スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月, 2023の投稿を表示しています

Ploopy Thumb トラックボールのホイールをノッチ化する (ploopy thumb notched wheel mod.)

マウスホイールにはニ種類の動きタイプがある。スムーズとノッチだ。 スムーズは引っ掛かりがないやつで、ノッチはカチカチ手応えがあるやつ。 Ploopy Thumbは前者だったのだが微妙に使いづらいので後者に改造する。 やり方 ゼムクリップをこんな感じで曲げる そしてPloopyの基盤を留めているネジに巻き込むようにして取り付ける。 針金の曲げたところがホイールの回転検出穴に軽く引っかかるように設置。 正面から見るとこんな感じ 動画も撮った。回すとノッチのカリカリ音が聞こえる。 調整する クリップの当たり強さはネジの締め強度で調整できる(軽く緩めると回転して強く当たる) かすかに触るかな…… くらいで調整した ボタン部品と干渉しないように、ニッパーで針金の先端を短く切る 適当に試運転して元通り収めたら改造完了。 どう改善されたか ちょっとのノッチがあるだけでシンプルに使いやすくなる。これはなかなかよいです。 スクロールが終わった後、指を離すときホイールが微妙に動いちゃう現象がなくなった ブラウザのスクロール狙った位置からズレちゃうストレスが消えた マウスクリック時に指がホイールに触れて動いちゃう現象がなくなった FPSで走り回ってるとき勝手に武器が切り替わらなくなった ※補足 ネジが食い込む方のプラ部品は柔らかく、何度も外したりつけたりすることは想定されていない。 今回、針金の形状を試行錯誤していたら締まらなくなってしまい焦った。内部の雌ネジが壊れていた。 ネジ穴の積層プラが層になって剥がれてくるのこわい 関連記事 自分好みの1台を作れる「Ploopy Thumb トラックボール」を入手した Ploopy Thumb トラックボールの内部構成を解説 Ploopy Thumb トラックボールのホイールをノッチ化する (ploopy thumb notched wheel mod.) Ploopy Thumb トラックボールのエアブラシ塗装をやった (Ploopy Thumb Paintjob)

Chromeでファイルダウンロードしたとき右上にリスト表示されるのを、画面下バーに戻したい

課題 最近のChromeアップデートで有効になったこれを やめさせて、元の表示の こっちに戻したい。 設定方法 chrome://flags/#download-bubble-v2  を開く プルダウンを開いて Default から Disabled に変更する Chromeを再起動 補足 なぜ元の表示にしたいのか? 表示位置が右上になること自体はよい しかしダウンロード時にリストが自動で開くのが邪魔 開いたリストはフォーカスを奪うので、表示画面に対してショートカットキーが効かなくなるのが嫌 それはそうと、下バーも邪魔な存在ではある。ただこれについては拡張機能で緩和できる。 AutoHideDownloadsBar : 指定秒数結果などの条件で勝手に下バーを隠す Turbo Download Manager (3rd edition) : ダウンロードファイルがリスト表示になる。成功/失敗等の分類もしてもらえる。勝手に開かない

NVIDIA Marbles RTX をVRAM 12GB未満のグラボで動かす方法

Marbles RTXの最小VRAM要件は11GBとなっている。RTX 3000シリーズの中では3090でしか動かない。 しかしConfigファイルを修正することによりこの制限を回避できるので、今回はその設定方法について備忘録を起こす。 この絵が全部CGでリアルタイム生成されるという めちゃくちゃリアルなビー玉転がしゲーム(無料) 具体的に3070Tiで動かすのに使った設定方法 C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\ov\pkg\marbles_rtx-2021.1.5\_build\windows-x86_64\release\apps\omni.app.marbles.kit が設定ファイル テキストエディタで開く renderer.minGpuMemoryMB = 11000 がVRAM要件を決めている ここを使っているGPUに合わせて8000に減らした これだけだと起動はしても重くて一切操作不能なので、さらにレンダリング解像度を落とす [settings.app.renderer.resolution] セクションにある width/height の値を減らす もとの値は1920x1080だが、800x450にまで落とした 結果どうなるか 上記の設定により Max 45fps くらいで動くようになる。ただしちょっとでもオブジェクト数が増えると10fps以下に落ちるので、ゲームができるとかいうレベルではない。 VRAM使用率は7.6GiB/8.0GiBとかだった。 なんなら自機を炎にしてみたとところ5fpsになってしまった そこそこ良いグラボ使ってると自負してる人はMarblesを試してみるといいです。なんか色々打ち砕かれる。 4070TiにしたらVRAMが不足するまでは45fpsくらい出るようになった。

「メカのロマンを探究する会」が面白いのでおすすめしたい話

「メカのロマンを探究する会」というYoutubeチャンネルが好きでよく見ている。 https://www.youtube.com/@user-ie4js3rz8w ざっくりどんなチャンネルか 主に乗り物のエンジンとか動作原理について、図を用いた詳細な解説動画を出しているチャンネルで、 とにかく好奇心をくすぐってくれる。 特徴は 電車、自動車、飛行機、ヘリ、船、発電所…… と対応分野が広い。 メカ全体の解説と、エンジンや翼といった単体コンポーネントの解説の、両方がある。 かなりマニアックな領域まで踏み込んだ説明をする。1本の動画の中に自分の知らない知識が必ず含まれてくる。 何かの技術を紹介するとき、効率が悪い、耐久性が低い、設計難度が高いといったネガティブな特徴もセットで出してくれる。 たとえば内燃機関の解説ならほぼ必ず排気干渉の話が登場するし、シリンダー配置の話からエンジン振動のキャンセル方法にまで踏み込む。 現実の技術選定に効くのはメリット要素より、むしろデメリットを避けられるかどうかだったりするので、この解説スタンスにはとても信頼が置ける。 数式頼りの解説をしない一方、数式があった方がわかりやすい場面ではちゃんと数式も出した解説をする。 図や語りのテンポがよく、わかりやすい。 たとえばこんな動画を出している 【コンコルド】超音速旅客機の問題点を解説【Tu-144】 コンコルドの失敗要因解説なんてYoutubeには腐るほど動画があがっているのだが、そんな手垢の付いたテーマでも面白い解説に仕上げてくるのが素晴らしい。自分はここまで経済性悪化の原理や技術的難度について踏み込んだ解説を見たことがなかった。 動画全体の尺が半分を過ぎたあたりから知らない話が増えてきて、それでもちゃんと理解がついていける平易な説明をしてくれる。 この「わかる」過程がとても気持ち良いので、次々と別の動画を見てしまう…… というのがいつものパターン。 個人的に好きな動画をいくつか紹介してみる DCTの仕組みを解説【車のトランスミッションの仕組み】  DCTといえば最先端に進化したミッションというイメージがあったのだが、日本でいまいち普及していない理由を原理ベースでちゃんと知れたのは大変面白かった。 【×水平対向】対向ピストン三角配置のデルティック【エンジンの仕組み】 

PCに作られる邪魔な「Google Drive の仮想ドライブ」を消す

今回は「PC」からGoogle Driveを削除する。 これです なんでこんな不要な物体を勝手に作ってしまうのか…… 削除方法 Google Drive アプリの設定画面を開く 「Google ドライブのストリーミングの場所」をドライブ文字からフォルダに変更 適当に邪魔にならないパスに設定したら設定保存 Google Drive の再起動を求められるので実行し、完了までしばし待つ PCから仮想ドライブが消え、かわりに設定したパスに仮想フォルダが作られる 仮想フォルダは削除もできるが、Google Drive の再起動で復活する 補足 仮想ドライブではなくディレクトリにマウントするLinux的な思想だが、実はこの設定項目は最近まで存在しなかった。 それまではどうだったかというと、強制的に仮想ドライブが作成され、ドライブ文字を変更することしかできないという嫌がらせのような仕様。 Winaero Tweaker 等を使ってドライブそのものを隠すという対応ぐらいしかできなかったのだが、ドライブを隠す方法では、別の物理ドライブが偶然同じドライブ文字に割り当てられた場合にも非表示化してしまうため副作用が大きい。 今回の設定項目追加でようやく状況がマシになったといえよう。こういう押し付けはすべからくやめるべきである。 関連記事 PCに表示される「ScanSnap Folder」を削除する方法 ScanSnap ManagerがCtrl+Shift+スペースを奪うのをやめさせる 邪魔な「Windows メディア プレーヤー従来版で再生する(P)」を消す方法 邪魔な「ターミナル プレビューで開く(P)」を消す方法 邪魔な「このフォルダを同期またはバックアップ」を消す方法 邪魔な「Dropbox Transfer で送信」「OneDrive に移動(M)」を消す方法 PCに作られる邪魔な「Google Drive の仮想ドライブ」を消す Explorerのサイドバー(ナビゲーションウィンドウ)の特殊フォルダを消す方法

邪魔な「Dropbox Transfer で送信」「OneDrive に移動(M)」を消す方法

さらにコンテキストメニューの削除と整理をやっていく。クラウドストレージはなぜコンテキストメニューを追加したがるのか…… ちなみにOneDriveのメニューは フォルダじゃなくファイルの右クリックで出る 削除方法 レジストリ HKEY_CLASSES_ROOT\PackagedCom\Package を開く キーのバックアップを取っておく 配下のキーに DropboxInc.Dropbox_*** みたいな名前のやつが複数あるので、全て削除する 同様に Microsoft.OneDriveSync_*** みたいな名前のやつも全て削除する エクスプローラに戻ると右クリックメニューから対象が削除されている 関連記事 PCに表示される「ScanSnap Folder」を削除する方法 ScanSnap ManagerがCtrl+Shift+スペースを奪うのをやめさせる 邪魔な「Windows メディア プレーヤー従来版で再生する(P)」を消す方法 邪魔な「ターミナル プレビューで開く(P)」を消す方法 邪魔な「このフォルダを同期またはバックアップ」を消す方法 邪魔な「Dropbox Transfer で送信」「OneDrive に移動(M)」を消す方法 PCに作られる邪魔な「Google Drive の仮想ドライブ」を消す Explorerのサイドバー(ナビゲーションウィンドウ)の特殊フォルダを消す方法

邪魔な「このフォルダを同期またはバックアップ」を消す方法

引き続き邪魔なコンテキストメニューを削除していく。今回はGoogle Driveのメニューだ。 これもShift+F10の旧メニューの方 削除方法 Autoruns for Windows をダウンロードしてくる https://learn.microsoft.com/en-us/sysinternals/downloads/autoruns インストールは不要なので、適当に展開してAutoruns64.exeを管理者権限で開く 64a はARM版なので普通のシステムでは関係ない c64 みたいに名前にcが付くやつはコマンドライン版 フィルタ欄に google と入力 一覧から DriveFS の名前を含むシェル拡張(コンテキストメニューハンドラ)を探し、全てチェックを外す エクスプローラーに戻ってフォルダを右クリックしてみると変更が反映されている ※注意点 Autoruns ではチェックボックスを外したエントリは物理削除されてしまう。 つまり次回起動時にはチェックが外れた状態でリストに出てくるわけではなく、そのまま消えてしまう。 Autorunsのバックアップ機能を使えば復活できるかもしれない(試してない)。 補足 ContextMenuShellExtensionはこれ以外にもいくつか登録がある。一例として、Microsoftエントリの非表示設定をOFFにした上で「EPP」という名前のものを無効化することで Microsoft Defender でスキャンする... も削除できた。 一方これ以外にもOneDriveやDropboxのハンドラも登録されているが、 OneDrive に移動(M) Dropbox Transfer で送信 には効果がなかった。 シェル拡張の登録方法だけで何パターンも存在するのだろうか。Windowsは難しい。 関連記事 PCに表示される「ScanSnap Folder」を削除する方法 ScanSnap ManagerがCtrl+Shift+スペースを奪うのをやめさせる 邪魔な「Windows メディア プレーヤー従来版で再生する(P)」を消す方法 邪魔な「ターミナル プレビューで開く(P)」を消す方法 邪魔な「このフォルダを同期またはバックアップ」を消す方法 邪魔な「Dropbox Transfer で送信」「OneDrive に移動

邪魔な「ターミナル プレビューで開く(P)」を消す方法

前回に引き続きコンテキストメニューの整理。   やりたいこと フォルダを右クリックしたときに出る ターミナルで開く( T ) ターミナル プレビューで開く( P ) が邪魔なので削除したい。 ファイルをフォルダ内にペーストしようと [右クリック] → [P] したのに、ショートカットキーがターミナルプレビューに吸い込まれる! 嫌!!  が理由。 Win11からの新メニューではなくShift+F10の旧メニューの方ね 対処方法 今回はアンインストールしたくないので、レジストリ編集でシェル拡張を無効化する。具体的な手順は以下: \HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\ に「Blocked」の名前で新規キーを作る 作成した Blocked に文字列値を新規作成する 文字列値の名前を {9F156763-7844-4DC4-B2B1-901F640F5155} とする explorer.exe を再起動する これで右クリックメニューからターミナル関連の2つが消える。 元に戻すときは追加した値を消してexplorer.exe再起動するだけ。 レジストリ一発登録方法 レジストリ編集が面倒であれば、コマンドプロンプトで以下を実行してもよい: reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blocked" /v {9F156763-7844-4DC4-B2B1-901F640F5155} /f Powershellで以下を実行しても同じだ: reg add "HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blocked" /v "{9F156763-7844-4DC4-B2B1-901F640F5155}" /t REG_SZ /f その他 レジストリエントリの位置からして、この右クリックメニューはシェル拡張で実装されているのだろうが、なぜかShellExViewでは表示されない。 これ以外にも「Dr

邪魔な「Windows メディア プレーヤー従来版で再生する(P)」を消す方法

やりたいこと フォルダを右クリックしたときに出る Windows メディア プレーヤー従来版リストに追加( A ) Windows メディア プレーヤー従来版で再生する( P ) が邪魔なので削除したい。 ファイルをフォルダ内にペーストしようと [右クリック] → [P] したのに、ショートカットキーがメディアプレーヤーに吸い込まれる! 嫌!!  というのがその理由である。 ちなみに「従来版」という文言はごく最近追加された。Win10とかでは前のままのメニュー名かもしれない。 対処方法 コントロールパネル → Windowsの機能の有効化または無効化から 旧メディアプレーヤーをアンインストールする。 上図のチェックを外してOKすればメニューごと消えてくれる。 メディアプレーヤーの代わりはどうすれば? 代替となるプレーヤーはいくらでもあるが、一例として: シンプルで軽いけど実は高機能な動画プレーヤー:MPC-BE 同・音楽プレーヤー:AIMP, Foobar2000 あたりを推しておく。とくにAIMPは令和最新版WinAMPって感じで使いやすいのでよい。人気のiTunesさんは重いしライブラリに入れたmp3とかのファイルを勝手に書き換えるので私は使ってないです。 関連記事 PCに表示される「ScanSnap Folder」を削除する方法 ScanSnap ManagerがCtrl+Shift+スペースを奪うのをやめさせる 邪魔な「Windows メディア プレーヤー従来版で再生する(P)」を消す方法 邪魔な「ターミナル プレビューで開く(P)」を消す方法 邪魔な「このフォルダを同期またはバックアップ」を消す方法 邪魔な「Dropbox Transfer で送信」「OneDrive に移動(M)」を消す方法 PCに作られる邪魔な「Google Drive の仮想ドライブ」を消す Explorerのサイドバー(ナビゲーションウィンドウ)の特殊フォルダを消す方法

波打ったデスクマットはアイロンで瞬時に直せる

ふだんの作業デスクは天板がプリント合板なので、細かい凸凹を吸収するためにデスクマットを敷いている。これが経年で波打ってしまったのでアイロンで元通りまっすぐにした。 デスクマット波打ち修正には時間がかかるものらしい 「デスクマット 波打つ」で検索すると同様の事例はたくさんあるようだ。 大きく、手前側のフチが大きくたわむパターンと、中央部分がボコボコするパターンが見られる。私の場合は後者だった。 パターン1 https://helping-hand-housework.com/fix-the-uneven-desk-mat/ こちらの記事では波打ったデスクマットの修正方法として 重しを乗せて修正する 熱をかけながら修正する(ドライヤーを当てる) フチのたわみを切って除去する が挙げられている。注意点として、瞬時に完了するものではなく、繰り返し何日も実施することで徐々に修正されるとしている。 パターン2 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1219923667 一つは、重しになるものを仕事終わりにマットの上に置いて帰ったり、ひどい場合はマットを丸めておいたりして、徐々に反り具合を修正しました。 ただ、瞬間的に反り具合を修正出来る方法はないです。 自分はこの方法で約一週間程試みまして、マットの反りを修正しました。 やはり1週間かかると言っている。 またこの方法では、修正が進むに従って重しの効果が減少する(波打ちが小さいほうが重しに押される力が弱まるので)ため、完璧な真っ直ぐ化というのは難しいだろう。直ったと思ってもまた波打ちが復活するリスクは高そうだ。 アイロン方式という可能性 熱+重しでシワを伸ばすといえばアイロンなので、ダメ元でやってみることにした。アイロンならば先述の方法よりも即効性が期待できるのではと考えたためだ。 デスクマットの修正に1週間かけるのはだるいので新品に買い替える前提で、「どうせ買い替えるなら最後にアイロンを試してみるかー」くらいのモチベーションだ。 実験台にしたデスクマットは このプラスのやつ 。塩ビ製。厚さはわりと薄い方で、実測で1.20mmだった。 手順: 壊れても気にならない安いアイロンを使う モードをドライ中温にセット 最初低温で試したところ波打ちが復活したので、