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7月, 2023の投稿を表示しています

高速道路が海の上を走っている場所がある

好きな車窓の話をする。具体的には北陸道の親不知海岸高架橋の話。 親不知海岸高架橋 is 何 親不知海岸高架橋とは、カッケぇ高速道路である。 新潟と富山の県境付近にある 3D表示で見るとこの通り、高速道路が海の上を張り出して走っている。すごい。私はSF未来チューブ道路の亜種だと思っている。 見ただけでテンションが上がる なぜこうなっているのかというと単純に建設のための地面がないから。断崖絶壁から即座に海が開けており、海岸と呼べる部分の幅は20mくらいしかないのだ。 その狭い用地に国道8号線、えちごトキめき鉄道(旧北陸本線)、北陸自動車道がひしめいているので、最後に作られた高速道路はもはや海の上を走るしかなかった。ちなみに北陸新幹線は諦めて山の中をトンネルで貫いている。 Wikipedia 親不知  より Ignis - 投稿者自身による著作物 北陸道随一の難所 「親不知」の名称の由来は、幾つかの説がある。一説では、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることから、この名が付いたとされている。 古く北陸道を通行する旅人は、この断崖と海の間のわずかな隙間を波が引いたタイミングを見計らって進んでいったらしい。 当時の北陸道イコールいまの国道8号…… ではなく、海岸(というか波打ち際の僅かな隙間)が北陸道だった。タイミングミスると普通に海にさらわれる。超怖Y。合唱曲『親知らず子知らず』はそうして波にさらわれた母子の話。 親不知海岸高架橋の塩害対策最前線 ~北陸最大の交通難所を守る~  より 在来線の親不知駅、高速道路の親不知インターがあるので、地名としては親不知の名前が有名と思われる。 しかし北陸自動車道には付近に子不知トンネル (~4550m) があり、これが地味に北陸自動車道で最長のトンネルなので、運転すると子不知のほうが強く印象に残る。親不知トンネルもあるけれど長さは半分くらいしかない。あと開通もここが最後だったなど、難所エピソードが豊富だ。 景色の素晴らしさ この親不知、個人的に気持ち良い高速道路エリアBest1である。 「単純に景色が素晴らしい」 トンネルトンネルで山の中を走り続けてると思っていたら突然眼の前に海が開ける。日本海側の特性か風もわりと涼しい。 そして道がいい感じにカーブしているので遠くの高架橋までずっとまっすぐに見

どうみても読めないのに読める字

世の中には、なぜ読めるのか不思議な文字というものがあるわけです。 普通に読めるじゃん? それがおかしい。 拡大したのを見れば言っている意味がわかるはず。 文字というよりは、潰れたコオロギ 単体ではほとんど判読不可能なことがわかる。でも元の縮尺だと 不思議と即座に「賞味」だと読むことができる。 脳の文脈推測・補完能力はすごい。

わかめスープは買わずに自作すると幸せが倍になる

インスタントのわかめスープってよく売ってるけど、みんな買うの? という疑問がある。 こういうやつ 買ってる人はいますぐ自作に切り替えたほうがいい。幸せ倍増するから。 作る手順は超簡単。材料を集めてお湯をぶち込むだけ。 乾燥わかめ(リケンのがいちばんうまい) 鶏ガラスープ ごま 醤油ちょっと まずこれらを器に入れる。どれも長持ちするし大袋で売ってるからそうそう切らさないのがよい。 好みでアレンジしてもよい。 胡椒とラー油を足してラーメン汁みたいにするとか、醤油をナンプラーに交換して小エビ乗せるとか、なんか色々できる。 そしたらあとはお湯を適当に入れる。 リケンなのでしっかり肉厚歯ごたえがする 自作する最大の利点がこの出来上がりにある。スープ全体を埋め尽くすほどの大量のわかめが食えるのだ。 コスト制約のきついインスタントではこうは行かない。うまい。 そのようにしてできたこれが、オーブン自動調理メニューの鶏ハーブ焼きにわかめスープ合わせて米をワシワシ食べよう定食である。うまい。 こういうとき、インスタントスープだとよく「気づいたら買い置きなくなってて食べられない!」ってなるのだが、材料から混ぜる場合はどうにでもなってしまう点が大変便利だ ※1 。なぜならわかめスープは唐突に食いたくなるものだからだ。 上の写真の肉も、食うとたいてい後からわかめスープがほしくなるので、肉を頬張りながらその場でスープを準備する感じになる。ジャストインタイム方式。 ※1:わかめなしわかめスープですらうまい

自動製氷機能を無視して小さな氷を量産する方法

自動製氷機能は不便 水をタンクに詰めておくだけで規定サイズの氷が勝手に作られ貯蔵される自動製氷機能は、その性格上規定サイズ以外の氷を作ることができない。 しかし世の中にはより小さな氷がほしいシーンというものがある。製氷機能を無視して好きなサイズの氷を作る〝簡単確実な〟方法を確立したので紹介したい。 やり方~離乳食用冷凍トレーを使う まず リッチェルのわけわけフリージング を買おう。500円しないで入手できる。氷を途切れさせないためには2つ購入して交互運用するとよい。 そしてこのように↓ 水を少量ずつ入れる。量は自由である(水深で1-2mm程度を目安にしている)。 水を入れたらそのまま冷凍庫へ。トレー付属のフタを閉める必要はない。 うちの冷蔵庫だと貯氷室の幅にシンデレラフィットした。見えづらいが、トレーの下には通常サイズの氷も貯蔵されている。つまり二層構造になっている。 できあがり 水量が少ないので短時間で凍り、写真のようにミリ厚のペラペラな氷が量産されてくる。これは薄いので手でパキパキ割れる(さらに小さくできる)。 リッチェルの冷凍トレーは柔らかい素材で作られており、裏側を押すことで氷は簡単に取れる。よく錠剤が入っているPTP包装シートよりも軽い力でOK。 薄さのサンプル。手で持っているとどんどん溶ける。 冷凍のためのトレーについては、ほかに弁当用のシリコンカップとかも使えると思う。ギザギザ型とかの氷ができて楽しいかも。