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買ってよかったもの:シャンプーの詰め替えをそのまま吊るして使えるやつ

 詰め替えパックをそのまま吊るせるアタッチメントを買った。安くはないのだが、大変よいものである。「ボトルへの詰め替え作業をしなくてよくなる」 を超えた効能 があり、生活はシンプルになり、いいことづくめ。 買ったもの 詰め替えそのまま MINI 3個組み MS-6W ホワイト (白) という商品を買った。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B7WWH2VH ミニの他にスタンダードというものもあるが、1回で出せる液量が違うだけという理解をしている(スタンダードはポンプ部分だけをネジ式で外せるらしいが、今のところそういう需要は発生していない)。 家にあるパックに適合するのか不安だったのだが、実際に買ってみると取り付けのクリアランスには余裕のある設計で、細かいことは気にしなくて大丈夫そう。 取り付け方は公式サイトにも説明がある。 https://www.sanki-web.net/html/page2.html クリップ部分の固定などもしっかりとしており、使用中に外れたり液漏れしたりということもない。とても安定して使えており素晴らしい。 ちなみに吊るすためのバーが足りなくても大丈夫。ユニットバスの壁には磁石がガッツリくっつくから、山崎実業あたりの風呂用マグネット棚を買えばいくらでも増設できるぞ。 実際に使ってみて、何がうれしかったか ボトルへの詰め替え作業をしなくてよくなって、生活がシンプルになった とにかく楽 詰め替えパックの残量が目に見えてわかるのもよい 詰め替え作業がなくなるだけで消えるストレスがめちゃめちゃ多いことに気づいた 「シャンプーがもう残ってないことに気づいたんだけど、すでに髪を濡らした後だった」「今から詰替えを取りに脱衣場に戻ると床を濡らしちゃう」「後回しにすると、また補充するの忘れそう」 「詰め替えの終わりの方でボトルの外に液が付いてヌルヌルするの嫌」「脱衣場で詰替え作業すると、床を液で汚すリスクがわりとある」「でも風呂の中で詰め替え作業するとそれはそれで面倒が多い」「一緒に入れてる子供が詰め替え作業を邪魔してくる」 「使い終わった詰め替えパック、濡れてるし口の辺りに液がついてるから早く捨てたい」「パックの口部分を切り離した小さなゴミがとても邪魔」「でも濡れた身体でゴミ箱まで持っていくのはだるい」「次の詰め替えを買ってお...
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質問者をヨイショしない「サツバツAI」を作ってみた

AI、使ってますか? 自分は最近はGeminiをメインのお話相手にしているのだが、1つ問うたび「鋭い指摘ですね」などとくだらないおべっかを挟んできて、正直だいぶだるい。 典型的なGeminiの応答はこんな感じ (モデルはGemini 2.5 Flash。以下同じ) 初手でユーザーの主張をとりあえず肯定する 中段から例外的なパターンを補足情報として付け足す 「まとめると」って絶対言う。そして同じ内容を繰り返す だいぶ迎合してくるのでだるい。 そこでサツバツAIのご提案です ユーザーの主張をまず肯定という動きがない 両論併記が基本で、それらの扱いの重さはイーブン 結論段ではユーザーの主張に反するような結びを積極的に選ぶ 両者は言っている内容自体はほぼ同じだが、受ける印象がだいぶ違う。迎合Geminiでは最初にこちらの意思が肯定されてしまうため、中段の補足説明部分があまり頭に入ってこないのだが、サツバツAIではそのようなことがない。 誤った仮説や偏見を元にAIを使うと、知らず知らずにその偏見が強化されてしまいそうだが、サツバツAIであれば比較的フラットな目線で利用できるのだ。 どうやって作るか GeminiにはGemという有料版限定の機能がある。「自分用にカスタマイズしたGeminiを作る」「呼び出す」というものだ。ChatGPTのカスタムGPTsでも同じようなことができる気がする。 さて、サツバツAIとして新規Gemを作成し、以下のように設定する。 今後すべての会話で、私の発言に対する評価はフラットにしてください。意味もなくヨイショするのをやめるように。質問者の問いに迎合するような傾向を排してください。具体的には、『核心を突いています』『鋭い指摘です』といった質問に対する肯定的評価を回答に含めないようにしてください。質問者が間違ったことを言っていないか常に確認し、検知した場合は常にこれを指摘するようにしてください。 さらに入力欄の下の方にある鉛筆アイコンを押すと指示内容がなんかいい感じに↓なってくれた。 役割と目標: * ユーザーの発言を客観的かつ論理的に分析し、評価すること。 * ユーザーの誤った発言や前提を明確に指摘し、訂正すること。 * ユーザーの問いに迎合することなく、公平な視点から回答を提供すること。 行動とルール: 1. ユーザーの発言に対する評価: a) ...

好きなフレーズを集めてみたよ(2025盛夏号)

ふと見かけた、琴線に触れるフレーズたちを集めてみようのシリーズです。 シリーズ記事: 好きなフレーズを集めてみたよ(新春2025バージョン) 好きなフレーズ:「光陰矢の如し」に関するWikipedia論考 分かりやすくするため、脳とコンピューターの間をつなぐ配線は三本しか描かれていない。 説明されんでもわかるわ! 出展:Wikipedia 無人化すべきである 『戦闘妖精雪風』より。この発言に至るまでの過程は長いのだが、要約すると↓ AIと機械が人間を殺してしまう事故が発生した → 人間「コンピューター、今後の事故を防ぐにはどうすべきか」 → AI「無人化すべきである」 ※AIは前々から人間の介入を排除したがっており、この件を利用して無人化を推進しようと画策 AIのマッチポンプみが最高。 夏の朝、石を食ったらますます元気になりました。 たぶん日本史のなんかの語呂合わせ。何の語呂合わせだったのかはもはや記憶にないのだけれど、ナチュラルに狂った感じがして素敵である。 ※元気⇔前田玄以 だったことだけは覚えている 爆発した二号エンジンの残したデータの内容には満足してます 『プラネテス』のウェルナー・ロックスミスさん。彼については語り尽くされている感があるし検索すればいっぱい出てくる。 文化女中器 SF小説『夏への扉』に出てきた「万能メイドロボ」の古い訳。文化包丁とかの文化ですねーこれは。 当時人々に馴染みのない概念をどうにか一語で表してやろう!という気概がイカしてるのと、単純にワードの破壊力という2点でとても好き。 仮に今こんな訳し方したら、ネットで袋叩きに遭うんだろうなー。 ChatGPTは「そういう中学校」と解釈した模様 もっと親の着地見て グリッドマン(ロボアニメ)についてたコメント。 「親の顔より見た着地」「もっと親の着地見て」 親のパースより見た勇者パース という亜種↑ 親のパースってなんだよ(概念) 学生時代に組んでいたバンド名は埼玉圧迫骨折 出展: デイリーポータルZライター wiki センスありすぎか。 このWiki、ほかにも安藤さんのキャリアがしっちゃかめっちゃかだったりと見どころたっぷりです。 「オレはやるぜ オレはやるぜ」 「そうか やるのか」「やるなら やらねば」 ©動物のお医者さん やる気と体力に溢れたちょっとおバカなでかい犬、いいよね……。 人に...

北陸道リニューアル工事キャラクターの子がかわいい

新田葵というキャラらしい。こういう「リアルの仕事着×アニメ調女の子」の組み合わせ、いいよね! リニューアル工事のイメージサイトがあり  https://hokuriku.c-nexco.co.jp/michinosaki/  ショートアニメやらラジオドラマまで作られてる。最近はこういうプロモーションにも予算かけるようになったのねーいいねー。 SAには等身大パネルも置いてあった。なんかの作品舞台になった田舎町によくある光景。 下り線の小矢部川SAだったと思う 事前にはなんも知らずに走ったんだけど、1-2区間ごとに車線規制入るレベルで工事しててすげーってなった(ひとつの規制を走ってる間にも、カーナビが「次の規制は10km先」などと案内してくる感じ)。地図で見ても規制箇所めっちゃ多い。  https://hokuriku.c-nexco.co.jp/hr1-2025/ 工事本体でいうと、この橋梁区間なんかは特に壮観な見栄えでよかった。 旧橋の真上に新橋を作って、旧を上から壊しながら新をジャッキダウンさせていくんだってー( 公式サイト にある 工事手順動画 がわかりやすい)。 ここに限らず 北陸道は地形上の難所が多いので景色がよいぞ 。

コンテッサ・セコンダの分解掃除・座面取り外し方法。脱水工程が鬼門。

続けてコンテッサ・セコンダの分解掃除をやっていく。 前回 は背もたれを取り外して丸洗いしたのであった。 今回は座面を外す。元通り使えるようになるまでトータル3日間くらいかかったので、代替の椅子を見つけておいてからの方がおすすめ。また少しでも乾燥を早めるため天気のよい日に作業開始するのがよい。 作業前の汚れ状況 座面は全体がうっすら黒ずんでいる。あと過去に一度お茶をこぼしたのだが、その染みも残ってしまって取れない。 お茶をこぼした跡( 右端の染み) 座面を取り外す この作業はさして難しくない。 ボルトを回す作業空間を確保するため、まず座面前後位置を調節して前いっぱいまで引き出す。 その状態で椅子を横倒しにする。裏面にボルトが4つ見えるので外す。 六角レンチは大きめのものを用意しないと、うまく回せないかもしれない。 次に座面の前後スライドつまみを左右とも握って、ロック解除状態にする。 そのまま座面をフレームから外す(座面の前側から先に外すようにすると外れやすい)。 座面の裏側についているレールの金具が取れて落ちてくるので気をつける。 ①ボルト2本 ②スライドつまみ1個 反対側にも同じものがある 座面前後スライドつまみ周辺図を以下に示す。 つまみを倒すとギザギザ同士の噛み合わせが解ける。これでレールに沿った前後移動が解禁される仕組み。 今回はあらかじめボルトを外してあるので、つまみロックを解除するだけで、座面がフレームからパコっと外れる。 座面を外した椅子。普段は手が入らないフレーム基部まで露出しておりスーパー水拭きチャンス。 ポリッシュフレームの曇りも、ピカールみたいな研磨剤を使って磨けば復活できそうな気がする。今回は面倒なのでやってない。 取り外した座面をながめる 外した座面はこんなふう。 イエローざぶとん 裏面はこう。ざっくりプラで裏打ちされた硬めのクッションという理解でよさそうだ。 このあと丸洗いするので、細かい部品はで紛失しないよう、先にすべて外しておくのがよい。そのような部品は全部で6つある。 左のつまみ&バネ付いたまま撮っちゃった バネはつまみの裏側に隠れており、つまみが元位置に戻るための反力を発揮している。写真のような感じで輪っか部分を差し込んである。 (座面を横から見た写真) 丸洗いをやっていく 風呂場に持ち込んで、ボディソープやら洗濯洗剤をぶっ...

コンテッサ・セコンダの分解掃除・背もたれ取り外し方法

PC作業用にオカムラのコンテッサという椅子を使っている。初代ではなくセコンダ(2代目)の方。これが近ごろ薄汚れてきた。 あちこちグレーに黒ずん(矛盾)でいる ファブリーズとかアルコール拭きとか試したけどぜんぜん効かない。なので各所取り外して洗剤でじゃばじゃば洗いたいのだが、ここでネックになるのは分解方法である。 結局ネット上には手順が見つからず自力で開拓したので、試行錯誤で得た知見をここにメモしておく。 背もたれ、公式の取り外し方法案内がない 説明書や公式サイトを見た感じ、ユーザーによる取り外しは想定されていなさそうな雰囲気を感じた。何しろ取り外し方法の案内が一切ない。みんな掃除したくなったときどうしているんだろう。 というかんじで、今回も完全自己流で作業していく。 ※Webでは個人による非公式の説明が数件見つかるが、中身はすべて初代での情報だった。調べた限りセコンダの分解方法に関する記載はどこにもなさそうである。 最初にヘッドレストの取り外し エクストラハイバック仕様のため大型ヘッドレスト(枕みたいなやつ)がついている。状況がシンプルになるので最初にこれを外すのがよい。 機構は簡単で、普通のボルト4箇所で固定されているだけ。六角レンチで外れる。 初代コンテッサはインチ規格の工具が必要だったみたいだけど、セコンダはすべて普通のレンチで外せた。いいぞやってけ滅ぼせ帝国単位。 モナカみたいにパカッと2つに割れる構造をしていて、これが普段は椅子フレームのバーを上下から挟み込んでいる。 半分外したところを下から眺めた図 このフレームバーも普段は掃除できない箇所。アルコール拭きなどしておいた。 背もたれ本体の取り外し(上) 背もたれはフレームの4箇所で固定されている。上下2箇所ずつに分けて作業する。 まずはわかりやすい上側から、フレームの左右外側に見えているボルトを六角レンチで外す。 【注意】左右のボルトを抜くとフレームの上バーがいきなり抜けて落下してくる。うっかり体重をかけないこと! さっきのヘッドレストが挟んでいたバーです 背もたれ本体の取り外し(下) 残りの2箇所は、背もたれの下の方にあるプラ棒の中に隠されている。 上写真のように段差からマイナスドライバーを入れて、黒いプラ蓋を外す。すると隠されていた金具が顔をだす。 ホコリがすごい ここの構造だが、金具はネジ式ではなく...