに眺めてくださいな。 (このエントリは、例によって写真をはりはりしつつ、見た人びとをなんとなく金沢に行ってみたいような気にさせるという、いわば布教プロジェクトであります) 金沢までは電車です。 駅とかを撮っとくのがセオリーなのかもだけど、実はあまり時間がなかったので まず目当ての兼六園へ。 わたしが思う金沢:城下町というか、街全体が城。 金沢城と兼六園の間にバス停があります。 さすがの観光都市で、バス路線が整備されてるのは楽でよろしい。 道路の真ん中が赤茶けてるのは、融雪装置の水に含まれる酸化鉄の影響(ようはサビだ)。 この坂を登ります。 土産物屋がいくらかあるけど、京都ほど多くはないのでそんなに嫌じゃない。 なんとなくどこを撮ってもそれなりに絵になる気がするのは気のせいだろうか…… ところで、撮ってきた写真がどれも傾いていたのはどういうことだろう(坂の多い街に慣れてないから?)。 現像のとき傾き補正しまくったせいで画像サイズがバラバラです。 無料開放日! というかここに金を払って入った記憶がない。 きっぷのいいはなしです。 坂の延長っぽいかんじでいつのまにか中入ってました。 なんとかという池となんとかという灯籠となんとかという橋。 なぜか「野菜サラダ」という言葉が頭から離れません。 熊谷市の桜堤はいちおうわりと有名です。 でもこの桜はそれとは関係ないです。たぶん。 なぜって、兼六園に熊谷の桜が植えられてたりしたら、他に取り柄のない熊谷はそのことを黙ってるはずがないからです。 徽軫灯籠(ことじとうろう)。とりあえず定番の景色だから。 しかし観光客が多くて撮るの大変だった。 英語訳みたら "Kotojitoro Lantern"。ランタンかよ…… 庭園と言えば灯籠だけど、それにしたって石川県の灯籠率は異常。 「地震のとき取るべきとされる行動」に ガスの元栓、ドアを開放、机の下に隠れる、灯籠のそばから離れる、とあるくらい。 ちょっと前の地震でも「崩れた灯籠の下じきになって怪我」というひとが何人かいたし。 池から川。この先は噴水だけど、池の水位だけを使って水を持ち上げてるらしい。 うめぼし。いいかおりでした。