ふだんの作業デスクは天板がプリント合板なので、細かい凸凹を吸収するためにデスクマットを敷いている。これが経年で波打ってしまったのでアイロンで元通りまっすぐにした。
デスクマット波打ち修正には時間がかかるものらしい
「デスクマット 波打つ」で検索すると同様の事例はたくさんあるようだ。
大きく、手前側のフチが大きくたわむパターンと、中央部分がボコボコするパターンが見られる。私の場合は後者だった。
パターン1
- 重しを乗せて修正する
- 熱をかけながら修正する(ドライヤーを当てる)
- フチのたわみを切って除去する
が挙げられている。注意点として、瞬時に完了するものではなく、繰り返し何日も実施することで徐々に修正されるとしている。
パターン2
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1219923667
一つは、重しになるものを仕事終わりにマットの上に置いて帰ったり、ひどい場合はマットを丸めておいたりして、徐々に反り具合を修正しました。
ただ、瞬間的に反り具合を修正出来る方法はないです。
自分はこの方法で約一週間程試みまして、マットの反りを修正しました。
やはり1週間かかると言っている。
またこの方法では、修正が進むに従って重しの効果が減少する(波打ちが小さいほうが重しに押される力が弱まるので)ため、完璧な真っ直ぐ化というのは難しいだろう。直ったと思ってもまた波打ちが復活するリスクは高そうだ。
アイロン方式という可能性
熱+重しでシワを伸ばすといえばアイロンなので、ダメ元でやってみることにした。アイロンならば先述の方法よりも即効性が期待できるのではと考えたためだ。
デスクマットの修正に1週間かけるのはだるいので新品に買い替える前提で、「どうせ買い替えるなら最後にアイロンを試してみるかー」くらいのモチベーションだ。
実験台にしたデスクマットはこのプラスのやつ。塩ビ製。厚さはわりと薄い方で、実測で1.20mmだった。
手順:
- 壊れても気にならない安いアイロンを使う
- モードをドライ中温にセット
- 最初低温で試したところ波打ちが復活したので、中温にした
- 温度が安定したら波打った箇所をアイロンで軽く撫でる
- 一箇所にアイロンを当て続けることはしない。熱がかかりすぎないように短時間だけ当てるようにする。
- 熱がかかりすぎるとドロドロになったり陥没したりしそうなので
これでやってみたところ、瞬時に修正が終わってしまった。
スッと真っ直ぐなデスクマットが復活。
しかも、翌日以降も安定して真っ直ぐ状態が維持されている。重しは使っていない。
※追記:加熱箇所が冷える間、平らな何かを重しにしてやるとより真っ直ぐになりやすそうだった
まとめ
アイロン方式で修正を試してみたが、たいへん早くて手軽で効果も高かったのでおすすめしていきたい。トータルでかかった時間は5分ぐらいだと思う。修正に1週間費やさずに済んだし買い替え予定は延期にした。
この方法で何より素晴らしいのは「デスクマットを机から外さずに処理できる点」である。
マットの取り外しには机上の物品を大移動させる必要があるのだが、これをやらずに済んだのでとても得した気分だ。
ただし材質によっては予期せぬ効果が出そうなど、試す場合は自己責任となる。
たとえばPUレザー製とかにはアイロンは確実にNGだろう。オレフィン系樹脂は行ける気がするが、試験はしていない。各人でベストなアイロン温度を見つけてほしい。
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