2010-06-04

Yamiぱんまん! 新しい眼よ!

ズーム100倍! やみぱんまん!

カメラ新調したのよ! これ性能ヤバイしC/Pヤバイ!
こんどの機械は富士フイルムのFinePix HS10だ!

目玉機能は

  • 裏面照射CMOS
  • 光学30倍手動ズーム
  • 5軸手ぶれ補正
  • フルHD動画
  • ハイスピードムービー (1000fps)

もう機能てんこ盛りの全部入りカメラだよね。
あ、FujifilmっていうとスーパーハニカムEXRの暗所耐性に期待なわけだが、
残念ながらこの機種の撮像素子はふつうのCMOSです。




どんなかーめらっ

こんなかーめらっ




外観
とりあえずこんな見た目。




背面
うらがわ。がめんでかっ。
画面サイズってちょっとのことで使いやすいのね!
でももっと解像度ほしい。MFに23万画素は不足よ!




はいはーい。
リンパくん以上に機能美をおし進めたようなデザインでーす。
持ちくらべてみると前機種には女性的な印象すら。。。




ズームリング、フォーカスリング
ズームリングとフォーカスリング




コンデジには激レアな手動ズーム機、これ買うときの決め手になりました。
フォーカスリングもついてMFの使いやすさが段違い!


フォーカスリングの機構は一眼みたいなメカニカルなMFってわけじゃなく、リングの回転にレンズ内部の電動フォーカスが追従する仕組みっぽい。なので回し心地はスコスコ。
でもOlympusの一部機種とかで顕著だった「リング回転に対するフォーカス駆動の遅れ」が感じられないので、その点使用感は良好。

……まあ液晶画面上でMFは(画面中央拡大してくれるとはいえ)限界があるわけだが、それでも夜の超望遠でAFが合焦しないとき、とても心強いのです。




焦点距離表示
展開したズームレンズには焦点距離の刻印が……




4.2-126mm(換算24-720mm)広角超望遠30倍ズームレンズ。
スペック眺めてるだけで萌えられるすうじ。いいなあ。

同じ範囲一本でカバーするレンズを一眼用に作るのはたぶん不可能。
もし店に売ってても100万円くらいにはなるんじゃね。
それも鉄アレイみたいな重さの巨大砲門だろうな。
この携帯性で720mmもマクロ1cmも撮れるってのはすげえことだ。リアルになんでも撮れるって思えるもの。




グネグネ液晶
グネグネ液晶。このクラスでの搭載率は半分ちょい。




小型三脚+星空とか無理な体勢で撮るやみにはうれしい機能です。




ボタン類
ここはよくあるかんじ。




いつもの十字キー。
ムービー録画ボタンがシャッターとは別に用意されてるってのは珍しいのかも。
でも録画前のフォーカス調整がしづらくてあんま好きになれない。




ここが使いやすい
これ! これがいいの!!




このカエルの目玉っぽいボタンたち。
ISOとかホワイトバランスとかAM/MF切り換えとか
ちょいちょいいじりたくなる設定を、
メニュー開かねえですぐ切り換え! る!
すげえ! 使い! やすい!




モードダイヤルは傾斜配置
傾斜配置なモードダイヤル。地味に気が利いてる。
手前のはシャッター速度とか変えるダイヤル。




パノラマ撮影モードを使えば、例の「建物のパターンが段差した写真」を撮れます。




ふじのん
FUJINON LENSって誰がつけた名前だよ。



やみさんがつけたのみたいにネーミングセンス微妙だよフジノン!

や、やみは新しいカメラに名前付けようと思ったのですよ。

Olympus → リンパくん

みたいな、自治体系ゆるキャラっぽい名前なら

Fujifilm → ふじのん

だよね。「ちょっと浅上藤乃に引っかけたのかな?」疑惑を呼んじゃうあたりすてきだし。
……と思ってレンズみたらすでに名前使われてた! 負けた! ってな具合。

名前はなぁ。どうしよう。

Fuji
→ 一富士二鷹三茄子
→ 初夢
→ はつめ

初夢ミル /はつめ・みる/ なんてどう?




東芝の白い悪魔
白 芝 ! ( ど ー ん)




ワンピースばりな登場シーンをキめてくれたこの白芝、
「東芝の白い悪魔」と呼ばれ恐れられる高速SDカードを装填。

こいつは、クラス6で売られてるくせして、
SanDiskのExtremeIII(クラス10)にタメ張るっつう、
ちょっとイカレたSDHCだ。
まさしくRAW撮りer用アイテムだな。




Fujiの市場戦略が見えてくる一台

この市場、実際のところかなりニッチ。
コンデジで記念写真とか撮るひとには重すぎでかすぎ。
一眼+三脚で風景とか花火撮るひとから見ればオモチャ扱い。

店の売り場も説明に困ってるかんじ。「高性能機」だとか「高倍率モデル」だとか呼び方が一定しない。
売り場分けてあれば良い方で、コンデジ売り場の端のあたり、所在なさげに置いてあることも多い。
iiasのノジマだとワゴンセール状態。あそこはまあカメラ品揃えないけど。





Olympusとしての位置づけは「高倍率モデル」ってかんじらしい。
リンパくんの型番は「SP-560uz」で、uzはultra zoomの意味だ。
焦点距離1.7倍化するコンバージョンレンズなんてのも売ってる。画質は微妙。
とりあえずカタログスペックに倍率高く出てれば売れるだろってかんじ。
Olympusはコンデジでも7倍ズームくらいの機種がわりとあるので、そんな方針なんだと思われる。





一方のFujifilm、このての高倍率コンデジを「ネオ一眼」と呼んでいる。
これはやばい。かなり挑戦的なネーミング。ネオの片眼、つまりマトリックス主人公の眼球って意味らしい。うそ。




30倍ズームレンズ
レンズって撮ってると光りかたが面白くて飽きない。



レンズにφ58mmと書いてあるのが見えるんだけど、これが気になった。
調べてみたら、一眼の58mmレンズ用のフィルターとかフードが使えるらしい。

リンパくんではできなかったことです!!!
偏光フィルタが使えれば虹だってもっとくっきり撮れたはず!!!!




プロテクターを付けてみたところ
そんなわけでMCプロテクターをつけてみる。




これはいいものだ!




これが
これが




こうなる
こうなる!




さて高倍率コンデジなる市場はニッチである。
なぜならメーカーが市場を広げようとしない。
派手にプロモーションされてるのは軽量薄型のコンパクト機か、重厚な一眼レフ。

やみがリンパくん買ったときも、「こんなの(一眼ぽいコンパクト)あるんだ!」
って見つけてびっくりした覚えがあります。
でも、しっかり宣伝して知名度上げてけば、決して売れない商品じゃないと思う。

なぜメーカーは高倍コンを売ろうとしないのか。
きっと、売れては困るからだ。
少なくても、一眼より売れてしまっては困る。





思うに、このクラスの商品にはもともと、「コンパクト機のユーザーに一眼を買わせるための布石」としての役割が求められているのではないか。
「コンデジの買い換えはコンデジ」っていうふうになりがちで一眼が売れないから、
コンデジと一眼の間に微妙な立ち位置の商品をつくって、
一眼までのハードルを下げていこうっていう戦略なんだと思う。

そうすると、メーカーはたぶん「高倍率コンデジ」という商品を「あえて不満足な機種に仕上げる」ことになるはずだ。
高倍コンなんかで満足されちゃ困る。存分に不満足を感じていただいて「次の買い換えこそはきっと一眼に」ってことにしてもらいたい。

そんなわけで、このクラスの機種はけっきょく「一眼を真似したっぽい皮を被ったコンデジ」ってしょっぱいところに落ちつく。
でそれだけじゃ売れないから高倍率ズームつけて売り出しやすくする。逆に言えば高倍率取ればコンデジとおなじ
値段もコンデジ+諭吉一匹ぐらいで済むかんじ(生産数少なめと思われるので、メーカーとしては利益の薄い商品になりがちと予想)。


※や、もちろんメカニカルシャッター実装とか、レンズがでかい分画質で有利とか、そういう違いはあるにせよ、
売り場で訴求力あるコピーつうとやっぱ「望遠○○倍!」じゃない? 買ってほしい相手はコンデジユーザーなわけだし。





でもこの機種はなんだか毛色が違う。
高倍コンデジを一眼から(マイナス方向に)差別化するはずが、この機種ではなぜか積極的に一眼を真似ている。

未確認情報スマソだけど、このボディはNikonのOEMらしい。
一眼の特権だった手動ズームとフォーカスリング。
Nikon D300なんかが想起されるカエルの目玉たち。
一眼用アクセサリのレンズフードとか偏光フィルターが使える。
「覗き込むと自動でLCD → EVF切り替わり」とかも一眼側の機能だし。

極めつけは他社の「高倍率コンパクト」に対する「ネオ一眼」の呼称。
この名前はつまり、一眼に喧嘩売るって意味だろう。挑戦的だ。
他社の方針は「コンデジに高倍率つけて売る」
Fujiの戦略は「一眼の撮像素子を小さくして高倍率を達成する」
Fujiの神をも恐れぬ所行、タブー破っちゃった感じだね。

なぜこんなことができるのかって考えてみたら、いまFujiは自分では一眼を売ってないんだな。
一眼でNikonとか上位のシェアを切り崩すのはむずかしいし、そもそも成長してる市場じゃないみたい。
ミラーレスへの移行、マイクロ一眼の攻勢、レンズ交換できるコンデジの登場。
一眼市場にはチャンスがないと踏んだのかもしれんな。
とにかく自分とこの一眼と食い合う心配のないFujiは、安心してネオ一眼を売り出すことができたのでした。





で、売れてるのかって話。

いまのところ、この戦略はうまく行ってるように見える。
微妙な不満足感にあえいでいたユーザーをまとめてかっさらっていったのかしら。
人気が出づらい高倍率機のくせして、kakaku.com売れ筋ランキング4位達成。
なによりこの性能で発売ひと月半前なのに3.5万円。
3.5万て。発売1年後型落ちなら妥当かなって値段だよそれ。

発売直後から性能とC/Pが話題を呼んで品薄、高止まり。
その後「撮影画像が壊れる」とか不具合がいろいろ見つかって、kakaku.comでネガキャン展開。
当初価格より1万円以上値崩れしたころに不具合修正が入り、ようやく下げ止まる。
やみはここが底とばかりに狙い澄まして購入。
直後から品薄状態再発、最安店舗で品切れが続出し、値を戻す。

そんなかんじだったみたい。


Fujiの成功を見て他社も追従してくるのかな。選択肢が増えるのはいいことです。
一眼市場はいま「ふつうの一眼」「マイクロ一眼」「ミラーレス機」で少ない客の奪い合いをしてるかんじだけど、小型一眼は新規ユーザーの開拓も多少できてるみたいだし(カメラ女子? とか)、ちょっとおもしろい市場動向です。

以上、うるさい話おわり。




これがさいごの付属品



ストラップは封も切られずに
同梱の付属品ではゆいいつ梱包を解かれてすらもいない子。

哀 愁 Ai-Xu




メーカーの名前でっかく入ったストラップとか!
気に食わん!
代わりがないかといろいろ探した!
ストール使って自作する方法とかあるんだね!
でも気に入ったのってなかなかないんね!
さいご見つけたのがこれっ!




ストラップもつけてみた
じつはけっこう高かった。
「青デニム生地のベルトに茶色の皮ボタン」てのと迷いました。




さいきんはPEN E-P1とかってマイクロ一眼持ち歩く女の子増えてるおかげで、
いろいろおもしろいストラップが出てるね。
ほんと、選択肢が多いってのはいいことです。




新しいカメラで最初に撮るものといえばもちろん……

もちろん撮るものといえばッ! NHK技研ッ!
……じゃなく、いままで使ってたカメラですね。




外観
リンパくんをしっかり撮ったのははじめてな気がしますね。
いま見ると女性的でころころしたデザインだなぁ。
とても持ちやすいのですよ。1/6秒だって半分弱は止まるんだから!




レンズ 広角端位置
Olympus ED Lens, 4.8-86.4mm(換算27-486mm)
これは広角端位置。




背面
うらがわ。マニュアルRAW撮り、ISO200、絞り解放、1/13秒。
やみ feat.リンパくん、いつものメニューです。




シャッター近辺
このシャッターボタンはFujiのより好きです。
「カチッ」じゃなくて「ぐぎゅ!」って絞り込むかんじのタッチ。
この方が押し込む瞬間の手ぶれがしないとおもうし、何より押してて楽しい。

ぐぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
↑だんまく




レンズキャップ
いつも使ってたレンズキャップ。剥げてる。
電源入ってると装着できないのが難点。





ストロボ
ほとんど使わなかったストロボ。
中もとってもきれい。




思い出深きxDピクチャカード
思い出深きxDピクチャカード。
銀塩風効果もかっこよくていいな。

xD TypeHはラインナップ中最速だけど、それでもやっぱり遅い。
Jpegなら問題ないんだけど、RAW撮らerにはキビシいものがありました。




広角端位置
広角端位置。これがズームするとぐんぐん伸びて




望遠端位置
こうなる! たまに前ぶつかってズームエラー吐いてた。




電源off字
電源OFF位置。
レンズキャップが付けられるのはこの状態。




同心円
3万5千枚有余をみつめ続けてきた11群14枚の同心円。




さあ並べてみよう!

一台ずつだとそうでもないけれど、
二台並べてみたときの違いは歴然ですぞ。



二台並べ
どうでしょうこの大きさの違い。




Fujiさんの方は重さもスケールも一眼(D90あたり?)標準レンズキットと同じくらいです。
電器屋に行って実機を触ってきたときも、まず高倍率コンデジっつうより一眼ライクなスケールと操作性にびびりました。
すげえ! Fujiやっちゃったよ!
ってかんじ。そこにシビれて憧れました。


操作性っていえば、カエルの目玉は優秀だと思う。
電器屋で実機を触って5分でマニュアル撮りとかRAW設定の操作まで全部把握できたんだもの。
Fujiよおまえはやればできる子だったんじゃないか!




ななめ
斜めから。




これだとレンズ口径の差が分かりやすいかしら。
Olympusには径の表示がなかったけど、たぶん37mmくらいです。
ふじのんは58mmだから、150%くらいになったわけか。
面積でいえば7/4倍。そりゃあ画質も勝つるって。




上から。サイズの違いがはっきりと。
上から。携帯カメラの画質を補うためにかなりキツく補正かけてます。
光学系の太さが段違いですね。リンパくんかわゆい。




でもレンズ径で考えると携帯カメラの画質つうかC/Pはすごいよね。
このCyberShotケータイだってレンズ直径2mmくらいじゃないか?

そういえば携帯カメラのレンズのシェア一位はふじのんらしいですよ。意外ねぇ。




次回予告

せっかく新しいカメラにしたってことで、機能とか画質の検証をちょっとしてみます。
あ、厳密なレビューとか見たいひとはほかのサイト見る方がよいです。
萌えごみはごみっぽい検証で感覚的な結論を出すサイトです。

たぶん。






あでぃーばっ!





♪ぴんぽんぱんぽ~ん

ジェクト少尉から、ブログを見てくれているよい子のみんなに、お知らせだ。
内容はズバリ、「やみの新しいカメラ・名前募集!」
思いついたらそのハシからコメント欄に遠慮容赦無く応募してほしい。
採用されたひとは記事に名前が載るぞ! まったく嬉しくないがな!

……私の目にはあのストラップがとても旨そうでな。心の中ではカフェオレキャラメルと呼んでいるのだが。


文責:ジェクト, P.(陸戦ユニット所属、階級:少尉)
[EOF]

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