タイトルはGIGAZINEへのオマージュです。
引きこもってても地球とか宇宙のことがわかる。
いい時代になったものです。
# 東京マグニチュード8.0、おもしろいです。
そんなわけで、いくつかソフトとかサービスを紹介してみようとおもいます。
あなたと波長が合えば、ちょっと遊んだだけで何時間か飛ぶやもしれません。
どいつもそれくらい強力です。
http://www.google.co.jp/maps
言わずと知れた地図サイト。
史上初の「ドラッグできる地図」で「検索できる地図」。たぶん。
そのあと似たようなサイトがいっぱいでてきたけど、いまだに一番使いやすいと思われ。
ちなみに、日本語版は「Googleマップ」だけど、英語表記の場合は「Google Maps」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikQlvNOWN862Dxmn6bgz7QBUnyO7tXowQ3YMXA40RhsEGotq3MQLlqkmvudInILsD9JPN807OxguML2O3y0LmtNPofKT4zC6t89IBRXHbhtRnjHi4pKHVcnsvyJf_l5zQm6NXlDPFYJVzf/s400/gm2.jpg)
マップを自作できるのもたのしい。
ちなみに、こういう機能を使って絵を描いたりするのは日本人の得意技です。だれかやってるんじゃないかなー。
(四角と楕円と直線描く機能だけで痛車作ったりね……。海外でも大人気。
外人のコメント「なんてこった! 俺はゲームの中でも日本人から車を買うのか!」)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg70CXevh_LZb6gTSUuCyGEmCm0L35i1a0EG2wM9gXNO3PHap0tNoXAgNT2YMdOXr_Z6w1_YvFSVVl4RPKvjOY-aPPrE1N08qLUI_z7QhdDW6NKT6njoHB9bO8F_oXFckJxs_8XNrURfEWY/s400/gm1.jpg)
Google Transit との連携。これがけっこう便利で。
あとGoogle Mapsといえばストリートビューですね。新聞の見出しで「SV」って略されると何のことかわからんっていうあれです。
撮影車がシカにぶつかったのが写ってたりとか、いろいろ話題に事欠かなくてたのしいっつう機能です。
エイプリルフール企画にはガチャピンがでてきてストリートビューの紹介とかしてました。
http://googlejapan.blogspot.com/2009/04/google.html
あまり知られてないけど、Google Mapsには姉妹品があります。
http://www.google.com/moon/
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjQOZ7RxaCcDmtl5ZhS_JLrJn0FFUngwdPgdcO3kpUyXr-GQPThCyo_CtvNECqcaZMzrhXKn987EKNvO-TEZYwIlwqKqIVjDNCirWfW5TK0kVz0FOMBlMbq6Fk-J-EDTdnD039D12QAVTU/s400/gm3.jpg)
Google Moonもじつはけっこう昔からあるサービスです。
そのむかしは最高倍率まで拡大すると月面がチーズでした。
けっこう好きだったのにな、あれ。
http://www.google.com/mars/
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSDhMSaUXbEQRyDSkChtWReuQ50qW5yHJHSp6-4Wz48ART8dg2UpHP2uVfWtpRxzFIezjTZc1SYQeKyuZZXPuM9X9QsP5akH410o_RLaHNDFsavxY2pwo0PMtuPZz-biQoEIxMnqGMh-W0/s400/gm4.jpg)
Mapsと一文字違いのMars。
……狙ったんじゃないだろうな。
山の高さ21kmとかすげえよな。富士山の5.5倍。
http://earth.google.co.jp/, Google.
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHVdpVSgGtIkJumWiPr6EsHO5fWzU6u81EO1-QHFVCVH-Gl4B0S7XSBRERorkvRQbR72XpJ76zZAH3y5tG5G009o2x_rhcmFqQz3Y5uL9pOxxrLTg0NYI8AIMWzA-GRIua3W0agy8ITfrK/s400/ge1.jpg)
Google EarthはMapsをはじけさせた感じ(?)のソフト。
遊べるバーチャル地球儀的な。3Dでぐりぐりできてたのしい。
そしてよく分からない機能が豊富についている。
いまやかなりの人気ソフトで、Earthをやりたいがために
PCのグラフィックボードを買い換えるおじさんがいたりするらしい。
じつはNASAの出してるWorldWind [www.forest.impress.co.jp]っていうソフトがほとんど同じ機能でもっと前からあったんだけど、
Google Earthが出たらこっちの方が軽くて使い勝手がよかったので
WorldWindはサクッといらない子になってしまった。
Google Earthの衛星画像が米国以外でも高解像度対応になったころには
話題に上ることすらなく……。かわいそうに。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_rfSzhd5hVvyQBY1VWA27_fxwZ1IHhiYC9sgoOEJLuBkRrhyyIWDFfvvEFiSw7oR528EmoVKSPl5GKSAjpYr8S4iHkwSBg73Od30ZV3nlWEKU_hm0I0QYxtgkOBDa92ArXxmpsm_0rMq2/s400/ge2.jpg)
謎機能のひとつ「天気」。
天気予報みたいな画面を想像してたら、雲のレイヤーが表示されました。
ほかにもよくわからん「コミュニティ」とか。何に使うんだろう。
あでも外部サイトとの連携機能は強力。
ストリートビューはMapsのと同じなんだけど、写真を表示するときの演出がカッコイイ! 攻殻機動隊っぽい!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgx8YUX2CqJDMTmRMDbotDcE4zqPVrSDAcqGoqdanFhrNoR1D6OliRYWwA4A6cqwqmFWT47ORf2f7EspI5xCxhg2uygcZLo0_gU4u-inF0sb35jhTjvL-98aivJxyA6RAkyMssEoIOrQJX/s400/ge3.jpg)
3D都庁。
3Dじゃない建物は地面に張り付いている。なんか間抜け。
Google Sketchupでつくった3D建物をユーザーがEarth上に好き勝手に配置できるという機能。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUe9oCYGF8RA5Pb7dC8KXNWWuw_QU_2Qbo3AGO5FQCjDdAZNtooRlfIeAV0Fo3xWSfHYV0cLyxxUHmWzuqP6-8y7uV_gQ90ODO0toh-TLOy9nECd0FIw7WI6t-QTvcBUQHrYrP61Oq4TkL/s400/ge4.jpg)
これはGoogle Sky。やっぱり謎機能のひとつ。
またよくわからんコミュニティ的なのがいっぱい表示されてる。
火星とか選ぶと「火星を読み込んでいます...」って表示されるのがちょっと笑える。
そして最大のおばか謎機能、「フライトシミュレータ」。
いよいよMicrosoftにケンカ売るかGoogle、ってかんじ。
でた当初は隠し機能だったんだけど、そのうちおおっぴらに宣伝されるようになってた。
セオリー通りの手順を踏めば着陸もできる。
火星とか月でも飛べるという徹底ぶり(さすがに大気の有無はシミュレーションに入ってないみたいだけど)。
あとは、最新版だと海に潜れたりとかいう謎機能も。
15cmという驚異的な分解能の写真が使われてる場所があったり。
鮫に追いかけられてる漁船が写ってたり。
ロシアの軍事施設に黒塗りがしてあって見えなかったり。
そんなふーに、遊ぶだけ楽しめるソフトです。
ステラリウム。オープンソース。www.stellarium.org。
デスクトップでプラネタリウムできるソフト。例によってマウスでぐりぐりできます。
この手のソフトとしてはかなり表示がきれい。あと3Dが軽い。
ちょっと時間早回しにして眺めてるだけでトリップできるよ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb7IJ2HIDYsQ1Jf1NOTHDXtKg02H0RpbtzWxnGeUNgRbc3EBVUY-05UyKsHE2hhQ_ngdVVLu9XtdRPZhFkzeyFHfh8il1jPu6-dQFPN6dekBY9vE5DfKWb2R9RCaw18_zswDsDBHtHeVdx/s400/st3.jpg)
こんなかんじ。スペース押せば選んだ天体の動き追いかける。
表示は日本語だけど内部はわりと英語のままだったりする。あと日本語入力できなかったり。
なので検索には英語の天体名のほうがよさげ。「Deneb」「Orion Nebula」とか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEij-L6alW0qQOWPf1WqnTKeGH6ue3vG4PwonKQNUPtdy01ed3KZGiXGBnUTxhdSWA8eM4vlhgHlYnrq7GtaYyIpdLsPlqoOOS6kRkJ2KrPwRduoMqAJ03Y6k5HCqmRr2Sku5BmnU5uWaMfo/s400/st4.jpg)
星雲とか銀河の画像もなかなかきれいでよい。
さて、このソフトの神髄はプラネタリウムじゃなく、天体運行シミュレータにあります。
観測地の場所と高度に日時をあわせて、その瞬間の星空を再現可能なのです。
たとえばこのまえの日食の再現。場所は奄美大島。
見れるもの
「南半球の星座」「昼間の星空」「極地の白夜」「3年後に海外であるはずの月食」
わかること
「あしたの日没時刻」「そのとき金星は見えるか」「いま月はどこらへんにある?」
「北極星の位置って数千年単位でどれくらいずれるの?」
Microsoft製。http://www.worldwidetelescope.org/.
WWTはStellariumとは似て非なるソフト。
バーチャルプラネタリウムじゃなく、バーチャル望遠鏡ってかんじです。
いままで出てきた中ではいちばんアカデミックな空気。
望遠鏡と言ってるけど、実体はNASAの膨大なデータベースにアクセスするためのフロントエンド。
X線とか赤外とかのいろんな写真が好きなだけ見れます。容量にして12TBとも100TBとも。
一生に見切れる量じゃとてもない気がする。
むかしよく宇宙写真をスライドショー表示するソフトが売ってたけど、
そんなのの数億倍(誇張なし)はすげえとおもう。タダだし。WWT.
楽しめそうなのは「Guided Tour」機能。
天文とか宇宙論っぽい話題を簡単な解説つき(ただし英語音声)で見れる。
英語はわかんなくても、「スーパァノーヴァ」なら超新星!ってわかるし、なんとなく何言ってるか聞ける(気がする)。
ところで、なぜか惑星のなか、地球とか木星とかといっしょにマンデルブロ集合が入ってます。
謎機能のひとつに数えられましょう。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPHIgjnx-1-GjOBcmnYytjU6_Vbz1wti0-o0jMjc-oRvGGoBoS-vxNA1rRGFa1g_tlruUcnIBeYZiMqEefaCGVOMv2A0cKHidEoK19n9zlNNs_hLJML1jrpn7qBhqZPpzyVe9DalCidr0q/s400/ms+ww+t6.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEitEp1LKO-4KrWVARhQK6JzUaTcB-88XsxWwv4VaEJN-BbIDl8NLO6sJzypVGuuvhLdA3cXALLuXfGH56pIcJV3R54uHccXXOgYzxGLiwvovF3AvNCEjHj7WJ6qxcnoSMYBdYjLKN4EkK0b/s400/ms+ww+t7.jpg)
マンデルブロとかフラクタル図形がすきなひとは、これまたフリーソフトで
すきなだけフラクタル拡大できるようなやついっぱいあるから
遊んでみるとよいです。
ChaosProとかGNU XaoSとか。
引きこもってても地球とか宇宙のことがわかる。
いい時代になったものです。
# 東京マグニチュード8.0、おもしろいです。
そんなわけで、いくつかソフトとかサービスを紹介してみようとおもいます。
あなたと波長が合えば、ちょっと遊んだだけで何時間か飛ぶやもしれません。
どいつもそれくらい強力です。
Google Maps
http://www.google.co.jp/maps
言わずと知れた地図サイト。
史上初の「ドラッグできる地図」で「検索できる地図」。たぶん。
そのあと似たようなサイトがいっぱいでてきたけど、いまだに一番使いやすいと思われ。
ちなみに、日本語版は「Googleマップ」だけど、英語表記の場合は「Google Maps」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikQlvNOWN862Dxmn6bgz7QBUnyO7tXowQ3YMXA40RhsEGotq3MQLlqkmvudInILsD9JPN807OxguML2O3y0LmtNPofKT4zC6t89IBRXHbhtRnjHi4pKHVcnsvyJf_l5zQm6NXlDPFYJVzf/s400/gm2.jpg)
マップを自作できるのもたのしい。
ちなみに、こういう機能を使って絵を描いたりするのは日本人の得意技です。だれかやってるんじゃないかなー。
(四角と楕円と直線描く機能だけで痛車作ったりね……。海外でも大人気。
外人のコメント「なんてこった! 俺はゲームの中でも日本人から車を買うのか!」)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg70CXevh_LZb6gTSUuCyGEmCm0L35i1a0EG2wM9gXNO3PHap0tNoXAgNT2YMdOXr_Z6w1_YvFSVVl4RPKvjOY-aPPrE1N08qLUI_z7QhdDW6NKT6njoHB9bO8F_oXFckJxs_8XNrURfEWY/s400/gm1.jpg)
Google Transit との連携。これがけっこう便利で。
過去にはこんなネタもありました。
Googleマップで経路検索すると「大西洋を泳いで渡る」と表示される [gigazine.net]。
現在では大陸をまたぐような経路は検索できなくなっているようで、それ考えるとふつうにバグだったのかもしれません。
あとGoogle Mapsといえばストリートビューですね。新聞の見出しで「SV」って略されると何のことかわからんっていうあれです。
撮影車がシカにぶつかったのが写ってたりとか、いろいろ話題に事欠かなくてたのしいっつう機能です。
エイプリルフール企画にはガチャピンがでてきてストリートビューの紹介とかしてました。
http://googlejapan.blogspot.com/2009/04/google.html
Google Mars
あまり知られてないけど、Google Mapsには姉妹品があります。
http://www.google.com/moon/
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjQOZ7RxaCcDmtl5ZhS_JLrJn0FFUngwdPgdcO3kpUyXr-GQPThCyo_CtvNECqcaZMzrhXKn987EKNvO-TEZYwIlwqKqIVjDNCirWfW5TK0kVz0FOMBlMbq6Fk-J-EDTdnD039D12QAVTU/s400/gm3.jpg)
Google Moonもじつはけっこう昔からあるサービスです。
そのむかしは最高倍率まで拡大すると月面がチーズでした。
けっこう好きだったのにな、あれ。
http://www.google.com/mars/
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgSDhMSaUXbEQRyDSkChtWReuQ50qW5yHJHSp6-4Wz48ART8dg2UpHP2uVfWtpRxzFIezjTZc1SYQeKyuZZXPuM9X9QsP5akH410o_RLaHNDFsavxY2pwo0PMtuPZz-biQoEIxMnqGMh-W0/s400/gm4.jpg)
Mapsと一文字違いのMars。
……狙ったんじゃないだろうな。
山の高さ21kmとかすげえよな。富士山の5.5倍。
Google Earth
http://earth.google.co.jp/, Google.
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHVdpVSgGtIkJumWiPr6EsHO5fWzU6u81EO1-QHFVCVH-Gl4B0S7XSBRERorkvRQbR72XpJ76zZAH3y5tG5G009o2x_rhcmFqQz3Y5uL9pOxxrLTg0NYI8AIMWzA-GRIua3W0agy8ITfrK/s400/ge1.jpg)
Google EarthはMapsをはじけさせた感じ(?)のソフト。
遊べるバーチャル地球儀的な。3Dでぐりぐりできてたのしい。
そしてよく分からない機能が豊富についている。
いまやかなりの人気ソフトで、Earthをやりたいがために
PCのグラフィックボードを買い換えるおじさんがいたりするらしい。
じつはNASAの出してるWorldWind [www.forest.impress.co.jp]っていうソフトがほとんど同じ機能でもっと前からあったんだけど、
Google Earthが出たらこっちの方が軽くて使い勝手がよかったので
WorldWindはサクッといらない子になってしまった。
Google Earthの衛星画像が米国以外でも高解像度対応になったころには
話題に上ることすらなく……。かわいそうに。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_rfSzhd5hVvyQBY1VWA27_fxwZ1IHhiYC9sgoOEJLuBkRrhyyIWDFfvvEFiSw7oR528EmoVKSPl5GKSAjpYr8S4iHkwSBg73Od30ZV3nlWEKU_hm0I0QYxtgkOBDa92ArXxmpsm_0rMq2/s400/ge2.jpg)
謎機能のひとつ「天気」。
天気予報みたいな画面を想像してたら、雲のレイヤーが表示されました。
ほかにもよくわからん「コミュニティ」とか。何に使うんだろう。
あでも外部サイトとの連携機能は強力。
ストリートビューはMapsのと同じなんだけど、写真を表示するときの演出がカッコイイ! 攻殻機動隊っぽい!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjgx8YUX2CqJDMTmRMDbotDcE4zqPVrSDAcqGoqdanFhrNoR1D6OliRYWwA4A6cqwqmFWT47ORf2f7EspI5xCxhg2uygcZLo0_gU4u-inF0sb35jhTjvL-98aivJxyA6RAkyMssEoIOrQJX/s400/ge3.jpg)
3D都庁。
3Dじゃない建物は地面に張り付いている。なんか間抜け。
Google Sketchupでつくった3D建物をユーザーがEarth上に好き勝手に配置できるという機能。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUe9oCYGF8RA5Pb7dC8KXNWWuw_QU_2Qbo3AGO5FQCjDdAZNtooRlfIeAV0Fo3xWSfHYV0cLyxxUHmWzuqP6-8y7uV_gQ90ODO0toh-TLOy9nECd0FIw7WI6t-QTvcBUQHrYrP61Oq4TkL/s400/ge4.jpg)
これはGoogle Sky。やっぱり謎機能のひとつ。
またよくわからんコミュニティ的なのがいっぱい表示されてる。
火星とか選ぶと「火星を読み込んでいます...」って表示されるのがちょっと笑える。
そして最大のおばか謎機能、「フライトシミュレータ」。
いよいよMicrosoftにケンカ売るかGoogle、ってかんじ。
でた当初は隠し機能だったんだけど、そのうちおおっぴらに宣伝されるようになってた。
セオリー通りの手順を踏めば着陸もできる。
火星とか月でも飛べるという徹底ぶり(さすがに大気の有無はシミュレーションに入ってないみたいだけど)。
あとは、最新版だと海に潜れたりとかいう謎機能も。
15cmという驚異的な分解能の写真が使われてる場所があったり。
鮫に追いかけられてる漁船が写ってたり。
ロシアの軍事施設に黒塗りがしてあって見えなかったり。
そんなふーに、遊ぶだけ楽しめるソフトです。
Stellarium
ステラリウム。オープンソース。www.stellarium.org。
デスクトップでプラネタリウムできるソフト。例によってマウスでぐりぐりできます。
この手のソフトとしてはかなり表示がきれい。あと3Dが軽い。
ちょっと時間早回しにして眺めてるだけでトリップできるよ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb7IJ2HIDYsQ1Jf1NOTHDXtKg02H0RpbtzWxnGeUNgRbc3EBVUY-05UyKsHE2hhQ_ngdVVLu9XtdRPZhFkzeyFHfh8il1jPu6-dQFPN6dekBY9vE5DfKWb2R9RCaw18_zswDsDBHtHeVdx/s400/st3.jpg)
こんなかんじ。スペース押せば選んだ天体の動き追いかける。
表示は日本語だけど内部はわりと英語のままだったりする。あと日本語入力できなかったり。
なので検索には英語の天体名のほうがよさげ。「Deneb」「Orion Nebula」とか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEij-L6alW0qQOWPf1WqnTKeGH6ue3vG4PwonKQNUPtdy01ed3KZGiXGBnUTxhdSWA8eM4vlhgHlYnrq7GtaYyIpdLsPlqoOOS6kRkJ2KrPwRduoMqAJ03Y6k5HCqmRr2Sku5BmnU5uWaMfo/s400/st4.jpg)
星雲とか銀河の画像もなかなかきれいでよい。
さて、このソフトの神髄はプラネタリウムじゃなく、天体運行シミュレータにあります。
観測地の場所と高度に日時をあわせて、その瞬間の星空を再現可能なのです。
たとえばこのまえの日食の再現。場所は奄美大島。
ところでこの日食、ひまわりで宇宙から見た写真が気象庁にあります。
丸いカゲが地球を這っていく……
ハリウッド映画で出てきたら間違いなく滅亡カウントダウンのシーン。
http://www.jma-net.go.jp/sat/data/web/suneclipse_observation.html
見れるもの
「南半球の星座」「昼間の星空」「極地の白夜」「3年後に海外であるはずの月食」
わかること
「あしたの日没時刻」「そのとき金星は見えるか」「いま月はどこらへんにある?」
「北極星の位置って数千年単位でどれくらいずれるの?」
WorldWide Telescope
Microsoft製。http://www.worldwidetelescope.org/.
WWTはStellariumとは似て非なるソフト。
バーチャルプラネタリウムじゃなく、バーチャル望遠鏡ってかんじです。
いままで出てきた中ではいちばんアカデミックな空気。
望遠鏡と言ってるけど、実体はNASAの膨大なデータベースにアクセスするためのフロントエンド。
X線とか赤外とかのいろんな写真が好きなだけ見れます。容量にして12TBとも100TBとも。
一生に見切れる量じゃとてもない気がする。
むかしよく宇宙写真をスライドショー表示するソフトが売ってたけど、
そんなのの数億倍(誇張なし)はすげえとおもう。タダだし。WWT.
楽しめそうなのは「Guided Tour」機能。
天文とか宇宙論っぽい話題を簡単な解説つき(ただし英語音声)で見れる。
英語はわかんなくても、「スーパァノーヴァ」なら超新星!ってわかるし、なんとなく何言ってるか聞ける(気がする)。
ところで、なぜか惑星のなか、地球とか木星とかといっしょにマンデルブロ集合が入ってます。
謎機能のひとつに数えられましょう。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPHIgjnx-1-GjOBcmnYytjU6_Vbz1wti0-o0jMjc-oRvGGoBoS-vxNA1rRGFa1g_tlruUcnIBeYZiMqEefaCGVOMv2A0cKHidEoK19n9zlNNs_hLJML1jrpn7qBhqZPpzyVe9DalCidr0q/s400/ms+ww+t6.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEitEp1LKO-4KrWVARhQK6JzUaTcB-88XsxWwv4VaEJN-BbIDl8NLO6sJzypVGuuvhLdA3cXALLuXfGH56pIcJV3R54uHccXXOgYzxGLiwvovF3AvNCEjHj7WJ6qxcnoSMYBdYjLKN4EkK0b/s400/ms+ww+t7.jpg)
マンデルブロとかフラクタル図形がすきなひとは、これまたフリーソフトで
すきなだけフラクタル拡大できるようなやついっぱいあるから
遊んでみるとよいです。
ChaosProとかGNU XaoSとか。
コメント
Natsumi
Natchan?
上記の天体系のサイトは地学の時間に散々遊んだ記憶が・・・。
楽しそうな地学じゃ。
WWTなんか、PCに接続したリアルの望遠鏡を操作する機能までついてるんだぜ。
えー、すごい。あーあ、こういうのにはまりだしたら止まらないんですよ。
望遠鏡ほしーい。
書き込むときに「名前/URL」を選んでみよう。
#アカウント持ってるのはわたしだけですいまんとこ
望遠鏡、むかしちっこいやつ持ってたけど、いまいちなにも見えなかったなー。
技術も性能も足りなかったのだ。
出来たかな。
望遠鏡も欲しいですけど、今カメラが欲しいんですよ。でもどんなのがいいのか全然わからなくて。いつかのコメントで誰かとカメラについて色々書いてましたよね?あれを読んでも何のことやら・・・。
「まだない」という名前の猫 みたいな自己矛盾ジョークの意味で、再度「匿名さん」だったらおもしろかったかも。いみがわからない。
かめらはねー とりあえず目的を定めるべし。つまり、写真を撮りたいんか、思い出を残したいんか。
写真目的なら性能重視。前のカメラ談議はこっち方面の会話でした。
思い出目的ならデザインよくて薄くて軽くて操作しやすいやつ(だいじ)の中で性能と財布を秤にかける。
性能のことは まず自分で調べてみるといいっさ。悩んでるときがいちばん楽しいとはよく言ったものだ。
とりあえず画素数で選んではいけない。