あの水の中に透明トンネルあって中を歩ける、ワクワクするやつ。
屈折の感じとかがかなりそれっぽい |
アクアチューブの内部
チューブの構造をトンネル断面図として書くと以下のようになっている。7x7サイズのトンネルだ。
ガガガガガガガガガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ
氷氷氷氷氷氷氷氷氷
ガは白色の色付きガラス、氷は青氷を表す。そしてチューブの内部には何もない(空気が満たされている)。
この断面を金太郎飴のように正確に維持したまま1000ブロック~の長さで建設し、出来上がったら氷上ボートで好きなだけ観光し楽しむというのが使い方だ。
上からいい感じに陽が差すと綺麗。木漏れ日というか水漏れ日というか。 |
アクアチューブの作り方
目指す長さが長さなので、建造しやすい土地を選り好みするというわけにもいかない。延ばした先の状況を追認して水中でも地中でも溶岩湖でも気にせずひたすら長大チューブを建設する必要がある。
巨大な地下空洞に出くわしたり |
溶岩湖の真下を通したりする |
場所によってはアクアチューブというよりアリの巣観察キットのようになるのだが、これを実現する方法となるとさすがに手作業では無理で、コマンドを使って施工するのがほぼ唯一の手段になる。なお実行環境はBE版1.20.62であった。
- まずワールドを用意する。新規生成しても既存ワールドを利用してもよい。ピースフル、チート有効、座標表示、常に昼間、天候変化なし、演算距離最大(12チャンク)、といった設定を行う。
- ゲームが開始したらY=50付近まで適当に地面を掘ってから、以下のようなコマンド3つを順に実行する。
/fill ~-4 ~ ~ ~+4 ~+7 ~+192 white_stained_glass /fill ~-4 ~-1 ~ ~+4 ~-1 ~+192 blue_ice /fill ~-3 ~ ~-3 ~+3 ~+6 ~+191 air
- これによりZ+方向に192ブロックの長さでトンネルが延伸する。ちなみに演算距離が不足していると世界の範囲外うんぬんのエラーが出るが、これには1回あたりの延伸長を減らして対応してもよい。
/give @s acacia_boat
- 上記でボートを出して192ブロック進み、トンネルの端についたら左右の中央で再び延伸コマンドを実行する。
- あとはこれを繰り返す。実行コマンド履歴は↑キーで呼び出せるので毎回コピペする必要はない。
満足するところまでチューブを延伸したら完成。
いいかんじのリソースパックを入れる
デフォルト設定のMinecraft |
Nvidia HD Fundational RPでレイトレ有効化したもの |
意図したとおりに水族館ぽさを出すためには方眼紙のように見えているガラスの枠が邪魔である。これにはリソースパックを追加で対処する。
今回ベースとして Kelly's RTX を、ガラスの枠消しなどに Prelude Vanilla の「追加パック」を適当に突っ込んでみたのが以下。
これでガラス枠や水面のパターンが消えて水族館になった。
好みでもっと高解像度のテクスチャを採用してもよいと思う。「マイクラ PBR」とかで検索するといろいろ出てくる。これはPhysically Based Renderingの略であるらしい。当然高解像度テクスチャはそれだけVRAMを食うのでパフォーマンスとの相談になる。
完成したら好きなだけ観光する
チューブの内部はどちらを向いても綺麗だし高速で駆け抜けられるのでとてもたのしい。適当にキャプチャした動画⬇は1080pだが、実際は4kで動作しているというのも良いポイントだ。
ボートの最高速度は雑カウントでおおよそ260km/hくらいだったから、だいたい北陸新幹線と同程度ということになる。爽快感で脳がジュワっとする。
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