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11月, 2025の投稿を表示しています

SHARP加湿器 HV-Y30CX のカビ臭を除去するぞ!(がっつり分解清掃)

去年使った加湿器を今年も出してきたのだが、動かすだけでカビの臭いを部屋中にばら撒くようになっていた。一通り分解して清掃できたので作業内容を備忘録にする。 撮影しながらでも1時間くらいで終わる簡単な作業だった。 カビ臭い加湿器 今は製造されていない旧機種のようだ。なお寝室で使うため、操作パネルには減光用のテープを貼っている。 とりあえず、加湿フィルター(表面積を稼ぐフィンの役割をする部品)がカビ臭いので、雑にハイター液につける。 麦茶ピッチャーは漬け置きに便利 たが、このフィンを外した状態であっても動作させると大変カビ臭い。つまり加湿器本体内部にカビが巣食っている。 吹き出し口から中を覗いてみる。 奥に見える送風ファンからカビの臭いが上がってくる。解消のためには分解清掃しか手段がなさそうだ。 外装を外す 電源を抜いてタンクを外す。 背面側から外すべきネジを矢印でマークした。 赤矢印の方には長いネジが使われている。外す作業は赤を最初にするのがよい。 右側の赤矢印の箇所はこう。 左側の赤矢印の箇所は、電源ケーブルを収めているフタを最初に外す。 目当てのネジはその先にある。 続けて青矢印のネジもすべて外せば外装が取れる。 この時点までで外したネジと、これ以後で外すネジとは、別で分けて管理するのがおすすめ。 ファンを露出させる 外装を外した状態の写真。次に外すべきネジをマークした。 最初に青を3本を外す → 次に緑の4本を外して基板をどかす → 最後に基板の裏側に隠れた赤1本を外す の手順で作業する。 基板の裏のネジの様子。 これらのネジを外すと表面の外装がフリーになる。天面の操作パネルをズラしてどかし、 タンク脇にツメが引っかかっているので外す。 ファンを露出させた。 くーるくる 中央のナットを弛めてファンを取り出す。 カビなファンの清掃 ここまでの分解成果: 遠心ファンはこういう形。一瞬金属っぽく見えたが持ってみるとプラスチック製。 毛の長いブラシで水洗いする。 ファンのフィンは1枚1枚曲がっている。しっかり届くブラシで洗わないと中のカビが取れない。 洗ったら取り付けの前に完全に乾かす。内部に水が入るとまたカビるため。 乾くのを待っている間に、ファン周辺のプラスチック部分をアルコールで拭く。これでファンが内部に撒き散らしたカビを除去できる。 ファン周辺の組み立て 分解より...

古いモバイルバッテリーの活用方法:イヤホンの専用充電器にする

性能陳腐化した古いモバイルバッテリーが数台転がっていたのだが、よい利用方法を見出したので紹介したい。普通に便利です。 古いモバイルバッテリーとは?? → このような(旧SANYO時代のeneloopモバイルブースターみたいな)ものです。 外装はボロボロ。型番 KBC-L54D はガチで最初期に近いモデルだったと思う。 こういう古いモバイルバッテリーは充電速度が遅かったり端子がUSB MicroBだったりして、今となっては外に持ち出して普段使いするには性能不足。 でも逆に言えば、外に持ち出さず家の中でお手軽給電するだけなら全然使える。 そうして見出した利用方法「骨伝導イヤホンの専用充電器」 このようにして、仕事で使ってるShokzの骨伝導イヤホンの専用充電器にしている。 この方法はなにがいいのか? 何でもない充電シーンに見えるが、実は使えば使うほどわかる利便性が隠れている。いくつか挙げると イヤホンの充電に速度は要求されない。そもそも機器側が高速充電に対応していないためである。 なので最近の高性能充電器はイヤホンに使うにはオーバースペックになる。旧式のモバイルバッテリーくらいが「ちょうどいい」 イヤホンの充電は遅いので時間がかかる。充電器がイヤホンで長時間塞がると不便なので、低性能でも専用充電器を割り当てることでQoLが上がる。 イヤホンは1回の充電で必要な電力量が小さい。 スマホ用には容量不足のモバイルバッテリーでも、イヤホン用ならば不便なく使える。 具体的には、毎日充電に使っても1ヶ月くらいは維持できている。 Shokzは変な形の専用ケーブルでしか充電できない(最新製品は違うらしい)。 個人的にはこの専用ケーブルは結構好きなんだけど、充電器の共有という観点からはマイナス。 高性能充電器の口にこの専用ケーブルを挿すと、その口は他の機器には使えなくなる。 この点でも専用充電器を割り当てられることで使い勝手が一気に良くなる。 骨伝導イヤホンの形状的に、デスクの上に充電の定位置を作りづらい。 スマホみたいな安定した形をしておらず、なんか斜めだったり落っこちそうだったりする。 充電場所を固定化するより、「充電したままの状態で好きな場所に移せる」の方が使い勝手がよい。 というわけで、たいへん便利なのでおすすめです。 他にもゲームコントローラー専用充電器とか、よさそうよね。

【買ってダメだったもの】椅子の汚れ対策にキャスタースリッパを試してみたが、5分で挫折した話

「買ってよかったもの」だけでなく、「買ってみてダメだったもの」情報というのも時として有用なので、買い物失敗談を書いてみる。 ことの起こり PC作業時いつも座っている椅子のキャスターが汚れるので、何かよいソリューションがないかと探したところ、キャスタースリッパなる物体の存在を知った。 これが大変よさそうな具合に思えたので購入したのだが、使ってみたら自分の環境には合わず、正味5分で使用を止めることになってしまった。 製品コンセプトや質自体はよいものだったのに使えなくて残念。 先にネタバレしちゃうと、使えなかった理由は スリッパを付けた状態だと、椅子を動かすのに想像以上の力が必要になってしまい、普通に使いづらかった。 椅子が気軽に動かせないことによる影響が、こちらも想像以上に大きく、自分では普段使いに耐えられなかった。 でした。 そもそもの購入モチベーション 椅子のキャスターとは汚れるものである。 しかも、床の上の細かいゴミを踏んだキャスターは汚れ、今度はキャスターの方が床にその汚れを広げてしまう悪循環に陥る。 ひどく汚れたキャスターは水拭きしているが、当然いつも後手に回ってしまうし、露出する面を転がしながらの掃除は作業性がかなり悪い。 キャスターの汚れとは写真のように、硬いキャスターに消しゴムカスのようなゴミがまとわり付くもの。これは粘り強く水拭きでゴシゴシしないと落とせない。そしてキャスターは5つあるので手間も5倍である。 この掃除がとにかく憂鬱なので回避したい。 そういう対策グッズを探して「キャスタースリッパ」にたどり着いた。 キャスタースリッパとはどんなものか それは椅子のキャスターにかぶせて使うアタッチメント的製品である。 [画像出典] 主要部材はプラスチック製だが、床との接触面にフェルトが貼られている。これにより椅子の滑りはちゃんと確保されるという仕組み(のはずだった)。 購入の決め手になったURLたち これらを読んで使い良さそうなので購入を決めた。 https://www.e-mono-web.jp/2022/12/06/caster-slipper/ 床の汚れはキャスターにつかず、フェルトが掃いてくれるはず 硬いキャスターに汚れが直接まとわりつくせいで掃除が大変、という今の悩みから解放されそう フェルト自体の汚れについては使ってみないとわからないけど、キャ...