2009-01-08

レポートのようなもの

きょう料理中に気付いてしまったこと。
料理レシピってそれっぽく書き換えると生物実験の手順書になるのです。
びっくり。


煮物レシピ ~「ちょーかんたんだよ」ver.~


ざいりょ。

  • 大根:まるごと一本
  • 肉:600g(なんの肉でもいい。挽肉でつくるとおいしい)
  • ほんだし:スティック一本
  • 片栗粉
  • 塩、砂糖、酒


つくりかた(これ料理じゃねえって指摘は無視の方向で)。

  1. でかい鍋に水をわーっと入れて火にかける。
  2. 大根から葉っぱを切り落とす。 → 適当に細切れにして鍋に放りこむ。
  3. 大根の皮をむく。 → 適当に細切れにして鍋に放りこむ。
  4. 大根本体を輪切りにする。 → 隠し庖丁して鍋に放りこむ。
  5. 砂糖入れて塩入れてだし入れる。量は味見と相談。アクでてきたら適当に引く。
  6. 肉入れる。アクでてきたら適当に引く。
  7. しばらく煮る(この間に洗い物が片付く)。
  8. 片栗粉 水に溶いて入れる。あと酒も入れる。




煮物レシピ ~「可食有機物水溶液の調製法」ver.~


手順:

    1. ビーカー (5l) に6割程度までDW(蒸溜水)を入れ、ガスバーナーで加熱する。
    1. ダイコン Raphanus sativus(肥大根と胚軸、茎がすべて揃っているもの1つ)から、茎を切断する。切断には両刃カミソリとピンセットを用いる(以下同じ)。
    2. 切断した茎を数センチの大きさに切断し、1. のDWに入れる。
    1. 茎を切断したダイコンの肥大根および胚軸表層を、カミソリを用いて0.5mm程度の深さまで除去する。
    2. 除去した表層は数センチの大きさに切断し、1. のDWに入れる。
    1. ダイコンの残りの部分を、1.5cm程度の厚さで輪切りにする。
    2. 輪切りにしたダイコンの上面および下面に十字型の切れ込みを数mmの深さでつけ、1. のDWに入れる。
    3. ビーカー内の溶液を沸騰させ、その状態で5分程度加熱を続ける。
    1. スクロース0.5g程度を加え溶液を攪拌し、さらに1分間加熱する。
    2. 塩化ナトリウム10g程度と塩化マグネシウム0.3gを加え溶液を攪拌し、さらに1分間加熱する。
    3. 有機物調味料(イノシン酸、L-グルタミン酸ナトリウムなどを主成分とする顆粒状のもの)4.0gを溶液に加え溶液を攪拌し、さらに5分間加熱する。
    1. ブタ Sus scrofa domesticus の肉 0.6kgを、数回に分けて分散させながら溶液に加える。
    2. (加熱中の溶液に生じた不純物濃度の高い部分は、薬匙や濾紙を用いて溶液から除く)
    1. 10分程度なにもせず加熱を続ける。
    1. 乾燥デンプン粉(ジャガイモ Solanum tuberosum のもの、50cm3程度)を等量のDWに懸濁し、直ちに加熱溶液に加え攪拌する。
    2. エタノール(含塩化ナトリウム)を10ml加え、加熱を止め静置する。得られた溶液(固形物を含む)が目的生成物である。





ようは、料理と実験ってやっぱ似てるよ!
(やみが料理すると妙に実験的になるけど、この場合はそういういみではなくて)
だから、料理気分で適当操作して滅菌環境を破壊しちゃったとしても、別に悪いことじゃないのです! すごく自然な心の動きなのです!


# 内なる声「それで、レポートは終わりましたか?」

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