2016-12-30

Quantum Break エンディング&ネタバレ考察

Quantum Breakがたいへん面白かったのでエンディング後の展開を含めて考察していきます。
他所様の考察は読んでいないので的外れだったらごめん。1万文字の長文なので読む人は覚悟してください。



!!!めっちゃネタバレです!!!





!!!持ってない人はぜひ買ってプレイしましょう!!!





!!!確実に体験すべきゲーム!!!











クロノン・シンドロームとは何か?

進行性の病気というか症候群。人間がシフター(クロノン破壊波動関数生命体)に変貌する途中に発生する一連の症候群という感じ。

この症状を発症した人間は遅かれ早かれシフターになるものと思われる。進行を遅らせることはできても完治できた事例はない(キム博士がそれを確立する直前で殺されたとのことだが)。

大量のクロノン粒子に被爆
→ 断裂の中でも動けるようになる
→ タイム・パワーに覚醒
→ 選択肢に未来のヴィジョンを見るようになる
→ 他のシフターと同化する予知夢を見る
→ 体調が悪化し運動能力が低下
→ 精神が侵され狂い始める
→ 身体の周囲に常に断裂フィールドが発生
→ 人間としての意識がなくなる
→ 死んでも復活するが、断裂時間でしか活動できなくなる

Windows版だとタイム・ドッジがShiftキーに割り当てられているの、関係あるのかなとか考えてしまう。



シフターである/になるのは誰か?

キム博士、ハッチ、ポール、ジャックは確定。
ウィルもクロノン被曝量から考えるとシフターになりそう。ベスも可能性あり(後述)。

アマラル博士も結構な量のクロノン被爆をしているので、可能性あり
(断裂中にジャックが手を触れることで動けるようになったのはウィルとアマラルのみだったが、ウィルはそれを「クロノン被爆量の問題だろう」と言っていた)。

クラリス・オガワは描写がなくわからないが、ハッチに協力しているので可能性としてはありうる(後述)。



ハッチの正体と目的は?

  • ハッチは「はるか昔」の時代に生まれた元人間で、天然のタイムマシンに出会いシフターとなった
  • 時間の終わりで進化し、シフターと人間の状態を自由に切り替えられるようになった
  • 行動目的はすべてのシフター達が自分と同じ状態に到れるようにすること、そのために時間を終わらせること
  • 「古い世界を終わらせ、新しい調和の取れた世界を作る」らしい。それはシフターのための楽園という意味だろう

ハッチの目的を「人類総シフター化では?」と考察する向きもあるが、時間の終わりまであと数年という状態で確定しているシフターが数人しか存在しないのでは、人類全体を目標とするには少なすぎる。

また、人類総シフター化が実現していたなら、時間の終わりに飛ばされたポールとベスは70億のシフターを前にサバイバルをやることになるわけで、とても数週間もの長期間(ポールの日記での発言より)を生きてはいられなかったと思う。



ハッチは何をしてきたか?

基本、時間の終わりを早めるためあらゆることを実行してきている。

本編中、ハッチはポールが死ぬように仕向け、
ジャックのシフター化を加速させ、
ライフボートのクロノン粒子を大量消費させ再始動不能にし、
時間の終わりに対応するための組織であったモナークを瓦解させ、
対抗手段を燃え尽きさせた。

  • モナークに入社し上司を殺してポストを空けながら出世
  • 警備とPRの責任者、ポールの専任アドバイザーになる
  • ベスの存在にポールが気づかないよう妨害?
  • ポールがウィルのタイムマシンを見つけないよう妨害?
  • キム博士を事故に見せかけて殺害(シフター化)しポールの治療手段を奪う。このとき近くに大きなクロノン粒子源は存在しなかったとあるので、ハッチは恐らく自身のシフターとしての能力を使ってクロノン粒子を大量生成することで、博士を被爆させた。
  • 大学プロジェクトに投資家として資金援助する
  • 大学からまともなクロノン科学者を引き抜くことで、大学プロジェクトから人員を奪う(なおキム博士も大学プロジェクトの相談役だった)
  • 大学で作られていたタイムマシンに危険な改造を行い時間の断裂の原因を作る
  • ウィルが指摘したタイムマシンの計算エラーを検証できないよう、データをロックアウトする
  • ウィルがタイムマシンの危険性を訴えたとき、投資家の中でただ一人プロジェクトの続行を唱える
  • 断裂が発生する直前、大学のすぐ前の道路でジャックに会う
  • ジャックの拘束を外し、ポールを殺してくれるよう暗に説得する†
  • モナークのパーティーにおいて部下にスピーチを銃撃させる
  • ドローンを再プログラムしアマラルに向かって墜落させる
  • チャーリーに「君がライフボートに参加できないのはポールのせいだ」と吹き込む
  • チャーリーにセキュリティを解除させC.F.R.を手に入れようとする
  • 研究所を爆破しポールの治療手段を破壊、またシフターとなったキム博士を解き放つ
  • ポールにアマラルの裏切りを吹き込む
  • ポールに「スピーチを狙って銃撃したのはジャックだ」と吹き込む
  • ライフボートを始動しようとするポールを止めようと再三説得†
  • 「C.F.R.をジャックに渡せば断裂を修復できる」と訴えていたチャーリーを後ろから殺害†
  • チャーリーを脅してC.F.R.チェンバーを開けさせる†
  • チャーリーを使ってC.F.R.を奪おうとするリアムを殺害する。その後チャーリーとエミリーに妨害され一時無力化される†
  • メンテナンス技術者を脅してモナーク本部のひずみ抵抗を解除させる
  • ひずみ抵抗が消失した本部内でシフター化し、ジャックを妨害する戦闘要員を大量に殺害
  • 本部上層階でジャック宛に謎めいたメモを残す
  • 事件が終わった後でジャックをモナークに誘う

†ルート分岐次第



ハッチの目薬は何なのか?

ハッチが「クロノン粒子が含まれる目薬」を頻繁に点しているが、何のためのものなのかは不明。

人間状態を維持するための薬なのではという考察をどこかで読んだけれど、ハッチが人間にもなれるよう進化したのが「目薬など存在しないであろう時間の終わり」であることを考えると、この説は支持しがたい。

そもそも全身症状であるシフター化が目薬程度で抑えられるというのが不自然。

ハッチは右目がいつも充血しており、目薬を点しているのはいつも右目だった。実は単なる充血対処用の目薬だったのでは?

個人的には「普通の充血対処用目薬ではあるが、シフターに普通の目薬では効果がなく、クロノン粒子を多少添加する必要がある」という説を唱えたい。

(死んだこともなかったことになるシフターなら、充血を治療したことも不可抗力的になかったことになるだろう、という理屈)

なお偶然だろうか、C.F.R.チェンバー前でエミリーに撃たれたのも右目だった。



クラリス・オガワ司令官の目的は?

ハッチ以上に謎の多いのがクラリス。

  • かなり以前からポールを裏切りハッチに協力している
  • 司令官の役職を持つ。通信指令担当。リバーポートの情報統制も管轄している
  • ハッチと違い、ジャックを真面目に追跡し通常兵器にて殺害しようとする
  • 部下に命じてアマラルの死体処理を実行†
  • ライフボート始動とシフターの徘徊をアナウンス
  • ハッチを裏切り者と考えるのは誤解だとポールを説得†
  • 最後までポールにまったく裏切りを疑われなかった唯一の人物。なぜかアマラルよりも信頼されている
  • 事件が落ち着いたあと、ジャックにインタビューをして一部始終を聞き出す
  • ハッチがシフターであることを知っているらしき発言(ハッチに殺されたリアムについて、「強敵と戦ったのよ」と言及)

クラリスがハッチに協力している理由は語られていないため、推測するしかない。
そもそも彼女がハッチの最終目的をどこまで理解しているのかも不明だが、

A. 自身がシフターなのでハッチに協力する直接的メリットがある
B. ポールを失脚させて会社内でより高い地位に就きたいだけ
C. 長年ハッチの腹心であり秘密も知っていることで立場上逆らえなかった

のどれかだろうか。

Aについては、タイム・パワーを使って戦場を撹乱するジャックを相手に普通に混乱していたりと、本人がシフターであることには否定的な描写が多かったように思える。

Bでは、いくら会社での地位を得ても、引き換えに時間が終わって世界滅亡してしまっては意味がないのでは? という疑問が生じる。

CもBと同じで、脅されて従ったとしても世界を滅亡させるのではデメリットの方が大きい。脅しの対象が家族だった場合はなおさらである。一時的には従っておいて、いずれハッチを無力化する予定だったのだろうか。

あるいは、「時間が終わる前に、キム博士のようにシフター化してもらうつもりでいた」のかもしれない。



ポールとアマラルは恋人同士だった?

Yes.

ハッチがポールにその旨の発言をし、ポールも否定しなかった。



ジャックはベスのことが好きなの?

たぶんYes.

拘束を解きに来たベスに対し、ジャックは妙にお世辞を言いったり必要以上のスキンシップを取ろうとしてやんわりと拒絶されたりしていた。
その後もベスに絡もうとして微妙に踏み込めない冗談を言う、強がっているときのオトコノコみたいな発言が続く。



エリカ・クロス(女性)宛のメールで「奥さんによろしく」と書かれていたのは誤植?

たぶんNo. エリカはレズビアンと思われる。

今時はポリコレに対応するため、創作物であっても一定数LGBTキャラを登場させないとうるさいからという理由であろう。

主要キャラであるハッチが黒人なのも同じ理由。



ウィルの研究所にあった鉢植えは何?

たぶん、大麻。

ジャックいわく「どおりで、いつも変な発想ばかりしてたもんだ」



なぜジャックはポールの予想よりずっと早く能力を使いこなせるようになった?

ポールよりもジャックの方が時間の断裂を多く経験しているため。

アマラルは断裂が起こるたびにポールのクロノン・シンドロームがひどくなっていると報告している。また、ポールは病状が進むにつれ能力が増大している(シフター化が進んでいる)と言っている。

ジャックは被爆直後すぐに何度も断裂を経験しているため、シフター化がかなり早く進んだのだと考えられる。

また、ジャックはグラウンド・ゼロに足を踏み入れており、これも要因として大きかったと思われる。ここは常時クロノン粒子が多く短時間で大量に被爆したことだろう。

ポールも当然グラウンド・ゼロは訪れているが、ポールがグラウンド・ゼロの異常に触れたのはクロノン活性を得た11年後である(アマラルによれば、グラウンド・ゼロは断裂が発生すると異常地帯ではなくなる。このため時間の終わりではグラウンド・ゼロの異常には触れられなかった)。

一方ジャックは断裂が発生して数時間後にグラウンド・ゼロを通過しており、ポールと大きく状況が異なる。



なぜ未来を正確に予測できたはずのポールが、時間の終わりが来るまでの猶予を見誤ったのか?

ポールは断裂の開始から時間の終わりまで数年の猶予があると予測(経験)していたが、実際には48時間以内に終わりが来てしまった。

これの理由はポールの勘違いで、1回だと思っていた時間の終わりが実際には複数回発生するためである。



時間の終わりは回避できたのか?

時間の終わりは一時的には修復できたが、最終的には時間は必ず終わる。

ゲームのラストでジャックとウィルは対抗手段を使い時間の断裂を修復した。ウィルも太鼓判を押しているのでこれは間違いない。

だが、ポールとベスが時間の終わりを見てきてしまっている以上、終わりは確実に存在するはずである。

ジャックはこの齟齬を「ポールの言ったことは間違っていた。過去介入によって未来を変えられるんだ」というふうに解釈したが、その考え方は作中ノヴィコフの首尾一貫の原則により理論的に否定されている。

これを矛盾なく説明しようとするなら、時間の終わりは最低でも2つ存在したと考えるしかない。

つまり、ジャックが修復したのは最初の1つだけで、次の(もしくは、さらにその次の)時間の終わりは修復できなかった。

その証拠にベスは時間の終わりの年を覚えていて、2021年と言っている。作中ジャック達が修復した断裂は2016年のものだった。



ジャックは世界を救ったのか?

No. むしろ世界を滅ぼした。

ジャックはハッチの計略(ポールが死ぬように仕向ける、ライフボートを再始動不能状態にする、対抗手段を燃え尽きさせる)にまんまと加担させられた。

この結果、エンディング後に再度時間の終わりが来ても対処ができないような状況を作り出してしまった。ウィルはもう一度対抗手段を作るには何年もかかる、と明言している。



世界を本当に救う方法はあったのか?

ジャックがポール、ウィルと報連相をしっかりやって協力すれば世界は問題なく救えた。

  • ウィルの対抗手段で時間は修復できる
  • ポールがちゃんと説明してウィルに協力を取り付ければ対抗手段を有効利用できる
  • 1つ目の対抗手段はライフボートの維持に使う
  • あとはライフボートの中でモナークの資材を使って対抗手段を量産し、時間を修復する
  • ジャックについては、ウィルが冷静に話せば納得はしないまでも邪魔はしてこないと思われる

こういう協力関係を発生させないためにハッチが暗躍していたとも言える。



誰が間抜けだったか?

一番の間抜けはポール。いきなりウィルを殺せばジャックが敵対することは目に見えていた。

そもそも断裂開始直後いきなりモナークに2人を撃たせているおり、端から対話を拒否している。穏便に進めるのであれば、断裂発生直後に17年後の姿で現れて丸腰のままジャックに説明すれば済んだ話。

ポールだけはウィルが対抗手段の製作者であることを知っていたのだから、ウィルと協力すれば対抗手段は量産できるであろうこともわかったはず。なぜ殺そうとしたのか理解に苦しむ。

ポールは基本的に誰にも説明する気が無く誤解をそのままにしておくのがヤバイ。少女漫画に出てくる悪ぶってるキザ男みたいである。スピーチに代役を立ててまで出向いたジャックの説得で、開口一番「もう1台のタイムマシンはどこだ?」と尋問する無神経さが恐ろしい恐ろしい。

次に間抜けなのは主人公ことジャック。こいつはまず話を聞かない。ポールが説明下手すぎ&いきなり攻撃しすぎなのが悪いわけだが、それにしてもこいつは喧嘩っ早過ぎである。しかもその性質をハッチにうまいこと利用されてしまう。

本編では、事態を解決できるはずだった材料をジャックがどんどん破壊していくので、必然的に最悪の結末に突っ走る形になってしまった。

ジャックは殺したリアムの表情を見たとき「誰もが正しいことをしていると信じこまされてきたのだ、とはじめて気づいた」と語っている。しかし正しいと信じこんで間違った行動をしている筆頭はジャック本人で、しかも自分ではそれに気づいていないというのだから間抜けである。

ウィルとアマラルが同立三位。ウィルは誰よりも知識があるはずなのに、終盤ではジャックを伴って自分から破壊活動にいそしむ。断裂開始直後にジャックにきちんと説明し、ポールにも協力していれば、最悪の結末は防げたはず。

アマラルはポールが好きすぎてベスを雑に妨害するわ、戻ってきてポールを混乱させるわでいいところが無い(この人が有能であるとわかる描写は本編中にはなく、過去の功績がテキストで示されるのみである)。

アマラルはやろうと思えばポールとジャックの間を取り持つぐらいできたはず。仮にウィルとアマラルが個人的に協力するだけでも結末は大分違っていただろう。



三人が理想的な協力関係を築けた場合、ハッチはどういう行動に出ただろうか?

時間の断裂を起こしまくる。

対抗手段が100個量産されたら100回断裂を起こせばいい。基本的に攻撃する側が絶対的に有利な状況なので、同じことの繰り返しでいずれは勝てる。

どうせあと数日でポールは死ぬし、ジャックは早晩シフター化する。ウィルもシフター化するか、普通に寿命で死ぬ。一方ハッチには寿命も時間の概念も無いので、遠い未来であっても構わないなら必ず目的は達せられるだろう。

ハッチのこうした動きに対し取れる対策としては、対抗手段をウィルが死んだ後でも安定生産できるよう、原理と製作方法に関する知識を広く公開すること。しかし、その大きな助けになったであろうモナークは瓦解したうえハッチに掌握されてしまった。



ジャックがベスを助けられる可能性はあるのか?

ある。ポイントは「ジャックはベスが完全に事切れた瞬間までは観測していない」点にある。

A. タイムマシンを使って医療チームを2010年に送り込み、ポールに撃たれた直後の時点ベスを大量の人員で一気に治療してしまう

B. タイムマシンを使って死にかけのベスを時間の終わりに連れて行き、停止時間状態でゆっくり治す

C. 時間が経ちシフターとなったジャックが2010年に移動して、死にかけのベスを(ハッチがキム博士に対してやったように)シフター化する。死んだ後ですらシフター化&蘇生が可能なのはポールで実証済み

Cについて補足すると、ベスは死亡時点でポールを超えるクロノン被爆を受けていたと考えられる(ひずみの中で何度も活動、時間の終わりで数週間過ごす、タイムマシンを2度使用、対抗手段の暴走時に最も近くで直撃を受ける、など)。

ゆえに、そのまま何事も無く生きていてもシフターになったであろうと考えられるので、助けるため彼女のシフター化を多少早めても問題にはならないと思われる。

なお、一度クロノン活性すればジャックのようにタイムシールドで傷を癒せるので、完全にシフター化させなくても生還は可能になるはず。

※タイムシールド内で体力回復ができるのは、シフターが死や傷を無かったことにできるのと同じ理屈だと推測



最後まで不明だった疑問点

最初に発見したとき、ウィルのタイムマシンが故障していた理由は?

「数時間前の時点で、ジャックとウィルが未来に行くため使ったから」という理由では説明がつかない点がある。

  • まず使うたびに故障するようなマシンではないはず。ウィルはラット(マウス?)を使って連続して実験をしていた
  • 実際、ベスが未来に移動したとき故障は発生せず、数分後にはジャックが過去への移動で使った
  • ジャックとウィルが使ったときは製作者たるウィルがセットアップしているので、操作ミス等の可能性も否定される

「市内でいろいろ事故が起きていたので送電線が切れるなどして電力供給が一時的に不安定になった」とかの方が、理屈は通る。



ニックの交通事故はジョイス家両親と関係が?

  • ニックは過去、飲酒運転で交通事故を起こして膝に重症を受けている
  • ジャックの両親は1999年にもらい事故で死亡。相手の車は逃走

わざわざ「ニックは飲酒運転で交通事故を起こしてキャリアを棒に振った」と明言されていて、奇妙な一致にしては(ゲーム的には)できすぎている気がする。しかし憶測の域を出ない。



ポールはベスに時間の終わりで会っていながら、なぜ社員となったベスの裏切りに気づかなかったのか?

これは本当に謎。「ハッチが裏で手を回して気づかないよう妨害していた」ぐらいしか説明が思いつかない。それかポールが無の(ry

  • ポールはベスに時間の終わりで会っている
  • 一瞬の邂逅ではなく、数週間にわたって対立しつつも共闘するという関係だった
  • ポールは「時間の終わりでの記憶は曖昧だ」と言っているが、11年後の変わり果てたベスに会ったときでさえ一発で誰だかわかったし、名前もしっかり覚えていた
  • ベスの持つクロノン・ハーネスがモナークの技術だったことに、ポールは後々で気づいている
  • ベスはモナークの制服を着ていたので、将来のモナーク社員であることも察したはず
  • そこまで気づいておきながら「ベスがモナークに入社し次第見つかるよう網を張ることをしない」のは、ポールの立場を考えると甚だ不自然(見た目は違ったとしても名前が同じなので、チャーリーあたりに検索させれば一瞬でわかる)
  • もし彼女を見つけることができた場合、過去は変えられないので妨害はできないとしても、密かに監視をつけておくことはできたはず
  • 監視があれば、ベスが大学での作戦時にあれだけ好き勝手(味方殺し、単独行動でジャックに接触、単独でジャックを倉庫に移送)できなかった
  • またパーティーの夜、ベスの嘘の報告を信じ見当違いの場所へジャックを探しに行くこともなかったはず


ポールはなぜハッチに疑問を抱かなかったのか?

  • モナーク以前の過去の経歴一切なし
  • キム博士がシフター化したとき研究室にいたのはハッチだけ
  • ハッチの昇進の裏にはいつも血なまぐさい事件がある
  • これらの情報は社員ですらないエイミー・フェラーロでも調べられる程度のもの
  • 「誰か別の人が裏切ったんじゃない?たとえばほら、君の好きなアマラルちゃんとか!」などと囁いてくる
  • ポールは未来のヴィジョンが見える

どう考えても怪しすぎる。こんな人間に何年も疑問を抱かず腹心としての立場を与え信頼し続けるなどどう考えてもおかしい。

しかしポールは「信じられるのはアマラルかハッチかの一方だけ」の状況になって初めて「彼が信頼できないのではないかと思い始めていた」と言っている。やっぱりポールは無の(ry

ポールの頭はまともだったと仮定した場合、ハッチがシフターであることや暗躍していることをポールも知らないと、逆に不自然といえる状況。それでも何かあれば真っ先に裏切りを疑うべき人物であることに変わりはない。



「裏切り者はハッチだ」と看破したルートなのに、ハッチの命令に部下が従っていたのはなぜ?

このルートの場合、ハッチの状況は「全権限は剥奪、全命令は無効、社員の誰とでも話すことも禁ずる。抵抗・逃亡する場合は射殺してもよい」となっている。

しかしモナーク本部のひずみ抵抗無効化といった命令に社員は「部下として・命令なので嫌々ながら」従っており、ここに矛盾が生じている。実際には脅して従わせていたのだろうか。

※社員のメールを見る限り、これらが物語の終盤になってきてから発せられた命令であることはほぼ確実



フィオナ・ミラーの、未来を予測していたっぽい描写はなんだったのか?

  • 開けるまで汁ダラダラだとはわからないはずのバーガーをチャーリーに差し入れに選び、裏切り者探しを地味に妨害
  • パーティーでチャーリー相手に賭けをして勝つ。このとき結果が予めわかっていたかのような変な表情をしていた
  • チャーリーとパーティーを抜けだしたときはリアムの逃走ルートを狙ったかのように向かっていった
  • 研究室に何があるのか知らなかったはずなのに、端末を目の前にすると迷うこと無くキム博士のデータを探して確認
  • ↑この時はライフボートが何なのか、どこにあるのかを探りに来ていたはずだった

偶然や事前調査で片付けられるレベルではあるが、フィオナに「実は未来が予測できるのでは」と思わせる伏線のような描写がいくつかあったのは事実。これらは結局回収されずに終わった感。



なぜチャーリーはベスとフィオナの裏切りを見つけられなかったのか?

チャーリーは社内のメールサーバーも監視しており、リアムが任務にかすかな疑問を抱いている兆候ですら、見逃さずハッチに報告していた。かなり優秀である。

一方フィオナとベスは社内メールで公然と裏切りや潜入の相談をしているので、チャーリーは当然これも嗅ぎつけているはず…… かと思いきや、一切気づいていない。これはどういうことだろう。

偶然見逃したとは考えづらい。というのは、チャーリーが報告したリアムの不審メールはベス宛だったことによる。このような状況では、ベスのメールも注意して見なければ片手落ちになるだろう。



対抗手段が暴走した時、なぜジャックだけが元の時間に戻されたのか?

ここに納得の行く説明が無いので、ご都合主義にも見える

  • 本来の時間軸から外れて存在しているのはその場に居た全員なので、全員2016年に戻されるべき展開だろう
  • クロノン活性を持つ能力者としても、その場にはジャック以外にポールも居たので、ジャックだけが特別というわけではない

可能性としては「実は全員元の時間軸に戻されたのだが、ジャック以外の二人はすぐに手近なタイムマシンを使って2010年に戻り、そこであの状況が発生した(ジャックは先に過去の二人の行動をヴィジョンで見てしまったため行っても無駄だと考え、追いかける行動を取らなかった)」という苦しい説明ができるかもしれない。



なぜモナークはウィルのタイムマシンを見つけ出すことができなかったのか?

ポールは時間の終わりでウィルのタイムマシンを使って1999年に移動してきた。

つまりポールは「時間の終わりにおけるタイムマシンの位置」「1999年におけるタイムマシンの位置」を知っていることになる。にも関わらずウィルのタイムマシンを探し続けておきながら11年間も見つけられなかった。

これはどういうことだろう?

「ポールが知っている2つの位置はどちらもスイミングプールでなかった」と考えるのが自然だが、そうすると「2016年から時間の終わり(2021年)までの間にマシンが移動されるであろうこと」にも気づかなければ不自然であり、ポールが最後まで時間の終わりが複数あることに気づけなかったことと矛盾する。

また、ウィル本人に監視をつけていたのだから1万ドル以上を使ったウィルの引越し先など追跡すればわかったろうし、ベスについても何度か発見できているので、都度尾行すればプールを根城にしていることはすぐわかったはず。

仮にノーヒントだったとしても、モナークの支配力・組織力・PR力(市民にタレコませる)を以って11年間を費やせば、タイムマシンは見つけ出せない方が不自然と感じる。ポールはタイムマシンの実際のサイズを知っているのだから、隠せるぐらいの大きな建物をローラーで虱潰しにすれば確実に発見できる。

ハッチが先に見つけたうえで妨害でもしていない限りは矛盾すると言わざるを得ないだろう。



実写ムービーで停止時間中の描写をどうやって撮影したの?

全編通して一番気になっているのがコレ。

単に時間停止した世界を背景に動くだけなら合成で行けるかもだが、この作品は停止時間中にカメラが動いたり回り込んだりカット切れたりする。バレットタイム撮影の変形なんだろうか。一体どのぐらいの制作費がかかっているのだろう。映像面が本当にすごい。






いろいろ書いたけど楽しいゲームでした。何より映像表現とドラマパートが素晴らしい。間違いなくプレイするべきゲーム(ネタバレ記事最後まで読んでる段階で未プレイの人は残ってないだろうけど)。

ぼくは登場人物でいうとチャーリーがいちばん好きです。あとリアム。行動原理とか感情が人間くさいので共感できる。

ハッチさんも考えと行動が一致していて好き。DLCでハッチ篇出ないかな。

2016-11-03

お空の運動会こと入間航空祭

本日は入間航空祭の日でしたね

公開しそびれた去年の分の写真を、軽く載せてみます。


エンジンカウルがでっぷりしていてかわいいYS-11




編隊離陸、編隊飛行がけっこうすごいT-4




見ていると We've got Blackhalk going down などとつぶやきたくなるUH-60J




災害救助訓練を見せてくれた




輸送ヘリといえばとりあえず思いつくのがCH-47J
空中で真横方向にスライドするような動きをしていた




陸自第1空挺団の降下を見せてくれたC-130




機能美の優雅な曲線形




みんな大好きブルーインパルスT-4




マクロスF劇場版を思い出すバーティカル・キューピッド




とても写真映えのするワイド・トゥ・デルタ・ループ




こんな距離が近くて大丈夫なのかよっていうコーク・スクリュー




開始までの位置取りがすげー難しそうだったスター&クロス




T-4などとは比べものにならんパワーと轟音のF-15J




シャープな形が個人的にものすごく好みなF-2




次はぜひ総火演に行ってみたいです。

2016-10-29

シリカゲルの色のアレ

はいどーも こんにちは シリカゲルです


乾燥させちゃうやつですね。



シリカゲル、色が変わります


手前のやつをレンジに入れて乾かしたのが奥。




奥のやつを火で炙ってカラカラにしたのが手前。



レンチンをコマ撮りしてみた


おもしろいなり。



とくにオチとかはない。