教材かなにかのビデオで、すんごく簡単にできるモーターってのがありました。
せっかくなんで思い出しがてら紹介してみます。
どこのキットでもそれなりに面倒にできてる整流子を、
超絶単純に実装してしまったっつう作り方になります。
材料揃えればあとはたった10分の作業です。
それでいてけっこうたのしい。
材料を用意しましょう
まず電池、磁石、クリップ。形もサイズも適当でオッケー。
それとエナメル線。ホームセンターにあります。100円くらい。
さいごに紙ヤスリ。エナメル線のお供ですね。
エナメル線を巻き巻きします
最初にだすのはエナメル線です。
ちょっと取り出してぷちんと切りましょう。
細いのでハサミでも切れます。おすすめしないけど。
切ったら電池にぐるぐるっと巻き付けましょう。
15回ぐらいがうまくバランス取れるっぽいです。
巻いた線を
両端くるりんして止めます。
グリーフシードのできあがり!
紙ヤスリで小細工します
外に飛び出た線を紙ヤスリで削っておきましょう。
削った部分からは電気が流せるようになります。
片方の端は、飛び出たエナメル線を全部削ります。
もう片方の端は、飛び出たエナメル線を半分だけ削ります。
半分だけ削ったのが下の写真。
削ったところの境目で折り曲げます。
折り曲げたらそのままくるくるとツイストしましょう。
これで整流子の出来上がりです。
電池にうさみみをつけます!
ひとコマ目でちょっと出てきたうさぎクリップを使います。犠牲者V。
クリップをびよんと伸ばしちゃいます。
セロテープとか使って電池のプラスとマイナスに貼り付けましょう。
あと、2つのクリップの間にくるように、磁石をつけときます。
∩・ω・∩ <ぴょんぴょんお!
さっきのくるりんを耳に載せます。
できあがり! これだけですけど、
うごきますよ!!
耳にグリーフシードを載せたら、指でちょんとつついてみましょう。
呪いを生んだグリーフシードが魔力でもって回転を始めます。うそです。
回り方がいまいちだったら
→ 磁石をエナメル線に近づけてみる
電気がキてて磁石があれば、部品ごとの位置関係はわりとどうでもいいです。
横倒しにしてもまわります。
ふろく:なんで回るの?
なんとなく想像ついてると思いますが、エナメルを半分だけ削ってツイストさせて作った、あの整流子という構造がミソになってます。
エナメル線をくるくる巻いたやつに電気を流すと、磁力が発生します。
近くに磁石があるので、磁力に反応してグリーフシードが回転します。
そのままなら、いちばん磁力が強いところまで回転して、止まるわけです。
ところが、ツイストの部分はエナメル線が片側しか削れてないので、
半周だけ電気が流れ、もう半周は電気が流れなくなります。
電気が止まってる間はグリーフシードは磁力を生みません。
生まないので、磁石があっても反応せずに素通りです。
「いちばん磁力が強いところまで回転」する前に電気が止まって、
惰性だけでしばらく回転します。
もう半周回るとまた電気が通るので、磁力に反応してぐるんと回転、また半周。
これを繰り返して、ぐるん・ぐるん・……と回転を続けるわけです。
すごいぞグリーフシード。
きっとこんな説明でわかるはずないというかそもそも僕にだってまじめに説明する気ないですので図入りのページでもリンクしときます
→ 雑科学ノート - モーターの話 -
みんなもつくってみてね!
せっかくなんで思い出しがてら紹介してみます。
どこのキットでもそれなりに面倒にできてる整流子を、
超絶単純に実装してしまったっつう作り方になります。
材料揃えればあとはたった10分の作業です。
それでいてけっこうたのしい。
材料を用意しましょう
まず電池、磁石、クリップ。形もサイズも適当でオッケー。
それとエナメル線。ホームセンターにあります。100円くらい。
さいごに紙ヤスリ。エナメル線のお供ですね。
エナメル線を巻き巻きします
最初にだすのはエナメル線です。
ちょっと取り出してぷちんと切りましょう。
細いのでハサミでも切れます。おすすめしないけど。
切ったら電池にぐるぐるっと巻き付けましょう。
15回ぐらいがうまくバランス取れるっぽいです。
巻いた線を
両端くるりんして止めます。
グリーフシードのできあがり!
紙ヤスリで小細工します
外に飛び出た線を紙ヤスリで削っておきましょう。
削った部分からは電気が流せるようになります。
片方の端は、飛び出たエナメル線を全部削ります。
もう片方の端は、飛び出たエナメル線を半分だけ削ります。
半分だけ削ったのが下の写真。
削ったところの境目で折り曲げます。
折り曲げたらそのままくるくるとツイストしましょう。
これで整流子の出来上がりです。
電池にうさみみをつけます!
ひとコマ目でちょっと出てきたうさぎクリップを使います。犠牲者V。
クリップをびよんと伸ばしちゃいます。
セロテープとか使って電池のプラスとマイナスに貼り付けましょう。
あと、2つのクリップの間にくるように、磁石をつけときます。
∩・ω・∩ <ぴょんぴょんお!
さっきのくるりんを耳に載せます。
できあがり! これだけですけど、
うごきますよ!!
耳にグリーフシードを載せたら、指でちょんとつついてみましょう。
呪いを生んだグリーフシードが魔力でもって回転を始めます。うそです。
回り方がいまいちだったら
→ 磁石をエナメル線に近づけてみる
電気がキてて磁石があれば、部品ごとの位置関係はわりとどうでもいいです。
横倒しにしてもまわります。
ふろく:なんで回るの?
なんとなく想像ついてると思いますが、エナメルを半分だけ削ってツイストさせて作った、あの整流子という構造がミソになってます。
エナメル線をくるくる巻いたやつに電気を流すと、磁力が発生します。
近くに磁石があるので、磁力に反応してグリーフシードが回転します。
そのままなら、いちばん磁力が強いところまで回転して、止まるわけです。
ところが、ツイストの部分はエナメル線が片側しか削れてないので、
半周だけ電気が流れ、もう半周は電気が流れなくなります。
電気が止まってる間はグリーフシードは磁力を生みません。
生まないので、磁石があっても反応せずに素通りです。
「いちばん磁力が強いところまで回転」する前に電気が止まって、
惰性だけでしばらく回転します。
もう半周回るとまた電気が通るので、磁力に反応してぐるんと回転、また半周。
これを繰り返して、ぐるん・ぐるん・……と回転を続けるわけです。
すごいぞグリーフシード。
きっとこんな説明でわかるはずないというかそもそも僕にだってまじめに説明する気ないですので図入りのページでもリンクしときます
→ 雑科学ノート - モーターの話 -
みんなもつくってみてね!
コメント