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3月, 2023の投稿を表示しています

ポケモンスマイルで帽子が1つだけ埋まらないとき

以前ポケモン Kids TVについて書いたとき、幼児向け歯磨きゲーム「ポケモンスマイル」について言及した。 (そのときの記事: ポケモン Kids TV の話 ) ところで、このゲームには1つだけ、ふつうにプレイしているだけでは絶対に手に入れられないであろう帽子がある。 それがこれ↓ なんと全部のポケモン(伝説とかミュウツーとか含む、2023年3月時点の最新版における全部のポケモン)とバッヂを入手してもまだ出現しなかったのだが、実は条件が分かりづらいだけった。 入手方法は「スタンプ画面をバリヤードだけで埋める(たしか30個)」 このなりきりバリヤード、バリヤードが画面の裏側に張り付いてるみたいになっててかわいい。しかも歯磨き中はさらにビッタリになる。満員電車を外から撮った写真みたいな感じ。かわいい。 最後の1個がどうしても手に入らないって人は試してみて。

Elite: Dangerous で宇宙の巨大さに浸ろう

Elite: Dangerous というゲームをもう大分やっている。 これがだいぶトチ狂ったゲームで楽しいので紹介をかねてスクショ自慢する。 めちゃくちゃに広大な世界 Elite: Dangerous(略してエリデン、E:D)はオープンワールド宇宙フライトシムである。 パルサー観光にやって来た私のお船 木星型惑星のリングらへんを飛んでる私のお船 自分だけの宇宙船に乗って、自由に好きな星やら星じゃないのやらに飛んで行ける。 このゲームは頭がおかしくて、実在の天の川銀河を1:1スケールで再現している。差し渡し6万5千光年。現存するあらゆるゲームの中でもトップクラスに広大なマップ範囲。さすがイギリス人の作るゲームだぜってかんじだ。すばらしい。 写っている範囲内は全部行ける 恒星だけで4000億個が含まれるマップである。当然のように、4000億全てに実際に行くことができる。ほとんどは現在でも人類未踏(プレーヤーの誰一人も訪れたことがないという意味)の地だ。 エリデンがリリースされて9年ほどになるが、その間プレーヤーが1回でも訪れたことのある星系は銀河系全体の0.02%程度らしい。 観光ゲー この広大というか莫大な空間で何ができるかというと、「何でもできる」。 固定のストーリーとかはなくて、各人が好きなロールプレイを楽しむタイプのゲームになっているためだ。いまどき硬派。 なのでプレーヤーは、ステーション間の交易で金を稼ぎまくってもいいし、小惑星を掘ってレアメタル採掘業者になってもいいし、宇宙海賊を爆散させまくるハンターになってもいいし、逆に宇宙海賊になって他人を爆散させまくってもよい。 かっこいい連星系 うっかりすると焼き殺される 私はたいてい「探索者」のロールで遊んでいる。 なんとなく銀河系の反対側に遠出したり、星雲の真ん中に突っ込んでみたり、ブラックホール見物に行ったりする。そしていい感じの景色をスクショを撮る。ようは観光客。 星雲の中心部 キラキラしてるのは全部恒星 「行ってみたい!」と思わせるポイントがいっぱいあって飽きない旅行ができるのが良いところ(あるいはとっくに飽きているがなぜか続けてしまう)。 有名な観光地、景勝地というものが多数存在し、行ってみると結構他のプレーヤーも物見遊山に来ていたりする。 星雲の中のブラックホール こういう有名観光地がそこかしこにある

Ploopy Thumb トラックボールの内部構成を解説

引き続きPloopy Thumbのことを書いていく。今回は分解して中身を見ていくよ。 わざわざ pre-assembled バージョンを購入しておいて、再度 disassemble しているのだから世話ない。 外観と使用感レビューは 前回の記事 をみれ。 Ploopyは分解組み立て前提の構造である そりゃあそうだ。部品を自分で印刷して作るがコンセプトなのだから。 通常のメーカー品のようにネジを隠すステッカーが貼られていたり、あるいはトルクスネジが使われていて特殊ドライバーがないと開けられなかったりはしない。 平常時のPloopy。目玉焼きカラー。 ボタンだけが最初に外れる ひっくり返した裏面に普通の+2ネジがある。最初に外れるのがボタンだ。 そこが外れるんかーい ええええっ! て感じだがボタン部分がまるごと外れる。他では見たことのない構造をしている。とにかくボタン部だけ、スッと真上に向かって抜ける。ツメが噛んでいたりもしない。 これがふつうのメーカ品ではどうかというと、本体全体が上下2つに大きく分離し、ボタンは後から取れてくる。 ちなみに、ボタン部分は外したこれが1パーツのプリント部品なのだが、単体で可動機構が備わっていた。 「プラの薄くなっている部分はごく軽い力で曲がる」をボタンの押し込みに使っている形だ。なので分解時に力を掛けすぎると折れるかもしれない。 ボール置きは上部に直接作り込まれている 上部(グレー部分)は以下のような3パーツ構成になっている: ボタン大:左右クリックと右サイドクリック ボタン小:左サイドクリックx2 本体外装 ボールを置くカップは本体外装パーツに直接作り込まれている。 外装だけを取り外してボールを入れた状態 センサーからはボールがこのように見えている これも珍しい構造だ。 大抵のトラックボールでは、ボール置き部のカップはそれだけで単体パーツになっていることが多い(M570系、Microsoft Trackball Optical、QBall、EX-G等すべてその形)。 例外的にExpert Mouse Proは本体側の外装にカップがあったが、それでも支持するベアリングは3つとも台座側に設置されていた。 なのでPloopyの、ベアリングを含めたボール支持機構一切を外装側に持たせるというのは聞いたことのない構造である。 外装に直接ベアリング

自分好みの1台を作れる「Ploopy Thumb トラックボール」を入手した

あいかわらずトラックボールマウスばかり使っている。ボールをコロコロしていると気持ちがいいからだ。たぶん玉転がしには何か根源的な快楽があるのだと思う。 さて、このほど新しいトラックボールを入手したので自慢したい。 これです Ploopy Thumb トラックボール である。  https://ploopy.co/thumb-trackball/ スペックは Microsoft Trackball Optical 瓜二つのデザイン 親指機としては大きめの1.5インチボール、結構重め 高精度光学センサ+ベアリング支持 タクタイル感触一切なしのホイール(クリ、クリ、っていう感触がない) QMKファームウェア USB-C有線接続 トラックボール使いをはじめて20年、時代が一周して手持ちがすべて有線接続機だけになった、というのは個人的おもしろポイントだったりする。 全部カスタマイズできる こいつは「自分だけの好みの1台」を作れるオープンソースのハードウェアだ。 プラ部品はすべて3Dプリンタ製 このように積層痕が見える Ploopyの製品はすべて、3Dモデルも使用部品も基板設計もすべて無料公開されている。本体外装パーツは3Dプリンタで印刷可能、基板は設計図を適当な店に送りつけて制作させることができる。 設計図はすべてGitHubで公開されており、集めたり作ったりした部品を組み合わせることで自分だけのトラックボールを手作りできる。組み立て説明書もGitHubのWikiに置いてあった。 当然オープンソースなので自分でフォークして機能を追加したり、デザインを修正したりできる。そのようにして自作の改造版を公開している人もすでにいる。 裏面には CERN Open Hardware License の記載がある カスタマイズが面倒なら普通に買ってもよい カスタマイズできるのはいいことだけど、プリンタは持ってないしはんだ付けは面倒だよね。 かくいう私も横着なので「完成品・組み立て済み」というのを公式サイトから普通に注文した。他にも「部品のみキット・自分で組み立ててね」や「消耗部品だけ補充キット」なんかが売ってる。 いずれも本体色、ボール色とWedgeの個数(0~2個)は選べて、カナダ発送で2週間くらいすると届く。 まる1ヶ月使った感想 端的に言ってかなり良い。かねてより「親指型でベアリング支