2012-08-13

はじめてコミケにいってみたよ

「日本人として一度くらいは体験しておかねば」
という至極どーでもいい理由、あるいは
ただの野次馬根性と好奇心だけで、
2日目の有明まで行ってきたのです。

べつだん、何を買うとかいう目的もなく。


え、あ、楽しかったですよ。

さすがに人多かったけど、
でも思ったほどじゃなかったし。
携帯はつながらないけど、人口密度は花火大会ほどじゃなかったかな。
(昼すぎてたからかも。朝は違うのかな?)

客層も「いかにもオタクっぽい」ひとばっかりかと思ってたら、案外普通でした。
リュック率でいうと、秋葉の電気街口出たとこよりも低いぐらい。


そういえば!
自分が歩いてる、その進路の目の前を横切る人がいるんですよ!
なぜか企業ブースの周辺でだけ!
でもってリュック率もそこらへんだけ高かったの!
なんかあるんでしょうかね!
関係ないけどTYPE-MOONブースが度を超して巨大でしたよ!



買ってきたもの

使いにくい効果音集Vol.1 蒟蒻


戦利品(一覧)
この、内容もさることながら、



戦利品内容物(一覧)
200円という安さが魅力!



iTunesに曲名出てくるとびびるんだけど
ちなみに売り文句は
「コンニャクで扇風機止めちゃってますよー!」
「これは使いづらい!!」
「初心者はまずコンニャクから!」
「ハクサイもありますよー!」

ここまで言われたらもう買うしかないじゃんよ、というアレ。



で、いまコンニャク聴きながらこれ書いてます。
「Track.43: 犬にコンニャクを投げつける」が良い感じです。

コンニャク汁身体に付いちゃった(であろう)犬が
水気を振り払うのにプルプルする音とか入ってるんだぜ。
そのうち萌えごみの動画で使うかもしんない。



みどころ(コンニャク以外)

ほかに買おうか迷ったのは、
まどマギ本(カイジ絵)、
東方本(ジョジョ絵)、
Fate本(ゆっくり)。


おもしろかったのは電子工作関係のサークルですね。
痛基板を自作しよう! とか、
セガサターンのコントローラーをWiiで使うぜ! とか、
デジタルノギスの測定値に補正かけてPCに取り込むぞ!(うろ覚え)とか。


あとコスプレ広場すげーですね。
東方コスとまどマギコスの間にカオナシがいたりした。
1本のエスカレーターに霊夢が3人ぐらい乗ってて何事かと。
喫煙所でふつーにタバコ吸ってる時オカリンクが本日ハイライトとなりました。


まとめると、
一度見に行っておいて損はないところ。
ただし得もない。






(追記)
コスプレは撮りませんでした。というかカメラ自体持っていきませんでした。重いんだもん。
他の人の真似して露出高いコスプレとか追い回しても人後に落ちるだけだかんね。
写真の命は独自性というか着眼点、これに尽きる。

2012-08-08

トラックボールM570をベアリング化改造! (Trackball M570 bearing hack)


【トラックボールをご存じない方へ】
トラックボール・トラボというのは、
マウスと同じ役割の機械です。偉大な入力機器です。



Step0: まずはこちらの動画をご覧下さい。できればフルスクリーンのHDで。




おわかりいただけただろうか。
要約すると、

ベアリング式は
トラックボールの最高峰なのです!


  • 濡れた手でさわれるのはベアリング式だけ
  • ポテチ食べた手でさわれるのが圧倒的にベアリング式
  • 放置して乾ききったボールのままで使えるのもベアリング式



Step1: まずは完成品を観察

これがその、


目玉の子
「数万円プレミアがつく」ベアリング式です。
目玉っぽい。かわいい。

そして、



ベアリングさん
ボールをどけた下には支持用ベアリングが……!



この目玉の子の機構を再現することにいたします。計測により、

  • 目玉の子のベアリングは外径が6mmでした。
  • 内径とシャフトの間にはけっこう隙間があります。
  • そしてシャフト(= 内側の軸)径が2mm。

同じ材料を買ってきて組み上げれば
ぼくでもベアリング式が再現できるはず!




Step2: お買い物

完成品を参考に同じ材料を買いましょうね。


ベアリング
ベアリングはどこに売ってるのっと。

決まってます。サイズ各種お取り揃え、東急ハンズです。
これは内径3mm・外径6mmのボールベアリング。



タミヤシャフト
こちらはタミヤのステンレスシャフト。

外径2mm×長さ10mmが10本入り。
近所の模型屋で100円ちょいでした。すげーお得。



グルーガンとホットメルト
あと、前からほしかったグルーガンもゲット。
ホットボンド3本付きです!



ホットボンドというのはホットメルトとも言いまして、
暖めるとローソクみたいに溶けてくっつく、という簡易式接着剤です。
失敗しても接着面を溶かせばやり直せるのが良いところ。

工作の準備ってワクワクしますね!
図工の成績は「がんばりましょう」でしたけどね!




ベアリングって最高にかっこいい
ボールがみえるキラキラ(*´∀`)




Step3: 支持球式のトラボを入手・分解

改造対象(今回の犠牲者V )の登場です。



にゅるっとしたM570
でんっ。



(分解中は書くことがないので、トラボの解説を入れます)

購入10ヶ月目のトラックボール、M570という機種です。
5ボタン×長寿命の無線式、Logicoolのニュースタンダード。

やみはこの機種の先々代からのファンでした。
M570はその最新型。
クオリティは既に「これを買わずしてどれを買う」のレベルです。
本気でオススメできる「はじめて買うトラボ」に仕上がっています。




ヘックスドライバーで分解
分解にはヘックスドライバーが必要です。星形のやつね。
底面にネジ1本、隠しネジ3本、だったかな。
保証がなくなるので注意。



そんなM570、やみも買ってからずっと快適に使っていたのだけれど、
このところボールの動きが渋い。とくに動き出しがカタい。

支持球のアルミナセラミックスが削れるのでしょうか?
いずれにせよこのあたりが小球点支持の限界という感じです。
M570のボールが軽い小玉なので、これが余計に目立っている様子。



かなりスッキリとした基板
上フタを開けると基板が露出します。
画面中央にあるのがカップと基板をつなぐフラットケーブル。



「支持球タイプの限界」ということであれば、
これはもうベアリングで克服するしかないですね!



カップ分離
フラットケーブルを引き抜くときは、まっすぐ慎重に。
このカップ自体は筐体に載せられているだけです。
ロジの伝統 *分解しやすい造り* すてき!



おお、かつてこれほど実用的な改造ネタがあっただろうか……!
快挙、これは快挙です!



光学センサーは外しておきましょう
光学センサーも簡単に分離できます。
外しておきましょう。
分解パートはここで完了!



萌えごみはじまって以来の快挙に向かって歩んでいるのだ――!




Step4: 支持球の除去


ここから先、失敗の可能性があります。
当然 後戻りもできません。



ドリルをスタートさせたらもう後戻りはできません
このドリルをスタートさせれば、もう後戻りはできません。



写真のドリルは、ダイヤモンドピット付きのミニルーターです。
ダイソーで300円でした。

そしてピットの先にある白い球体
これこそがボールの支持機構、アルミナセラミックスの小球です。
カップの球面からざっくり1mm弱飛び出して、ボールを支えます。

いざ、――!



支持球を外します
周囲のプラを削って支持球除去!



かなり無残
かなり無残な感じに、穴から除去されました。
ごめんなアルミナセラミックス。



残り2つの支持球も同じように除きましょう。



支持球が3つとも外れました
きれいに外れました。時計の軸受けとかに使えないかしら。



取り外した支持球の直径は1.8mmぐらいでした。
〝乾燥パスタの粉々になった切れ端〟をイメージすると
ちょうど近いかな、って大きさです。
わかりづらっ




Step5: カップに穴開けてベアリングを固定

元の支持球と同じぐらいの位置、つまり
カップから内側に1mm弱飛び出た位置に
ベアリング外縁が来なければなりません。

支持球の抜けた凹みをさらに拡張して、
ベアリング固定用の穴にしてしまいましょう!



ベアリングの入る位置をチェック
ベアリングの固定位置を予想しつつ、カップに穴を開けていきます。



ベアリングの固定位置はシビアです。
ベアリングが飛び出すぎるとボールが入りませんし、
逆に飛び出しが足りないとボールを支えられません。



結局、裏側に突きぬけるしかない
かなり大きく外側に飛び出ていますが、
このぐらいの場所に固定するしかないようです。



カップの厚さは2mmちょいだったので、
外径6mmあるベアリングの半分以上が外側に飛び出す計算になります。
組み立てたときに他の部品と干渉しないか心配。



シャフトは外側に置けそうです
ここは外に出そうか、



ここは内側にシャフト
内側に埋め込もうか。



内側に埋め込む方が、干渉が少なそうです。
なので内側から削っていきます。




シャフトマウンター
内側を削ります。



削って削って削って、削って……

いくら削っても足りない! 結局、
貫通。




位置が決まったらホットボンドで固定
最後にこうしてホットボンドで固定(仮止め)。




ベアリングはあと2箇所あります。
がんばれ、俺。




Step6: ボンドの位置を微調整 → カップに組み込んでテスト

ベアリングの位置はけっこうアバウトでもどうにかなります。

こ の 段 階 で は 。

とりあえず組み上がったカップだけでテストしてみましょう。




(フルスクリーン×HDならベアリングの動きが見えると思います)



なんか改造手術成功の手応えです。びっくりです。
いままでこの手の企画たいてい失敗してたきがする。

ボンドの位置を微調整したらひとまず完了。




Step7: 元の筐体に組み上げる。そしてトラブル発生(おやくそく)

カップに光学センサを取り付け、筐体にはめ込みます。

あれっ



3箇所にベアリングがつきました
はめ込みはしたものの……



……筐体に一番近いベアリングがせり上がってきています。
恐れていた他の部品との干渉ですね!



ボールが擦れる部分を削りました
削ります。また削ります。



いまさら怖いものとか無いのでガンガン削っちゃいます。
干渉する部品なんて無かったんやー!

干渉問題が解決したところで上蓋を取り付けて……



組み直したところ
出来上がり!



外からだと、接着剤の汚ったない処理とか見なくて済みますね!
いやー良いものができました。

でもねごめんボールが入らない。


はい。さいごまでトラブってくれます。
結局、上フタのボール枠も一部削りました。
おかげでユルユルですよユルユル。普段は問題ないけど、
ひっくり返すとボールが落っこちるようになってしまった。


何はともあれ、これで完成ッ! だッ!




Step8: 完成品の使い心地にうっとりする

できました! うはっ!



(HDにするとボールの動きとかよくわかります)

手許にM570をお持ちの方はぜひ較べてみてください!
ベアリングの優位性が一目瞭然!
ちなみに、実物はもっと静かです



すげえ。
なんと。
萌えごみの工作が文句なく成功してしまった。
この結末に自分が一番びっくりしています。





ぼくのかんがえた さいきょうの まうす

ぼくのかんがえた

さいきょうの

まうす



で……

そろそろ改造して1ヶ月になります。ほぼ毎日酷使していますが、
耐久性も問題無い様子で、性能低下は認められません。

そうとなれば、あとは仮止め用のホットボンドを
エポキシ接着剤にでも換えれば完璧ですね。できたー!

ベアリング化改造、とても、おすすめ。