タイトルどおり、携帯を分解します。
分解過程を画像で追いかけつつ てきとーな解説つけます。
いかにもクラシカルな萌えごみ企画ですな。
うむ。
さあ今回のvictim(以下V)のご紹介です。
機種は三洋電機製のA1303SA、やみがはじめて持った携帯。ですがさいきんでは目覚ましにも使わなくなりました。
いま調べてみて、これもう五年も前の端末なんだなー としみじみ。
ビスはぜんぶで5つ。ゴム足を剥がした下に4つと、電池の裏に1つ。問題はねじ山の形。これがなんと
つまり+/-のふつうのドライバーは使えないのです。というわけで今回の武器はこちら。
特殊ドライバーのアレゲな見た目っ! なんとも蠱惑的です。
準備がすんだところでさっそく。
剥がさないでください、だそうで。
もちろん剥がします。

電池とボックスで同じ位置に変なシールが。気になったので剥がしてみます。
でもよくわからん端子が出てきただけ。
どうやらシールぜんぶ剥がせました。

よく見るとこの穴の奥、ジャンパらしきものが見えます。
メモリをクリアするのに使ったりするのでしょうか。
オープン! 感動の対面です。
ビスをぜんぶ外したら、ツメを浮かせながら開きます。
分解モノの王道パターン。
開いてみた、の図。
見て分かる限りの解説つき。
ちなみにボタン電池ですが、外したまま2週間置いてみたら、
データは消えずに時計だけリセットされました。
ヒンジ部分。
二つ折れの上下をつないでるケーブルが見えます。
この緑色の、部品が載ってる配線済みボードのことを「基板」と申します。今回のはガラス繊維系のやつかな。
写真で1枚に見えてる基板ですが、じつは2枚に別れます。キーボード部分とメイン基板です。
左から、ラバーのキートップ、キーボード基板、メイン基板。
この順で上から重なります。
こんな変な形した部品(右)が、2枚の基板の間に入ってます。
この部品を横から。ツメで固定してます。

そして絵本みたくめくれる(笑
画面側につながるケーブルのコネクタ。
何度も外すもんでもないだろうに、わりとちゃんと作ってある。
さっきの写真に出てきたこまかい部品をてきとーに見てみます。

まずバイブ用モーター。ちっちゃくてかわいらしい。
半円形のおもりを回すことで、力が不均一にかかって振動します。
金色の足みたいなのが電源端子です。

マイク。これもちっちゃい。
声を送るだけならこの大きさで十分なんか。
最近の携帯のはもっと小さいのかねぇ?

なつかしいアンテナ。
引っ張って伸ばすアンテナっていつごろ無くなったんだっけ?
WINになってからかな。周波数が変わったせい?
サイドキー機構。これはあとで詳しく。
詳解:詳細に分解。
画面とキーボードの隙間はギリギリまで削ってあります。

ラバーなキートップ。ただ力を物理的に伝えるだけの「物体」。
なので 裏返しても導電性の部品なんかは一切使われてない。
スイッチ機構は基板側に組み込まれてます。ポチっ
シールを剥がしてみると、小さな金属円盤がでてきました。
マイクロスイッチの「カチっ」とも、メンブレンスイッチの「グニュ」とも違う、「ポチっ」っていうタッチの正体がこれです。
微妙に湾曲した金属板を押し曲げて、下にある導線二本(二重丸型の外と中)にくっつけて導通させる。
単純だけど動作が確実っぽくて良くできた機構だなーと感心。
左から、金属板表、裏、固定用シール。
サイドキーの機構も同じ仕組みになってます。大きさだけ違う。
左の2つがサイドキーのやつ。右の2つがそれ以外用。
キーボード基板表面にたくさんある透明っぽい素子。
見た目からどうみてもLEDですね。LEDってあの光るやつです。
そういや周りが暗いときキーボードを照らす機能なんぞがあったなぁと。
まとめ。Vをキーボード側の表面から順に剥いでいきましょう。
なんか人体模型でこういうのあるよね。
あうあ長かった。
さて 携帯分解β では、今回手つかずだった画面側をバラします。
さいごにキーボードのLEDを光らせてみました。
左に見えてるのは洗濯挟みです。こいつで基板に電池を押しつけてます。アナクロな(笑

# ここまで分解しても まだ組み直せばふつうに動くってのがすごいところだ。
分解過程を画像で追いかけつつ てきとーな解説つけます。
いかにもクラシカルな萌えごみ企画ですな。
うむ。
犠牲者の紹介
さあ今回のvictim(以下V)のご紹介です。
機種は三洋電機製のA1303SA、やみがはじめて持った携帯。ですがさいきんでは目覚ましにも使わなくなりました。
いま調べてみて、これもう五年も前の端末なんだなー としみじみ。
ビスはぜんぶで5つ。ゴム足を剥がした下に4つと、電池の裏に1つ。問題はねじ山の形。これがなんと
つまり+/-のふつうのドライバーは使えないのです。というわけで今回の武器はこちら。
特殊ドライバーのアレゲな見た目っ! なんとも蠱惑的です。
ENGAGE!
準備がすんだところでさっそく。

もちろん剥がします。


電池とボックスで同じ位置に変なシールが。気になったので剥がしてみます。
でもよくわからん端子が出てきただけ。


よく見るとこの穴の奥、ジャンパらしきものが見えます。
メモリをクリアするのに使ったりするのでしょうか。
筐体開放
オープン! 感動の対面です。

分解モノの王道パターン。

見て分かる限りの解説つき。
ちなみにボタン電池ですが、外したまま2週間置いてみたら、
データは消えずに時計だけリセットされました。

二つ折れの上下をつないでるケーブルが見えます。
この緑色の、部品が載ってる配線済みボードのことを「基板」と申します。今回のはガラス繊維系のやつかな。
写真で1枚に見えてる基板ですが、じつは2枚に別れます。キーボード部分とメイン基板です。

この順で上から重なります。




そして絵本みたくめくれる(笑

何度も外すもんでもないだろうに、わりとちゃんと作ってある。
細かい部品ども
さっきの写真に出てきたこまかい部品をてきとーに見てみます。


まずバイブ用モーター。ちっちゃくてかわいらしい。
半円形のおもりを回すことで、力が不均一にかかって振動します。
金色の足みたいなのが電源端子です。


マイク。これもちっちゃい。
声を送るだけならこの大きさで十分なんか。
最近の携帯のはもっと小さいのかねぇ?


なつかしいアンテナ。
引っ張って伸ばすアンテナっていつごろ無くなったんだっけ?
WINになってからかな。周波数が変わったせい?

キーボード詳解
詳解:詳細に分解。



ラバーなキートップ。ただ力を物理的に伝えるだけの「物体」。
なので 裏返しても導電性の部品なんかは一切使われてない。


マイクロスイッチの「カチっ」とも、メンブレンスイッチの「グニュ」とも違う、「ポチっ」っていうタッチの正体がこれです。
微妙に湾曲した金属板を押し曲げて、下にある導線二本(二重丸型の外と中)にくっつけて導通させる。
単純だけど動作が確実っぽくて良くできた機構だなーと感心。


左の2つがサイドキーのやつ。右の2つがそれ以外用。

見た目からどうみてもLEDですね。LEDってあの光るやつです。
そういや周りが暗いときキーボードを照らす機能なんぞがあったなぁと。
Overall
まとめ。Vをキーボード側の表面から順に剥いでいきましょう。
なんか人体模型でこういうのあるよね。
次回予告
あうあ長かった。
さて 携帯分解β では、今回手つかずだった画面側をバラします。
さいごにキーボードのLEDを光らせてみました。
左に見えてるのは洗濯挟みです。こいつで基板に電池を押しつけてます。アナクロな(笑

# ここまで分解しても まだ組み直せばふつうに動くってのがすごいところだ。
コメント
これは次回作からも目が離せませんね!
ひまじんだなー。
ちなみに最近の携帯はリサイクル関係にうるさく作られてると思うよ。
バラしやすいのはそのせいかと。修理にも対応しやすいしね。
乞う御期待。
まだ次の分解してないから、どこまで書けるか自分でもわからんけどねー。
>sas
ひまじんだよー。
リサイクル…… 携帯にはレアメタルがいっぱいだからなぁ。金やらニオブやらタンタルやら。
QRコードには15ケタの製造番号的なやつが入ってた。「CD87...」ってかんじ。