寒いのでお風呂の給湯器が大活躍です。
料理用のお湯もこれで汲むと早いんだよね。
で、この給湯器なんですが
温度設定が怪しげ。
給湯器さんはですね、
下は37℃から
上は75℃まで
おおよそ1℃刻みの設定が可能となっております。
いや、おかしいだろ。絶対。
たかがガス湯沸かし器に
そんな高精度の給湯能力があるのか!?
1℃刻みですよ!?
「流れ続けてる」「毎日温度の違う」「水」を
「ほぼ瞬時に」「目的の温度まで」
「1℃単位の正確さで」「電熱ではなくガス熱のみ」
で加熱するって意味ですよ!?
……いや、家庭用でそれは、無理だろ。
きっと無理だけど、どうせならしっかり確認したい。
⇒ 温度計を買ってきました。
料理用の高精度な温度計です。270℃とかまで測れる。
まずは外気温から測ってみますね(うちの給湯器は家の外についてます)。
外気温3.3℃ということは
給湯器にも5℃くらいの水が入ってきてるはず。
感覚で言うと、だいたい冷蔵庫内ぐらいですかね。
このふつうに冷たい水を、
75℃にまで加熱してもらいます!
給湯器的にはかなり難易度高い案件なんじゃね!?
つーかこの気温で75℃の給湯を維持するなんて無理ゲー。
外気温3℃なのに75℃設定。さて何℃の湯が出るのか!?
予想としては、そうだなきっと
50℃くらいになって出てくるんじゃないかなー。
えっうそ
すごくね?
びっくりです。すげー正確さです。めっちゃ能力高いです。
ぼくはいつもシャワーを48℃にして入ります。
当然、出てくるお湯はかなり熱いです。
熱いんですけど、でも実際に48℃もの高温がまさか出てるとは、
思ってませんでした。
……給湯器を48℃にセットします。
……お湯を出します。
……出てくるお湯に温度計の先端をつけます。
……温度計の表示を読みます(ゴクリ)
めちゃめちゃ正確じゃないですか!? どうなってるんですかこれ!?
50℃にセットして、
お湯を出し、
温度計をつける。
表示を読む。
一体どうやってこんな正確に…… こうなったら全部の温度で試してみよう。
ちょっと本腰入れてデータ取ることにしました。
設定可能な温度は
37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 50, 60, 75
各点最低2回は温度計測し平均をとります。
ちゃんと測ってみると、
いつもいつも正確な温度を出せるわけではないことも
分かってきました。
たとえば、
なるほど、蛇口の勢いが小さいと温度が不安定
になるみたいです。なので、
最終的に蛇口の勢い「大」「小」を分けて測定しまして
データがこのように
とれました。グラフにします。
まず勢い「大」のとき。
読み方は
高温域では出力不足となりますが、
中~低温域の精度は非常に高いという特性が見て取れます。
目標温度との差が最大で10℃になるも見逃せないポイントです。
一方、勢い「小」のときのグラフです。
見比べてみるとおもしろい。こちらは
高温域までよく追従していますが、一方で
低温域の温度維持に難がある(不安定)ことがわかります。
いちばん面白いのは40℃以下の領域。グラフが寝ています。なんと、
40℃よりぬるいお湯を出すことができないようです。
「ガス炎の出力はこれ以下にできない」みたく決まっているんでしょうかね。
まとめー!
さいごに今回の写真スライドショーを置いて、調査終了!
料理用のお湯もこれで汲むと早いんだよね。
で、この給湯器なんですが
温度設定が怪しげ。
給湯器さんはですね、
下は37℃から
上は75℃まで
おおよそ1℃刻みの設定が可能となっております。
いや、おかしいだろ。絶対。
たかがガス湯沸かし器に
そんな高精度の給湯能力があるのか!?
1℃刻みですよ!?
「流れ続けてる」「毎日温度の違う」「水」を
「ほぼ瞬時に」「目的の温度まで」
「1℃単位の正確さで」「電熱ではなくガス熱のみ」
で加熱するって意味ですよ!?
……いや、家庭用でそれは、無理だろ。
きっと無理だけど、どうせならしっかり確認したい。
⇒ 温度計を買ってきました。
料理用の高精度な温度計です。270℃とかまで測れる。
まずは外気温から測ってみますね(うちの給湯器は家の外についてます)。
外気温3.3℃ということは
給湯器にも5℃くらいの水が入ってきてるはず。
感覚で言うと、だいたい冷蔵庫内ぐらいですかね。
このふつうに冷たい水を、
75℃にまで加熱してもらいます!
給湯器的にはかなり難易度高い案件なんじゃね!?
つーかこの気温で75℃の給湯を維持するなんて無理ゲー。
外気温3℃なのに75℃設定。さて何℃の湯が出るのか!?
予想としては、そうだなきっと
50℃くらいになって出てくるんじゃないかなー。
結果は……
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
じゃん!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
じゃん!
えっうそ
すごくね?
びっくりです。すげー正確さです。めっちゃ能力高いです。
ぼくはいつもシャワーを48℃にして入ります。
当然、出てくるお湯はかなり熱いです。
熱いんですけど、でも実際に48℃もの高温がまさか出てるとは、
思ってませんでした。
……給湯器を48℃にセットします。
……お湯を出します。
……出てくるお湯に温度計の先端をつけます。
……温度計の表示を読みます(ゴクリ)
めちゃめちゃ正確じゃないですか!? どうなってるんですかこれ!?
50℃にセットして、
お湯を出し、
温度計をつける。
表示を読む。
一体どうやってこんな正確に…… こうなったら全部の温度で試してみよう。
ちょっと本腰入れてデータ取ることにしました。
設定可能な温度は
37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 50, 60, 75
各点最低2回は温度計測し平均をとります。
ちゃんと測ってみると、
いつもいつも正確な温度を出せるわけではないことも
分かってきました。
たとえば、
なるほど、蛇口の勢いが小さいと温度が不安定
になるみたいです。なので、
最終的に蛇口の勢い「大」「小」を分けて測定しまして
データがこのように
目標温度 | 実際の温度 |
---|---|
75 | 64.7 |
60 | 57.9 |
50 | 48.9 |
48 | 47.2 |
47 | 46.2 |
46 | 45.4 |
45 | 44.0 |
44 | 43.4 |
43 | 42.5 |
42 | 41.7 |
41 | 40.7 |
40 | 39.7 |
39 | 38.9 |
38 | 37.9 |
37 | 36.6 |
目標温度 | 実際の温度 |
---|---|
75 | 72.5 |
60 | 57.7 |
50 | 50.1 |
48 | 47.4 |
47 | 46.2 |
46 | 44.9 |
45 | 44.0 |
44 | 43.7 |
43 | 42.2 |
42 | 41.6 |
41 | 40.1 |
40 | 39.9 |
39 | 40.0 |
38 | 40.0 |
37 | 40.0 |
とれました。グラフにします。
まず勢い「大」のとき。
読み方は
- 縦軸が目標温度(設定温度)
- 横軸が実際に出たお湯の温度
- 中央の点線に近いほど正確な給湯
高温域では出力不足となりますが、
中~低温域の精度は非常に高いという特性が見て取れます。
目標温度との差が最大で10℃になるも見逃せないポイントです。
一方、勢い「小」のときのグラフです。
見比べてみるとおもしろい。こちらは
高温域までよく追従していますが、一方で
低温域の温度維持に難がある(不安定)ことがわかります。
いちばん面白いのは40℃以下の領域。グラフが寝ています。なんと、
40℃よりぬるいお湯を出すことができないようです。
「ガス炎の出力はこれ以下にできない」みたく決まっているんでしょうかね。
まとめー!
- 高温を出すときはちょろちょろ使う
- 低温を出すときはいっぱい使う
- それでも39℃以下はないものと思え
- ふつうに使うと、37℃も38℃も40℃も区別されない
- 65℃がほしかったら75℃設定で蛇口全開にする
- それ以外なら給湯器は寒い日でもかなり正確
- いっぱい出したお湯はやみのお風呂になりました
さいごに今回の写真スライドショーを置いて、調査終了!
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