2011-02-26

こんな霧絶対おかしいよ

記憶にあたらしい昨夜早朝のこと、
天久保+春日一帯(確認してるだけでも)を大規模な濃霧が覆いました。
それがもう



遠くに行くほど空気がゼリー
半年前



とか



P5091966 濃霧
二年前



を軽々越えてくるレベル。
つうわけで、この最大級の霧に
やみ最新鋭の装備を以ての記録を
臨んだというわけなのです。




二年前にもあった、ような……

濃霧って不思議だよね。空気が変な匂いするの。
あれなに? しかも匂い毎回違うしさ。



レーザーが見える霧
ISO640, f/10, 25秒, 80mm (×1.5)



これ、プレゼンとかによく使ういちばん暗い赤レーザー (650nm, classII) なんだけど、
いまこの空気はそいつのビームの軌跡が見えちゃうぐらいの分厚い霧なんです。



ルビー色ライン
ISO640, f/10, 20秒, 56mm (×1.5)



ちょっと良い絵ですが、いまの問題はレーザーじゃなくて霧。
ふつうあり得ない。一言でいって異常な濃さ。
ちなみに普段の夜だと、
これの8倍見やすくて50倍出力のある(都合人間の目には400倍明るく見える)
緑レーザー532nm(販売規制品)なら、
いまの写真と同じぐらいにビーム見えるかなってところ。




それはとっても白いなって

雪もそうだけど、霧のときって空気が音を吸うみたいね。
吸音材に囲まれちゃってる状態ってわけでやたらに静か。



ねっとりしずか
ISO200, f/10, 5秒, 29mm (×1.5)



まあ雪と違って空気がねっとり臭うんですけどね。

ところで上の写真は皆さんご存じ百香亭でございます。
道1本はさむだけでもう背景に建物が潜っちゃうという、これはそんな空気の層でして。
そのせいで真夜中なのにどこ見ても暗くない。




皇帝色
ISO200, f/10, 1秒, 200mm (×1.5)



霧に阻まれた光は遠くまでは届かず、そこら辺をボワっと照らすことになるます。
こういうグリーン看板なんかだと、看板周囲をみんなまとめて



緑の舞台
ISO200, f/10, 1.5秒, 90mm (×1.5)



ハイエロファントな景色に変化させてしまうのです。
こんなとこでフラッシュ焚くと目の前真っ白写真ができますよ!




もう何も暗くない



イッツァ非日常
ISO400, f/5, 1秒, 18mm (×1.5)



イッツァ非日常!
ピッツァトマト色!

夜道が暗くないっていうのは
道の向こうがまったく見通せないってことでして
実際目の当たりにするとこれが

わりとこわい。

見えない向こうからいきなり魔女が出てきて食われるんじゃ……
みたいな話じゃなく、
現実的な(車に轢かれるとかそういう)意味で。



スーパーナチュラル!
ISO200, f/5, 2秒, 34mm (×1.5)



めっちゃ幻想ねっ Phantasie!

この交差点、深夜になると道を照らす明かりが
ほとんど全部信号だけになるので、
タイミングに合わせて空気の色がガラっと変化するんですよ!



交差点異世界

ISO200, f/5, 2.5秒, 18mm (×1.5)



これはTwitter先行公開の品。
赤信号がビームになって見えるという
冗談みたいに分厚い空気なのです。
ナイフで切って分けられそうです。トマト味。
どこかの両儀さんなら確実に殺せるよこの空間。

絵的にはゲルを強烈に照らしたときとよく似てるなー
とか思ったけど、よく考えたら
もしかしなくても霧ってエアロゾルじゃんね。
分散系としては同じようなもんですね。




分離帯も、白線も、あるんだよ

次いでびびったのはこれです。



フォグランプじゃないの?
ISO200, f/10, 1/5秒, 56mm (×1.5)



ふつうのヘッドライトですらビーム状になってしまうという驚きびっくりステート。
でもって霧でビームが拡散されちゃうせいで
交差点の向こうからこっちまでの数mですら
まともに届かないという有様。

え? 霧なのにフォグランプじゃないの?
ヘッドライトじゃ目の前真っ白になって逆に危険なんじゃね?
まあ白いのはどこも同じですか……



数歩先が見えない
ISO200, f/10, 5秒, 170mm (×1.5)



車がいないときに同じところを見てみると、
十数m先の白線が 空 気 に 溶 け ち ゃ っ て 見 え な い
ラインの奥の中央分離帯とかもう存在すら危ういレベル。

恐ろしいのは、こんな視界条件なのに
まったくスピード落とさずに交差点突っ込んでくるトラック。
青信号だからって酔っぱらい大学生がフラフラしてないとも限らんのに……
最近のトラック運ちゃんて計器飛行の訓練でも受けてるんですかね。ぱねぇな



演出過剰
ISO200, f/5.6, 8秒, 200mm (×1.5)



200m向こうの青信号はこんなに見えます。
信号のポールもカサも、
上を通ってるはずの陸橋も、
ここからではまったく視認できないけれど、
青ランプだけは空中に浮かんだようで、
空気を緑に照らしております。


こうみると、自分の周囲50mが世界から切り離されてる感じするのよ。
RogueとかのRPGみたく、周り数マスの外は何が起きてるかぜんぜんわかんないの。

真っ白霧です。あなたはグルーに食べられそうです。

植え込みが溶けちゃった場所で世界が終わってるって言われてもけっこう信じられる。
これがFateだったらやみさんメドゥーサに溶かされてまるごと吸われてる。ああこの甘ったるい匂いはそういう……




補正なんて、あるわけない

「補正はなかった(キリッ」
はいはいトーンカーブトーンカーブ。



某照明効果フィルタみたくなってる
ISO200, f/10, 6秒, 200mm (×1.5)



周囲の信号の具合で背景の色がガラっとかわるんね。
ここまでくると幻想っつかほかのなにかです? でもなんだろう。
お化けよりはサスペンスとか猟奇的な犯罪の匂いですか。



凄惨気体∝液体
ISO200, f/10, 6秒, 200mm (×1.5)



たまにはどぎつい絵を出してもいいよね。こればっかだと飽きるけどね。

もしお暇でしたら、ちょっとリンク先に飛んで1024などといった大きめの表示をご覧になっていただくと、こうして現実世界を浸蝕し塗り潰す私やみなる固有結界のイメージもお伝えできゲフッ




こんなムーディー絶対ミストサウナだよ

というわけで動画のお時間なのです。







ヘッドライトの前で水滴がカーテンみたく揺らめいてるのです。
SD画質だと見づらいかも。







植え込みから漏れる光がいいかんじなんです!
あとアスファルトの湿り具合ね! しっとり!
え? 3DMark06っぽい? そういうこといわない!







ちょっとだけ長編よー。HD画質にして全画面表示推奨っ

この時間帯はトラックばっかね。
実物は光のすじ一本いっぽんが立体感もって迫るのでさらに感動ものですけど、
この動画はそこらへん差し引いてもけっこううまく撮れたぜと自負しております。
テールの引く赤もかっこいいよね。




本当の色味と向き合えますか?

これもちょっと先行公開したやつ。
このポール↓は真上に歩行者信号があって、
そいつの色の影響を写真がモロに受けるのです。



グリーン・グリーン・グリーン
ISO200, f/5.3, 13秒, 95mm (×1.5)



↑青信号 / 赤信号↓



オレンジ・オレンジァー・オレンジスト
ISO200, f/5.3, 13秒, 95mm (×1.5)



今回お気に入りの2枚です!



濃霧って、ほんとバカ

みたいにきれい
なのでした!



2 個のコメント。書きます?:

びよ said...

うわあいいなあムーディお家でいい子にしてるんじゃなかった損したなー(・ω・`)

変なにおいがしたのは、霧の街ロンドンの霧が実はスモッグで結構嫌なにおいがするのの軽度なやつだったのでは。つくばって空気悪いのかなあ。

やみ said...

深夜の空気はたいして悪くないとおもうし、なにより熱帯植物園みたいに甘ったるい匂いのするスモッグとかあるんかっていう。

そしてきみのコメントはどういうわけだかスパム認定されてました(๑→ܫ←๑)