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高低差70mに名高い土合駅を見てきた

1月に土合駅観光に行った。その写真。





土合駅とは何か。


土合駅・下りホーム


土合駅とは群馬と新潟の県境付近にあるローカル線の駅である。

上りホームと下りホームの高低差が70mある。




「地上とホームが70m」のみならず「上りホームと下りホームが70m」である。初めて聞いたときは意味がわからなかった。

ちなみに深い深いと言われる都営大江戸線六本木駅で地上から40m(ビルにして10階分)だという。


地下待合室がにぎやか
土合駅はヤマノススメの聖地でもある


こうなっている理由は、土木技術の未熟な時代に作った線路は地上に作らざるをえず、そのせいで長い勾配を超えて高い標高に建設する必要があった(地上地形は県境の山々である)。これが上り線。

一方それなりに技術も成熟してきた戦後に入ってからは、わざわざ山の上を登る線路をもう1本作るなどせず、山の中をぶち抜くトンネルを掘って通すことにした。これが下り線。


70mの高低差を登るための500段弱ある階段
照明に沿う苔らしき模様がかっこいい


こうして上下線の線路は大きく離れてしまった。「駅がある場所だけトンネルと地上を近接させましょうね~」みたいなことは不可能なので、駅構内に巨大な高低差がそのまま残ることになった。

大江戸線と違い、ここにはエスカレーターもエレベーターもない。ひたすら10分かけて階段を歩く必要がある。そういう土木名所になっているのだ。


見えづらいが、壁に落書きもある


土合駅階段を登るだけノーカット動画! みたいなやつもYoutube見ればわんさか出てくるんじゃないだろうか。

登りきった階段を上から見るとこんな感じ。




階段の入り口は虚無に口を開くようで畏怖を覚える。関越トンネルの入口に感じるところと同じだ。

山の中に500段の石段ってつまりだいたい神社と同じだし、
きっと畏怖で合ってるでしょう


さらにUnreal Engineのデモみたいな通路が続く。奥に階段が見える。まだ終わりではない。





雪に埋もれた上りホームが見える。

豪雪がすぎてこの日の上越線は計画運休していた。




ようやく到達した地上駅舎の出口。



トンネル内部は1年を通して気温が一定で、階段を登っているとむしろ汗ばむくらいの環境だ。

しかし外に出ると積雪はどう見ても1mを超えている。


電車が止まっているのでバスで戻る必要がある


さっき通ってきたUnreal通路も見える。



なお、上の写真は雪が少なかった時間に撮ったものだ。

バス待ち中などは↓の状態だった。




ボケボケなのには理由があって、寒すぎて手が動かないのでピントが合わせられないのである。
道の脇にはバス停の案内標識があるはずだが、雪に埋まっていて見えない。雪に埋まった待合室には近づくことすらできない。




なんとかバスに乗って(運転手は道路端がどこだかわからんねーって言いながらハンドル回していた。すごい)




上毛高原までたどり着いた。




上毛高原という駅は土合と対称をなすような存在だ。高架線しか存在せず、新幹線しか止まらない。

在来線はそもそも通じていない。




こういう菱形(停車位置目標という)にLEDがついているのを見ると新幹線の駅にきたなあという感じがする。




在来線をまる2日間完全に運休させるような天候でも新幹線は問題なく動いていた。助かる。

これで1駅だけ乗って県境超え。自由席は80%くらいの乗車率。




さて越後湯沢についたのである。

この時点で旅行の主目的(土合駅)は達成済み。あとはボーナスステージなのでなにやってもいい。具体的には適当にダラダラしていた。ぜんぜん具体的じゃない。




駅構内の浜焼きみたいなエリアが最高。ここで食ったイイダコは至高の味がした。

あと写真撮り忘れたが駅ピアノあったので遊んでみた。鍵盤がだいぶ冷たくてすぐやめた。




夜飯は舞茸御膳。米からうまい。




土瓶蒸しがめちゃくちゃよかった。




それにひれ酒。骨酒よりも好み。




店内は半分以上が外国人それも団体ですげえなって感じがした。

宿まではぽやぽや歩いて戻るも、融雪装置の水たまりで靴がぐちょぐちょになった。大浴場2回目。


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起きると窓の外がこう。


積まれっぷりよ


大浴場3回目。


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利き酒ゾーン。これがうまかった。どんなふうにうまかったかは覚えてない。




適当に本読みながらダラダラしていた。






最後に浜焼きでもう1回赤貝とかつぶ貝を食って




新幹線で一気に豪雪地帯を抜けた。


山を1つ挟むだけでこの天候の違いである


雑に電車乗るだけ旅行、なかなかよかったのでそのうちまたやる。

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