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9月, 2010の投稿を表示しています

【水出し】アイスコーヒーの簡単な淹れ方【待つだけ】

夏に帰った実家でやってた方法。 簡単! 水出し! 氷水不要! 失敗しない! 濃さの調整不要! 一度にいっぱいできる! なんだ最強じゃないか。 これだけ用意すべし。 コーヒー豆:おこのみ てきとうな容器:アテーナの閉店セールで400円だったコーヒービーカー 生ごみを入れるネット:編み目ちゃんて名前どうなの 編み目ちゃんを袋から出しますよー。 だしました。 容器につっこみましょう。深さは適当。 なかに直で豆入れます。 分量はふつうにホットコーヒー入れるときと同じぐらい。 1杯200mlとかんがえて、このビーカーが1.0リットルだから5杯分の豆かな。 豆の粉が編み目からちょいちょい外に出るけどキニシナイ! そしてこのネットはしばる用のヒモまで装備されてる。すげー。 親切にもしばれと書いてあります。 なのでしばります。 ちょうちょ結びにしましょう。 ウィンザーノットでも許す。できるかは知らん。 ……正直な話、結ばなくてもいいと思いますよ。 フタとビーカーの隙間に挟んじゃえば…… まあなんてわかりやすい! ようは麦茶パックのコーヒー版を作ろうってわけですよ。 このまま上から水をいっぱいに入れちゃいます。 ふつうに汲みたて水道水でだいじょぶ。 どこまでも麦茶ライクに。 直後。 待ってると この「○○の天然水」的見た目のお水が スゴい勢いでコーヒーになってくるの。 これわりと見所だと思います。すてきな色がわりなん。 30秒。 1分。よいグラデーションです。 1分半。なんか紅茶っぽい。 このまま冷蔵庫に突っ込みましょう。で数時間待ちます。 麦茶エミュレーター on コーヒーなので 作り方は麦茶に準じるのです。待ってりゃいいのです。らくー。 「そうしましたら数時間冷蔵庫に置いたものがこちらに……」 どこかの3分間でできるクッキソグふうな詐欺ね。 抽出時間、これはもう好みで決めてください。 豆との相性もあると思うし。 実家は4時間とか言っていたが、一晩ぐらい入れといてもいい気もする。 まあさすがに長すぎるとエグいというか渋いというか

【萌えごみ自由研究】「舌は先っぽが甘さを強く感じる」は本当か? ~後篇~

さて実験を続けようか、とそのまえに 前回 のあらすじ! 味覚分布ってほんとなのか確かめてみるよ。 紙にいろんな液ひたしてベロの上に置くんだよ。 甘いのは先っぽの方で感じてるみたいよ。 赤い場所 が、甘味を強く感じたところ。 あれだけ作業したのが三行でせつめいできてしまった。 まいっか。作業と三行って似てるしな。しかたない。 いつかサッカリンが手に入ったら甘味再実験してみたいです。 ちなみに砂糖 1.0 g/ml 液の味は 「ガムシロには負けるけど、ジュースのレベルはとっくに逸脱してる甘さ」 でした。 塩味 「シオミ」と読むようだ。なんだかデスノートで殺されそうな名前だね。 塩味って生理的にはNa + を感じてるらしいぞ。 つまりナトリウム性の物質ならなんでもしょっぱいのだ。へええ。 なわけで こちらがナトリウム源、つまり ソーダソース! うおおなんてバカっぽいんだ! 英語が何でもカッコイイと思ってる中学生にこんどこっそり教えてやろう! ナトリウム源といっても金属ナトリウムそのまま食うわけにはいかんですよ。 アレ直に食ったら口の中で爆発するし爛れるしで、とても素敵ことになるのです。 私はおにいさんではないので爆発なんてごめんだ!! 水に溶かしたら若干濁った液に。溶けきってないのか? 水10に対して塩化ナトリウムは3.6g弱溶ける。 ギリギリ溶かすのは大変なので3.0gにした。 *注意点* 「アジシオ」「ナントカ岩塩」じゃなくただの「塩」を選ぶこと。 アジシオは塩の粒に味の素くっつけたやつだ。 塩味+うま味の混ざりものだ。 この実験的には許されない混ざりものだ。 もじニガリ(炭酸マグネシウムとか)も入ってない 純粋な塩化ナトリウムが手に入るなら、 そっちを使ってください。 ※にがり単体なら売ってるのにね。豆腐作るのにつかうやつ。 実験は砂糖と同じことを塩でするだけ。 とくに書くこともないのでさくさく行っちゃう。結果~ スポット 0.3 g/ml 0.1 g/ml 0.03 g/ml 0.01 g/ml 先(甘) ◎ ◎ ◎ ○ 側前左(塩) × × - - 側前右(塩) × × - -

【萌えごみ自由研究】「舌は先っぽが甘さを強く感じる」は本当か? ~前篇~

舌に関して、こんな話を聞いたことはないだろうか。 「舌の先っぽは甘さを感じる」 「奥の方は苦味を感じる」 「苦い薬でも苦味ポイントよりずっと奥に押し込めば苦くない!」 ご存じ 舌の味覚分布 というお話。図にすると (絶望してる先生の画みたいになってしまった) こんなふうになっているやつ。 ふーんなるほど。納得納得。 ってなるか!? これを見て、ちょっと待てい、と思わないか!? だって、甘酸っぱいリンゴを食ったとき 舌先と舌横でべつべつの味に分解された、 って経験は ない ぞ! ないはずだ! グレープフルーツをかじったとき 酸味と甘味と苦味がべつべつに知覚された、 なんて聞いたことが ない ! あとこの図からはうま味ってやつがのけ者にされてる! 基本5味のうちの1つが 完全に忘れられてる この図が、 はたして正しいと言えるのか!? ……、 | 味覚分布 嘘    |  [ 検索 ] ポチッ ……。 検索結果をひとことで言うと、 賛否両論。 『味覚分布の地図。スマンありゃウソだった』 ウソと断言しているサイトや、 『実は、舌の部位によって感じる味が違うのです』 味蕾の構造図のとなりに味覚分布図を堂々と載せてるサイト。 どっちが正しいんだYO! 結論:自分で試してみるしかない これはもう試すしかない。萌えごみ的に。 自分で実験したことのないひとが 余所からの知識を鵜呑みにして書くのが悪いのだ。 水掛け論に私が終止符を打ってやる! DIYが信条のエセ生物屋やみである。 そうと決まれば実験計画なんてすぐだもんね! ○○味の液(濃いめ)を用意する。 舌に液をつける。○○味がわかるかどうかを判定。 味がわかったら液に水いれて薄める。また舌につける。 薄めては味判定~の流れを繰り返す。 どんどん薄くしてって、わかんなくなった濃さが 限界 。 部位×味のパターン別に敏感さを集計。 こんな感じのを想定しながらちょろっと予備実験しまして ↓ 必要そうなもの集めてみた 若干ヤバそうなものも含まれています。 ハッカ油ってマズいよね。 まずは味の液をつくります(道の駅みたいです) 甘味を例にとって実験の流れを