相棒へのメモリアルです。 自転車がお亡くなりになりました。珍しく携帯からでも読めそうな予感。 リアハブの内装ギアが死んだ(一応まだ「死にかけ」だけど)のです。 死んだ というのは、走行中 不定期に駆動力がタイヤにまったく伝わらなくなるのです。この症状はほんの一瞬だけでそのあとはすぐにまたギア咬むんだけど、その一瞬がヤバい。 漕いでた足からいきなり力が抜けて「がくん」とくる。チェーンが外れたときの感じ。予期できないから毎回転びそうになるし、履いてたサンダル脱げたりします。これはそのうち絶対事故る。 ……内装ギアには分解修理って思想がなくて、もし修理するとしたら後輪ごとギアユニット全取っ替えしかないんだけど、数年前からその代替部品が生産終了のお知らせ。こんな状況なので、今回はさすがに修理不能です(自転車屋さんのお墨付き)。 6年半。 欠かさず乗り続けたこの時間の重みは半端ないです。 きょうまでで少なく見積もっても1万キロは走ってます。 パンク修理延べ数十か所、虫ゴム交換無数、タイヤ交換4回、電球交換5回+、ライトユニット交換1回、スタンド交換2回、その他調整整備無数。 リアハブは数年前からガタガタだったけど、それでも騙し騙し乗ってました。 ペダルも、内部の軸がずれてまともに回らなくなったので、一度交換しています。 雨ざらしになっていたせいか、ハンドルのグリップは2年目にして溶けはじめベトベトぐにゃぐにゃ。4年目にもなると耐えきれずビニールテープを巻いて対処していました。 ダイナモからライトに伸びるリード線は何度か切れています。切れかけていたときは前輪に衝撃を与えて直していました。昔のテレビみたい。 荷台を取り付けたのは大学に入ってからです。こいつに重たい荷物(たとえば米袋)を乗せると、びっくりするほど不安定になります(20kg以上は即転倒レベル)。二人乗りってのは後席のひとの重心制御がないと成り立たないんだなぁと妙に感心した覚えがあります。 ワイヤーのカゴは何度となく対物前面衝突と転倒を経験した結果、ブラケットのボルト付近から破断しかけ、慌てて針金でぐるぐる巻きにして補強。 ひどい対処療法…… 前述のとおり雨ざらしで、3年目以降は腐食が激しかったです。ブレーキワイヤの端なんぞサビで膨れあがっていました。冬の深夜にコンビニ行こうとしたら、ワイヤの中の水分が凍結してたらしく...