前提 Windows10では、壁紙の設定画面で画像を右クリックして適用先ディスプレイを選択できた Windows11でもその機能自体は残されている 一方、Windows11では仮想デスクトップ別の背景設定ができるようになっている マルチディスプレイ環境かつ仮想デスクトップを有効にすると、後者の機能が優先されてしまい、モニター別の壁紙設定ができない やりたいこと Windows11で仮想デスクトップ有効状態であっても、モニター別の壁紙を設定したい。 試してダメだったこと Win11対応を謳うマルチモニター用壁紙設定ソフト 2つの画面にまたがった巨大な1枚画像を作るというだけだった 私はモニター2枚のうち1枚を横・1枚を縦で使っている。この環境では画像が単純な長方形にならないため、破綻した たぶんモニター別の位置関係をカスタマイズするだけでも破綻するのでは 仮想デスクトップを一時的に無効化してから壁紙設定して、仮想デスクトップを元に戻す 仮想デスクトップの無効化 = Win+Tab押した画面でメイン以外のデスクトップを全部消す操作のこと うまく機能しそうだったが、しばらくすると壁紙設定が勝手に切り替わって1枚の画像に戻る 古い壁紙設定画面を無理やり呼び出して使う Win+R のダイアログから shell:::{ED834ED6-4B5A-4bfe-8F11-A626DCB6A921} -Microsoft.Personalization\pageWallpaper を開く ショートカットを作る場合は C:\Windows\explorer.exe shell:::{ED834ED6-4B5A-4bfe-8F11-A626DCB6A921} -Microsoft.Personalization\pageWallpaper とする Win7時代の壁紙設定画面が現れるので、画像右クリックでモニター別にセットする これも当初はうまく機能しそうだったが、しばらくすると元に戻る 仮にうまく行ったとして、この方法がいつまで使えるかわからない。大型アップデートでダメになるはめっちゃありそう 暫定の解決策 「スライドショー」を使う。 スライドショー壁紙はマルチモニター別の画像がセットされるため。 さらに後述の欠点を克服するためレジストリも修正する。 手順1:スライドシ...