2010-03-18

いつのまにかOperaが最強ブラウザになってた件

※たまには偏見だらけのエントリ建てたっていいと思うんだよね。
あでもFirefox好きなひとは、この先読まない方がいいかもしれない。



Webブラウザ(注・インターネットを見るソフト。空を飛ばないものだけを指す)の良さってどこで判断する? デフォルトのIEで十分? 見た目? Firefox神?

  • 動作速度
  • 表示の正確さ(標準準拠)
  • 使いやすさ・見た目・カスタマイズ性


の三点で前々からOpera最強説を唱えてはばからないやみ(注・人間。空を飛ばないものだけを指す)だけど、このほどInternet Explorer 9.0 開発版のリリースにあわせて公開されたIE9宣伝ページが、なぜかOpera最強を裏付けてしまっている事態。興奮してみたりする。





まず宣伝ページのこの画像。






数字が小さいほどJavascriptの動作が高速。つまりGmailとかGoogle Mapsとか系いまどきのサイトがサクサク動く。

結果はなんとOperaの最新10.50正式版が最速。
速い速いと言われているChromeですら2位に泣く。
FirefoxはIE9にも抜かれてる有様で、もはやただの「遅いブラウザ」状態。


Google謹製のV8 Benchmark Suite v5のスコアも、

Chrome 1404
Opera 1142
Firefox 198

と勝負にならないキツネさんです。
(非力なモバイルノートでの結果)


Opera最強やん!






つぎ、宣伝ページのCSS3 Selectors Test




IE9は完全合格。



OperaとかFirefoxとか、ほとんどのモダンブラウザは完全合格 (From the 43 selectors 43 have passed) だった。そこにIEが9.0になってようやく追い付いてきたっつう感触。

ちなみにSelectorTestのスコアが低いブラウザだと、新しいサイトではデザインが狂って表示されることになるよ。IE8以前で見ると微妙な表示になるサイトはまだ多いはずだ。

差が付かないね!






つぎ、Acid3テスト。有名な標準準拠テストね。
http://acid3.acidtests.org/ にあるやつで、開くとアニメーションしながらボックスに色が付いてく。



IE6でためした結果。破壊的。





Acid3@IE9.0 (dev.)



上の写真のとおり、宣伝ページによれば開発中のIE9は現時点でスコア55/100らしい。
けっ。そんなんFirefoxなら1年半前の成績だし、じっさいたいしたことないわ。
# 完成したIE9が満点だったら感動する


他のブラウザはといえば、
Chromeはスコア100/100で満点。今年1月のアップデートで右上のバツ印が消えて完璧になりました。
Firefoxはいま94/100で、実用上は問題ないけど遅れてる。

IEはやっぱりいらない子!



Operaはといえば、もちろん完璧に満点。



Googleのテストでも、標準準拠はOperaが最強だって。


まあIEは7.0になってもまだ時代遅れのAcid2テストで悲惨な結果を出してたクチなので、IE9.0がAcid3で55/100というのは褒められるところかもしれない。実際、さいきんのIEはけっこうがんばってると思う。

や、単にこれまでの所行が酷すぎたってだけなんだけど。
# 不良がたまに良いことすると必要以上に褒められる理論




これはIE7のAcid2結果。
にぎやかで楽しそうなブラウザです。お大事に。






そんなわけで、IE9の宣伝がなぜかOperaの強さを語っているって状況です。他社広告でこれはけっこうな信憑性じゃ。

じぶん使ってる感触だと

  • 動作速度:Chromeが強い。Operaは次点。Firefoxはメモリ食いすぎ。
  • 表示の正確さ(標準準拠):Opera最強
  • 使いやすさ・見た目・カスタマイズ性:Opera最強。Chromeうんこ。


Chromeはとにかく高速性を追求するコンセプトなので、低機能なのはある意味仕方ない。でも普段使いはできないな。
「速度を犠牲にするあらゆる機能追加は行わない」なんて声明を出したぐらいで、スキン機能だってずいぶん長いこと搭載されなかった。
# OpenTypeフォントを選択できない時点でやみの選択肢からは外れます。


使いやすさは個人の好みも入るので一概には言えないけど、OperaはFirefoxみたいにアドオン大量投入の必要がない。はじめからずいぶん高機能。
たとえば画面を右クリック → ドラッグで進んだり戻ったりできるマウスジェスチャーが神だよ。これは一度体験してみるべき。


IEはね…… もうね…… Web制作側としては迷惑でしかない。滅びよ。
※SleipnirとかLunascapeも表示のコアはIEと同じです。





まとめ!


Internet Explorer

ダメダメです。9.0でも微妙な標準準拠。ActiveXとかでOSとくっつきすぎゆえセキュリティ面もかなり不安。どうしても好きなら10.0以降に期待。

用途:Windows UpdateほかMicrosoftのサイト専用。

Firefox

人気の理由がわからない。さして速いわけでもないし、独自の機能もない。デフォルトでもメモリ使いすぎな上、アドオン入れるとさらに重くなる。いろいろ中途半端。

用途:でもなんだかんだでサブに使っちゃう。

Opera

いちばんアツい。表示関連はWeb開発にも使えるほどの高機能ぶりで、かゆいところによく手が届く。速度面も申し分なし。デフォルト状態でスピードダイアルやら音声制御やら独自機能満載で、私のような変態さんにぴったりです。

……バージョンアップのたびに見た目変えるのやめてほしい。これのせいで新規ユーザーを逃してると思う。

用途:バリバリのメインブラウザ。Web開発とデバッグ用にも、CSS/Javascriptのエラーまで教えてくれる。

Google Chrome

速い。やたら速い。速いけど、ただそれだけ。
用途:やたら重いサイト用。あとは実験専用。

Safari

Mac OSのデフォルトブラウザ。テキストエンジンが独自仕様らしく、やみの変態環境では文字化けで使い物になりませんでした。ゆえにレビューできない。

用途:文字化け写真撮影用。



クワズ嫌いはよくないよ、ぜひいちど使ってみようOpera10.50! 慣れればこれほど使いやすいブラウザもない!


6 個のコメント。書きます?:

m-ogawa said...

いやむしろchrome常用でしょ。
extension入れたら一切不便がない。最近の更新でWebページの翻訳もデフォルトでついたよ。

とは思うけどOperaって確かメーラと一体になってんだっけ。それは便利そう。Operaに拡張機能が付いてSDKが無料配布されて色んなWebサービスと親和性が高くなれば最強だろうね。

Chromeはなんだかんだで結構リソースを食う。タブ1つずつが独立したプロセスだからかね。

やみ said...

OpenTypeフォント使えないとか、Chromeは表示がどうにも美しくないなと。あと

>なんだかんだで結構リソースを食う。
これがでかい。物理メモリ1GBぽっちのモバイラーには常用厳しいぜ。

キャッシュディレクトリをユーザが選べないくせに数GB確保してくるとかも嫌じゃ。シンボリックリンクというものを覚える機会にはなったけどw

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Operaのメーラーはつかったことないなー。RSSリーダーも付いてるけど、ブラウザ付きの機能っつうとどうも信用できなくて。ちょっと試してみるか。

拡張機能はウィジェットの名前で利用可能。SDKもあるっぽい。
http://widgets.opera.com/

kyun said...

焔狐ユーザー
便利なアドオンを見つけたときのテンションあがり具合はヤバい。
素人使いの分には重さも気にならないし。

Anonymous said...

最新Flash認識しないのがなぁ。
古いのなら認識するのかもしれないけど、脆弱になってしまう。
カスタマイズしないと使えないし、要らない機能ばっかりデフォルトで有効になってて重たいし、その辺が古参向きで初心者にもうちょっと優しい作りになったら使えるのに。

やみ said...

ブラウザというのは、何を使うにせよ必ずカスタマイズして使うものなので、「カスタマイズしないと使えない」という点ではどれも同じだと考えております。

多くの機能があってカスタマイズの幅が広いことは、もちろん最初のうちは使いづらく感じることもあるかもしれませんが、長期的に見れば確実にプラスです。

なんにせよ、かつてのブラウザ戦争のころから考えれば、質の高いブラウザが多数選択肢にあがる現状は非常に恵まれていますね。

Anonymous said...

>「カスタマイズしないと使えない」
これはOperaのメリット否定になってるのでは…
カスタマイズ性について上で書かれているChromeやFirefoxと比べてデフォルトで使えるって所が優位性だった訳で。
カスタマイズしたら記事で書かれているFirefoxのデメリットもChromeのデメリットも消えてしまってむしろOperaのデメリットが目立ってしまうなあと感じました。